第168話 みんなの気持ち。
いつも優しく見逃してくれてありがとうございます。
今回も誤字脱字などがありましたら、いつものようにスルーしてお読み下さい。
それから今回は少し短いです。
マリー「シーバ様、ひどいですわ。」
シーバ「だって本当の事だし、マリー様はその気でしたよね?」
ヒトミ「マリー様こそ酷いですよ。太郎様を1人いじめするなんて。」
マリー「ヒトミさんまで。私お花摘みにちょっと行ってきます。」
シーバ「あっははは。マリー様が逃げました。」
ヒトミ「まぁ、実際最近のマリー様は、太郎様大好き過ぎで少しでも隙があれば狙ってますからね。」
シーバ「マリー様のあの雰囲気と喋り方からは絶対に想像ができないからね。見た目そのままお姫様だから。」
ヒトミ「あ~、そうですね。みんなの中では一番お姫様かも。」
シーバ「かもじゃなくて元お姫様だね。こんな私もだけど。」
「よく考えたら、みなさんどこかの王女でしたね。そう言えば、変身の魔法を外した先生は、マリーより上かも。」
シーバ「先生かぁ~。確かにマリー様は少しずつ負けるかも。あのオーラは凄い!」
ヒトミ「マリー様は雰囲気が良くて、先生は美人な上になぜかオーラが凄いですよね?そう考えると太郎様って凄いですね。」
シーバ「太郎様は顔とかスタイルとかお金持ちとか権力があるとかじゃないのに、なぜか引き付けらるよね。」
ヒトミ「私も最初はそんなに好きでもなかったのに、いつの間にか太郎様命!みたいになってたなぁ~。」
シーバ「太郎様の魅力って正直何だろう?やっぱり強いから?でもそれならユーナ様も強いし、勇者や英雄だっているし。しかも私は太郎様と出会う前は、いかにお金持ちか、いかに権力を持っているか、いかにカッコいい男かが基準だったかは。はぁ~。懐かしいな。」
ヒトミ「あっ、私もそうですよ!いかにカッコいい男か、いかにお金持ちか。まったく好みが変わっている。」
そんな話をしている時、お花摘みに(トイレに行く時の隠語です。)でかけたマリーは森の中に入ると突然。
がざかさ。と草むらから音がして、マリーはビックと反射的に護身術の構えをする。
すると、草むらから意外な人物が顔を出した。
「すみません。なぜかこの辺りから出ることが出来ないのですが、理由を知っている方はいらっしゃいますか?」
マリーは驚いた。初めて見る人種。エルフだった。
やっとファンタジーぽくなりました。
いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
みなさん、太郎童貞です。
あとユーナや先生を含めて、太郎と一緒にいる女の人はみな処女です。




