表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
193/538

第194話 またまた天界へ

さて、大変な事態になりました。


太郎「はぁ、はぁ、せ、先生。ちょっとお願いがあるんだけど、いいかな?」


先生「お願い?」


太郎「うん、先生じゃなきゃダメなんだ。」


先生「わ、わたしゅにしゅか?」


先生なんで、かんでるのですか?


太郎「じゃあ、ちょっとあっちに行こうか。」


先生「た、たろうしゃま。一体ど、どんな、あっ!」


太郎様はめんどくさいと、無理やり先生の腕を引っ張り、そのまま抱き上げ、お姫様ダッコの状態で、太郎様がまた瞬動を使い、みんながいた場所から、風の様に消えていった。


途中で、先生が色々喚いていたが、かまわずにそのまま馬車に向かった。


その場にいたみんなは呆然として眺めていた。



太郎「ユーナ、連れてきたぞ。」


ユーナ「速っ!っか太郎、先生が気絶しておるではないか!」


先生は、太郎様の腕の中でぐったりしていた。しかも、


太郎「あれ?ーーー本当だ。」


ユーナ「お主、先生を抱えていきなり瞬動を使ったのか?」


太郎「うん。だって先生が色々とうるさかったし面倒だから、瞬動で連れてきた。」


ユーナ「はぁーーーー!お主、身体強化もしてない生身の人間に、その速度は耐えられるとおもっていたのか!」


太郎「え?耐えられないの?なんで?」


ユーナ「お主はバカか!瞬動。人のレベルによるが、早い奴じゃと、地球の速度で言うとマッハの世界じゃ。」


しかも、


太郎「マジで?知らなかった。うん?なんか焦げ臭いな?」


ユーナ「お主のせいで、先生の服が焼けてボロボロじゃな。」


太郎「うん?おわっ、うわわわわわっ!ゆ、ユーナ、何とかしてくれ。」


太郎様が慌てるのも無理はありません。

先生の服が焼けてボロボロになり、胸とか見ちゃいけない所まで太郎様はまた見てしまったのでした。

太郎様は慌てて、馬車の中にいるユーナに先生を預けた。


ユーナ「ったく、うちの旦那はなんでこうまでラッキーなヤツなんだろうかのう!」


太郎「だれが旦那だ!それより早く頼むよ。」


ユーナ「はぁーーーー。しかし、よく死ななかったのじゃ。あっ、やっぱり眷属のおかげかのう。」


太郎「その眷属って話がまだ途中だよな?」


ユーナ「それは、天界から帰ってきてから、話すのじゃ。」


太郎「そうか、わかったよ。ところで先生は大丈夫そう?」


ユーナ「うむ、大丈夫じゃ。ただビックリして気を失っているだけじゃ。天界に着く頃には起きるだろう。」


太郎「ユーナ悪い、俺先生を連れてきただけで、内容は知らないから、ユーナから説明してくれないか?」


ユーナ「うむ、わかったのじゃ。これでよし。」


ユーナは着替えさせた先生を太郎様に見せつけたが、


太郎「そ、それはさすがに不味いだろう?」


ユーナが自慢気に、先生に着せた際どい下着姿を見せたのだ。


太郎様、目のやり場にこまってます。しかし、手で顔を覆いながらも、指の隙間からしっかりと見ています。

そこで、ある事を思い出す。


(し、しまった。天界やユーナ達は裸族だった。)


ユーナ「それじゃ、いってくるのじゃ。結界はそのままなにしておるので、安心じゃな。それじゃな、太郎。ほいっ!」


一瞬で馬車の上にいた3人が消えた。


太郎「こんな事を見せられると、ユーナってやっぱり女神なんだなあ~って思うよ。」


そう言いながら、みんなのいる場所に戻っていく。


太郎「あっ、そうだ。みんなにも話をしなくちゃ。しかし、さっきの先生は…………ぐふっ。」


がんばれ!スケベ太郎様!(小声で)

いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。


今、1話から書き直しをしています。

10話まで終わりました。

だいぶわかりやすく、読みやすくなりました。

興味のある方は是非!


それから、皆様からの感想やご意見などもお待ちしています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
https://yomou.syosetu.com/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ