表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
143/538

第142話 ヒトミの気持ち

さてと、この状況をどう整理するか。


太郎「ユーナ、さっきから言ってるが、なんでお前だけが怒っているのか意味がわからないぞ。ユーナが怒りまくっているから、みんなが告白タイムに突入しちゃったさしぞ。この状態をどうするんだ?」

でも、まだ告白タイムは終わってはいなかった。


先生「椿君、ごめんなさい。私は今すごくうれしいの。」

えっ?ちょっ、先生?

先生に優しくキスをされた?

う、先生のキスってすごく上手だ。やっぱり経験豊富な人は違う。

太郎は、先生に突然キスをされたが、あまりの気持ち良さに体中の力が抜けていった。

先生のキスは大人のキスだった。


ユーナ「な、な、なにを婚約者の前でしておるのじゃーーー!」

二人はユーナに無理矢理離された。

ユーナ「うがっーーーーーー!」

ユーナが叫びながら先生とのキスを邪魔した。

ユーナ「先生、生徒に手を出したらダメじゃろう!」

太郎「………先生のキスは大人って感じですね。」

先生「どういう意味かわからないけど、私の最初の相手は椿君だからね。こんな嬉しい事は無いの。三ヶ日さんならわかってくれるわよね。私には帰れる場所が出来たのだから。」

ん?何そのセリフ?


太郎「………………先生を1人になんか絶対にしません。」



マリー「太郎様、私も。」

マリーにもいきなりキスをされた。

太郎(なんだこの幸福感。)


ユーナ「ぎゃーーーーー!」

またユーナによって、二人は引き離された。

太郎「マリー。大丈夫、俺が絶対に守るから。」

マリー「太郎様~。」

ユーナ「マリー、お主は………」


シーバ「太郎様っ!」

シーバにもいきなりキスをされた。なんか覚悟を決めたようなキスだ。


ユーナ「うぎゃーーーーー!」

またしても、ユーナによって二人は引き離された。

ユーナ「シーバ、私が言ってるそばから何をするのじゃ。」

そして、


リーン「太郎様、私はもう命の恩人ね太郎様がいるからとかではなく、太郎様個人が好き。誰よりも好きなんです。」

そう言ったあとにリーンはキスをしてきた。

太郎(あ~っ、リーンの長文だ。かわいい声をしているから、もっと聞きたい。)


ユーナ「ダッーーーーー!」

ユーナがまた二人を引き離さす。

ユーナ「リーンなぜ私の前でそんな事をするのじゃーーー!」

太郎(ユーナの奴、猪木さんかっ!)


ニーナ「太郎様ー!私も!」

ニーナは首に抱きつきやはりキスをしてきた。見た目は大人でも、相手はかなりの年下。しかし、ニーナのキスはかわいい。唇を合わせるだけの何とも言えない初々しさがある。

ユーナ「どっりゃーーーー!」

これでもか!とまた二人を引き離さす。

ユーナ「ニーナ!お主はわかってやってるのか?」

ニーナ「ユーナ様、ごめんなさい。私、太郎様が大好きなんです!気持ちを偽りたくありません。」


太郎(ズキューーーーン!あっ、やばい。ニーナが可愛くてたまらない。)


ヒトミ「私もやった方がいいかな?」


ユーナ「ヒトミはちょっと待てっ!」

太郎「ブレない奴だ。」


先生「ヒトミさん。あなたは、いつまで自分の心に嘘をつくのですか?」

シーバ「ヒトミ、どこか私達に遠慮しているんでしょう、隠してもしょうがないのに。?なぜなの?。」

ニーナ「自分の心に嘘をつくのは、後で絶対に後悔するよ。」

リーン「ヒトミ、私達に遠慮はいらない。」

マリー「ヒトミさん、どうしても。と言うのなら私達は何も言いません。でもそうじゃないように見えるから…………いいチャンスだと思いますよ。」


ヒトミが泣き出した。

ヒトミ「だって、だって、私みたいな何の変哲もないただの市民が………みんな王女様だったり、女神様だったり私なんか相手にされる事はないから。太郎様に相応しくないから、だからだからうわっーーん。」

そう泣きながら言うとしゃがみこんでしまった。これを見ていたみんなが、ヒトミの所に行きみんなで慰めていた。

ユーナもこれにはさすがに何も言えなかった。


先生「ヒトミさん、ユーナ様以外もう王女とか関係ありません。だから私達もヒトミさんと一緒ですよ。」

シーバ「そう。だから気にしなくても大丈夫だから。」

リーン「ヒトミ考えすぎ。」

ニーナ「ヒトミ様も太郎様の事が本当は好きなんですね。」


ヒトミは泣きながら頷いていた。

太郎(はぁ~結局全員か。仕方ない、みんなを助けるか。しかしハーレムがいいとか言う男は、この経験を味わってみろ!ハーレムって言うのは本当は大変なんだぞ。まぁ、でもイヤじゃないけど。)


太郎がそんな事を考えていたら

、ヒトミはみんなに連れられて太郎の所までやってきた。そして。

ヒトミ「太郎様。本当は私、あのとき太郎様に助けてもらった時から好きでした。」

そう、ヒトミに告白されてからすぐにキスをしてきた。


太郎っ(何だろう?みんなが見ている前なのに、全然恥ずかしくない)


ユーナ「ヒトミ、そろそろいいじゃろ?」

あれ?ヒトミの時は随分と大人しい?

今度はヒトミの方から自然に離れた。


ユーナ「ちょっとお主らに話がある。馬車の中で話をしようか。太郎はついてくるな。覗きも、聞き耳立てるのもダメじゃからな。」

そう言い残し、みんなはユーナの後についていった。








いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。


今回の話はいつもよりわざと長くしました。

なぜなら、次の話を明日アップ出来るかわからないからなのです。なので2話分です。


それから、一応確認はしましたが、誤字脱字がありましたら、スルーしてお読み下さい。


皆様からの感想やご意見などお待ちしています。

また、ブックマークが増えてきました。ありがとうございます。このブックマークの数のお陰で頑張って書いていけましす。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
https://yomou.syosetu.com/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ