第150話 じゃんけん
ようやく太郎は起き上がる事が出来るよいになり、馬車の外で食事をしていた。
太郎「ったく、お前らはどうして裸で寝るんだよ。おかけで色々大変だったぞ。」
ユーナ「まぁ、いい思いしたんじゃからぐちぐち言うな。」
太郎「どこがいい思いだ!ふざけなんな!」
先生「でも、ああでもしないと椿君の体は治らないから。」
ユーナ「ほっとくと、普通に全治1ヶ月ぐらいだったからのぅ。」
太郎は「そんなに酷かったのか?」
ユーナ「そうじゃ。」
結局あれから、マリーやシーバ、ヒトミやニーナまで俺の隣で裸でくっついて寝ていた。お陰で、みんなの裸や大事な所まで見てしまう事に。
太郎「それなら、いっそう襲ってくれた方がよかったよ。」
先生「そ、そんな事は出来ません。」
いやいや、先生?あなた私の太郎君を手でかなりいじり倒していましたが?
マリー「でも、太郎様が元気になって良かったです。」
マリーさん、太郎君は元気過ぎて大変でしたよ。
ニーナ「太郎様に全部見られたから、もう太郎様にお嫁にもらってもらうしかないよ!」
ぐっ、ニーナめ。それは俺のせいじゃないだろう?
ヒトミ「私は太郎様ならいつでもオッケーだけど?」
ヒトミ、なんて話を…………そ、そうなんだ。いつでも?
シーバ「私は今すぐでも大丈夫です。」
い、今すぐ?マジか!
マリー「あーーーーっ!ズル!太郎様、今すぐに私を自由にしてください。」
じ、自由に?
ユーナ「みんな、それはダメじゃろう。」
ゆ、ユーナ?こんな時に普通になりやがって!
ユーナ「私が、一番んじゃ。太郎の童貞は私が頂く!」
キャーーーッ!
太郎「ちょ、ちょっと待てユーナ!俺は童貞なんかじゃないぞ!」
ユーナ「私を誰だと思っているのじゃ!それぐらいはすぐにわかるのじゃ。ちなみに先生は処女じゃぞ。他のみんなも処女じゃ。」
先生「うわわわっ!ユーナ様、何を言ってるのですか?」
あ~、先生って処女だったんだ。しかし、あのテクニックは処女の物とは思えない。
先生「そこの童貞椿君。今失礼な事を考えていたでしょう?」
太郎「い、いえ、何も考えてはいません。」
先生「そう」
先生っ!最近異常に勘がするどくなっていますね。
なぜか、ユーナ以外がじゃんけんをしだした。
何の為のじゃんけんかは聞かない事にした。
そして、クラスメイトは今だに、時間が止まったままだ。
いつも読んで、本当にありがとうございます。
今回も誤字脱字があるかと思います。その時はスルーしてお読み下さい。
それから、皆様からの感想やご意見などもお待ちしています。




