第156話 バカな盗賊達
読みにくいと思います。
何回見直しても、誤字脱字があるので。
もし見つけましたら、そのままスルーしてお読み下さい。
よろしくお願いいたします。
リーダー「まだ、みつからねぇーのかっ!」
「はい、すいやせん。」
リーダー「てめぇの言い訳は聞きあきた!何とかしろっ!」
「すいやせん。本当にすいやせん。」
下ッパは泣きながら謝っていた。下手をすれば、リーダーに殺されるかもしれないからだ。
リーダー「ちっくしょうーっ!」
リーダーは、自分の?ミスリルの剣で障壁をガンガン叩く!
さすがにミスリルの剣は丈夫だが、周りの下ッパ達のお粗末な剣やオノや槍などは、次々に障壁によって折れたり、曲がったりととにかく使い物にならなくなっていった。
要は、この盗賊達は己の欲望の為に大事な武器を持っていない事になる。
それでも、折れた剣や槍などで欲望丸出しの顔で、障壁を叩いていた。
リーダー「おいっ!いい加減にしろっ!どうなっているんだ!」
「リーダー、すいやせん。魔力持ちが二人しか見つかりませんでした。」
リーダー「なら、さっさとそいつらに魔力を込めさせろ。」
「は、ない。お前ら早くこの大砲に魔力を込めろ!」
「「わかりやした。」」
二人の魔力持ちが大きな大砲に魔力を込め始めた。
リーダー「お前らっ!わかってるんだろうな?俺が一番だからな。俺より先に手を出した奴は殺すからな!」
このリーダーは、こんな大人数の盗賊のリーダーになれたものだ。
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リーン「二人が大砲に魔力を込め始めたみたい。」
マリー「大丈夫かしら。」
シーバ「でも、あんな大きな大砲の必要な魔力量ってどれぐらいだろう?」
ヒトミ「リーン様はその辺りは詳しいのでは?」
マリー「リーン様、どうかしら?」
リーン「もしあの魔力砲をちゃんと打つなら、ユーナ様か太郎様がいないとムリだと思う。」
「「「「えっ?」」」」
リーン「今、あそこにいる二人だと、1ヶ月くらいかかると思います。それに、ちゃんと魔力を込めないと大砲としては役にたたないかと。」
マリー「じゃあ、あの大砲の事は心配しなくても大丈夫なのかしら?」
シーバ「リーン様、さすがです。」
ニーナ「早く、太郎様に会いたいよ~!」
ニーナは泣き出してしまった。
あんな小汚ない、欲望丸出しの顔をしたやつらが、怖くて耐えきれなくなったのだ。
ただ、見た目二十歳の十三才なので、なんとも言えないのだが。そこにヒトミが
ヒトミ「ニーナ様、大丈夫ですよ。ユーナ様が張ってくれた結界は破る事は出来ませんから。それに、もうすぐユーナ様も太郎様も帰ってきますから。」
ヒトミはニーナに優しく話をする。
マリー「あとは、結界が持ってくれれば。」
リーン「結界は今のままなら大丈夫だけど、何か他の手を打たれたら…………。」
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リーダー「そろそろ魔力は溜まったか?」
「はい、あ、いえまだです。」
リーダー「はぁ~?まだだと?」
「あ、その、この二人の魔力が弱くてまだ時間がかかりそうです。」
下ッパは、ビクビクしながら答えた。
リーダー「てめぇ~いい加減にしろよな。死にてえのか?」
「いえ、そう言う訳ではなく、まだ少し時間が必要なんです。」
リーダー「それはさっき聞いた。他に方法はないのか?」
「あ、あのそれでしたらちょっと……いえ、かなり危険ですが1つだけ方法があります。」
リーダー「ならそれを先に言え!」
リーダーは剣をブンッと振ると、その下ッパの首がボトリと落ちた。
イラつきが最高潮に達していたリーダーの八つ当たりだ。
リーダー「あ、もう1つの方法を聞くの忘れてたわ!」
リーダーはバカだった!
☆☆☆☆☆☆☆☆
シーバ「ヒトミさん、ニーナ様を!」
マリー「何て酷いことを。」
リーン「ニーナ様大丈夫ですか?」
ニーナ「太郎様~、早くお願いだから、ニーナ達を助けて。うわっー!」
ヒトミ「ニーナ様、大丈夫です。もうすぐ太郎様は帰ってきますから。」
この先どうなるのか?
太郎は間に合うのか?
あっ、これは予告みたいだから止めないと。
いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。
予告は止めました。面白いとおもうけど、小説だとやっぱり変ですよね。




