第165話 ナレーター
本当にごめんなさい。
やはり、誤字脱字があると読みにくいですね。
スルーしてなんてお願いをスルーしてました。
読みにくいのは醜いので(ぎゃぐではありません。)、何度もチェックしました。それでもあっ場合は知らんぷりして下さい。
よろしくお願いいたします。
夕暮れの中、村人達が畑仕事を終えて家に帰る様を空から見ている太郎はため息をついていたら。
「はぁ~。おいっ!村人じぁねぇだろう!盗賊達だよ!しかも畑仕事ってなんだよ!アイツらは盗賊しにきて、失敗したから家に帰るんだからな!思いっきり間違えるな!」
そんな盗賊達は力なく、トボトボと家路に着いていた。
「おいっ!ナレーター!無視するんじぇぞ。それにトボトボってなんだよ?子供かよ!」
えー、タロット様が何かおしゃっていますが話を続けましょう。
「こらーーーーっ!タロット様ってだれだよ。」
大変失礼しました。太郎様は空を歩いていた。
「やっと話が進む。しかし、いつからナレーターなんていた?」
前からいました。
「まぁ、いいか。しかし奴等は何処まで歩いて行くつもりだ?」
太郎様は段々イライラしだし、盗賊達が目指す方向に探しに走り出した。
「待ってられない。夜になっちゃうよ。」
太郎様は暫く空を翔ていた。すると、木々が多い茂る森があった。
「ここか。」
太郎様は少し高度を下げた。木の高さまで降りていき、回りの様子を伺った。
「うーん、それらしい所が無いなぁ~。」
太郎様は注意深く回りを見渡す。すると。
「あれ、そうかな。」
太郎様は少しだこ森が開けた場所を見つけた。
「ってか、アイツらあんな速度であそこまで帰るつもりか?それ、絶対にムリだろ。まぁ、盗賊達がどうなってもかまわないが、もしあそこに罪の無い人がいたら。」
太郎様は考えた。考えに考えた。実は考えた振りをしただけ?結局太郎様は盗賊達の村?らしき場所に向かった。
「いや、一応考えた。いななり登場して反撃する奴等は敵。話に応じた人には話し合いと。」
はい、何も考えていない脳筋な太郎様でした。
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マリー「太郎様が来てくださって本当に良かった。」
シーバ「そうだね。例え結界が大丈夫だったとしても安心感が全然違うからね。」
マリー「そうですね。ニーナ様とリーン様は安心してすぐに寝てしまわれましたから。」
ヒトミ「本当だね。私も太郎様が来てから安心してるから、今むちゃくちゃ眠いかも?」
マリー「太郎様は、今頃何をしているのかしら?」
シーバ「あの破裂弾が爆発した場所には行きたくないよね。」
ヒトミ「私も絶対に嫌だな。多分沢山死体の山があるんだよね?」
マリー「私もムリですわ。」
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「いや、何でさっきから死体の山を見なくちゃいけないんだよ。」
太郎様は盗賊達の村の上空まで来ていた。
そこには、盗賊達と奴隷らしき人物やどこかで拐ってきたとおぼしき若い女の子達が何者かに殺されていた。
「よくわからないけど、盗賊達が一斉に出掛けたのを狙っったんだろうなぁ。しかし酷いな。今日の晩飯食べられるかな?」
太郎様は、上空から下を見ながら村で行われた残虐行為を見て思った。
「やっかい事がふえるかな?」
太郎様は下の村に降り立った。周りを見ながら生存者がいないか探していた。
「やっぱりいないか?
ガタッ。
「ん?」
太郎様は音のする方に目をやる。
「なんであんな所に。」
若い女の子が、樽の中に入っていた。さっきの音は樽の蓋を開けた音だった。太郎様はすぐに樽に入っている女の子を助けにいった。
「大丈夫か!」
樽の中の女の子は樽から上半身を外に出してグッタリしていた。
太郎様はその女の子の上半身を見て立ち止まってしまった。
「なんだあれは?」
太郎様、何をガン見しているのですか?
「う。うるさい!と、とにかく助けないと。」
太郎様の顔がなぜかニヤけていた。
いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
遠慮はいりません。ドンドン感想やごなどお待ちしています。
1日、本当に1割にしています。(←しつこい)




