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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
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第183話 リーンの能力?



マリーの膝の上で気絶している太郎様。


先生「椿君!」


リーン「太郎様?」

ニーナ「あれ?」


ヒトミ「マリー様、なんで裸なんですか?」


マリー「え?」


先生「と、とりあえず、シーバ様もマリー様も服を着て下さい。椿君が目を覚ましたら……」


マリー「あのぅ、じゃあ太郎様をお願いします。」


先生がマリーと代わろうとした瞬間。


リーン「早い者勝ち。」


なんとリーンが神速の如く、マリーと先生の間に入り込み、太郎様を優しく抱き締めていた。


先生「り、リーン様!」


遅れて、


ニーナ「あ~っ!リーン様ズル


先生「ちょ、ちょっと待ちなさい。そんなに揺らしたら、椿君が!」

ヒトミ「私はどうしましょうか?」


太郎様の寝ている上で3人がギャーギャー騒いでいる為に意識を取り戻してきた。


「はぁ~、なんか頭に柔らかい物が。あっ、やっぱり柔らかい。」


リーン「あ、あん。た、太郎様。だ、ダメ。」


太郎様、微睡みの中リーンの胸に両手を伸ばして、モミモミしていた。それを見た先生とニーナは。


「「だめーーーーーっ!」」


すかさず、両手をリーンの胸から引き剥がす。しかし、先生が右手を、ニーナが左手をそれぞれ反対側に強く引っ張った!


激痛が走る!さっきまでの幸せはドコ?とばかりに


太郎「いてぇーーーーっ!」


ゴキリっ!


ヒトミ「うわっ!今嫌な音がした。」


太郎様、ヒィヒィ言いながら転げ回る。しかし、それは悪手だった。


先生とニーナがしたことは、太郎様の両肩の関節を外していたからだ。


転がる度に痛みが増す。


太郎「うぉぉぉぉぉぉっ!」


先生「椿君!」


ニーナ「太郎様、落ち着いて!」


リーン「それっ!」


はっ?


リーンがまた神速の如く、太郎様を捕まえ、押さえ込んだ。


「「「リーン様、誰様?」」」


リーンの今までに無い行動、と言うか運動能力に唖然としていた。


リーン「今のうちにユーナ様を」


ヒトミ「待ってて下さい。」


ヒトミはダッシュでユーナを呼びに?お越しに走った。


太郎「リーン、背中に乗らないでぐれ。いだい。」


涙目の太郎様。


リーン「ちょっとの我慢。」


冷静に答えるリーンでした。








いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。


ギリギリに間に合いました。

GW中は厳しいですね。

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https://yomou.syosetu.com/
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