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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
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第181話 真実

さて、その頃の太郎様は?


「くぃ~、なんでこうなった?」


今だに走り続けていた。しかし、


ガンっ!と凄い音がして、太郎様はそのまま倒れてさしまった。



「いってぇ~。なんだ?」


太郎様は周りをグルグル見渡すが、何も見当たらない。


「あっ。」


何かに気がついたように、両手を辺りにかざしてみる。すると。


「そうか、やっぱり。」


太郎様は気がついたように納得していた。

ユーナが張った結界がまだそのままだったのだ。


「あ~、いてぇ~。これもういらないだろう?」


ブツブツと一人言を言う太郎様。


「しかし、咄嗟に逃げちゃったけどどうしよう?」


多分戻っても大丈夫です。先生以外は。


「はぁーー。帰って素直にあやまるか。男らしくないしな。」


太郎様は振り向いて、みんなの場所までトボトボと歩き始めた。



☆☆☆☆☆☆


先生「それで、ユーナ様はまだ起きませんか?」


マリー「はい、まだ熟睡しています。」


ヒトミ「いつ戻ってきたんでしょうね?」


「「「「「さぁ~?」」」」」


先生「それより、朝食にしましょう。」


リーン「うん。」


ニーナ「はーい。手伝います。」


マリー「では、私は水浴びにでも……」


シーバ「あ、私も。」


ヒトミ「あのぅ、もし太郎様に水浴びをしている所を見られても、大袈裟にしない方が。」


リーン「うん。」


ニーナ「なんで?」


先生「そ、それより早く水浴びをしてきて下さい。」


「「ーーー?はい?」」


マリーとシーバは川に洗濯……水浴びにいきました。


先生「それで、えーと、ノア様ですね。体調はどうですか?」


ノア「あ、はい。大丈夫です。足も元通りになってますし。」


ヒトミ「そもそも、なんで足をケガして倒れていたのですか?」


ノア「あ~私にもよくわからないのですが、空を飛んでいる時に突然足に痛みがあって、見たら凄い事になってまして。」


先生「確かに酷い状態でしたね。」


ノア「それで、下から魔物か何かに襲われたとおもったのです。」


ニーナ「えー、魔物がいるの?」


リーン「大丈夫。太郎様がいるから。」


ヒトミ「リーン様~、今太郎様はいませんよ?」


リーン「ハッ!」


先生「大丈夫ですよ。ユーナ様がいますから。」


ヒトミ「先生、ユーナ様は爆睡中ですよ?」


ニーナ「えっ?」


先生「それで、ノア様はそれからどうされたんですか?」


ノア「はい、地上からの攻撃だと思い、更に空高く飛ぼうとしたら、変な結果に阻まれて、森に落ちてしまいました。」


「「「「ん?」」」」


ノア「そのあとは、持っていた痛み止めのクスリを飲みながら、森の中を飛んでいたのですが、酷い痛みと、魔力切れで何も出来ない所でみなさんと出会いました。」


先生「ノア様、ちょっとだけ待っててもらえますか?」


ノア「はい。」


先生はみんなに小声で話をした。


先生「これはユーナ様の結果を張った時に追ったケガじゃないかしら?」


ヒトミ「あ~、やっぱり先生もそう思いましたか。」


リーン「うん。多分間違いない。」


ニーナ「ユーナ様のせい?」


先生「この話は秘密にしましょう。」


「「「はい。」」」


先生「じゃあ、ノア様はこのあとお国にもどられるのでしょうか?」


ノア「いや、それは多分無理だとおもいます。」


ヒトミ「どうしたんですか?」


ニーナ「まさか、私達みたいに謎の軍隊に襲われたとか?」


リーン「そんな偶然はない。」


先生「そうですね。エルフは魔法に特化した種族ですから。それに、妖精国は結果で守られていて、見つけるのも入るのも大変なはずです。」


ノア「………その、まさかです。」


「「「えーーーーっ?」」」


これはかなりの問題です。



いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。


この世界の国々はどうなっているねか?


しかも、今だにクラスメイトは、そのまま。(笑)


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