第187話 約束と相談
あれから何時間たったのだろう?
太郎様は土下座のまま、みんなから無茶苦茶な要求をされ続けた。
先生「椿君。分かりましたね?」
太郎「ほい、分かりました。」
先生「では、みんなの意見が一致して、それを椿君が了承しました。みなさん、宜しいですね?」
「「「「「「「はいっ!」」」」」」」
あ~あ、どうしよう?こんな無茶苦茶な条件は。
太郎様は必死に考えていますが、7人からの裸を見られたから嫁にするとか、まさしくハーレムです。
太郎様、良かったですね?
うるせぇ~ナレーターは黙れ!
こっちは真剣に困っているんだ
。あ~っ香織になんて説明すればいい事やら。
はい、太郎様の人生はここで詰みでした。さすがリアルハーレム王!
いちいち、うるせぇぞ!あ~香りにもし会ったらなんて説明しよう?
先生「では、第一婦人から第8婦人まできめますか?それともみんな平等にしますか?」
えー?先生、ちょっと待って?
ヒトミ「ややこしくなるから、平等でいいんじゃないですか?」
マリー「でも、太郎様には昔からの婚約者がいますから、その方に意見を聞いてからの方がいいと思います。」
先生「そうですね。三ヵ日さん…………いえこれからは香織様さんといいましょう。彼女と一緒に決めた方がいいですね。」
よくないっす。勘弁して下さい。香織に殺されます。
先生「椿君……これからは、みんなと一緒に太郎様とよびましょうら。」
先生止めてください。
シーバ「じゃあ、早くご飯にしませんか?」
リーン「うん。賛成!」
ニーナ「私もお腹すきました。早く食べよう!」
ヒトミ「本当に早く支度しませんか?」
先生「太郎様、もういいですよ。早く一緒にご飯にしましょう。あとノアさんも一緒にどうですか?」
ノア「ありがとうございます。実は私も昨日からなんにも食べていないなで、助かります。」
マリー「じゃあ、行きましょう。」
ユーナ「今日のご飯は何にするのじゃ?」
みんワイワイ、ガヤガヤと焚き火がある方に行ってしまった。
はあーーーーーーっ。
大きくため息をついた太郎様は、地面に鬱憤していた。
これ、どうすればいいかな?参った。
太郎様はゆっくりと立ち上がり、みんなのいる所に何回もため息をつきながら、とぼとぼ歩いていった。
太郎様、頑張れ!
ナレーター、黙れ!
はい、スミマセンです。太郎様。
いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
やっと話が進みそうです。次回はおそらくクラスメイトも出てくると思います。




