第139話 太郎の罪?
ユーナ「何カッコつけてるのじゃ。それぐらいでは、お主は死なんのじゃ!」
太郎「ーーーーーえ?誰?」
その直後、地面に叩きつけられた。
地面には直径5メートル程のクレーターができた。
砂塵が舞い上がって視界がきかない。
太郎「っててて。」
太郎の声が微かに聞こえた。
先生「ゴッホ、ゴッホ。」
マリー「何にも見えませんわ。」
シーバ「がっは、グッフ。」
リーン「コッホン、ごっほん。」
ニーナ「何があったのですか?」
ヒトミ「太郎様とユーナ様は?ごっふん。ごほん。」
段々と視界が開けてきた。
先生「椿君!」
マリー「た、太郎様?」
シーバ「ごっほん、目が痛い。」
ニーナ「しゃべっていたら、口に砂が、ぺっ、ぺっ。」
ヒトミ「太郎様、なんて格好?」
先生が太郎の所に駆け寄り、上半身が土の中に埋まっていた。
ヒトミも先生続いて駆け寄る。
先生「ちょっとこれは、みんな手伝って!」
先生は、太郎を土の中から抜こうとするが、一人ではムリだった。
みんなが集まり、太郎の下半身を掴み土の中から助け出す。
その際に、先生は運良く?太郎の正面の位置にいた。
先生はなるべく、太郎の太郎君がある場合を見ないように顔を背けながら、太郎の救助していた。
先生「みんな、1、2、3で一緒に上に持ち上げるから。いい?1、2の3!」
みんなで太郎持ち上げた。
意気よいよく、太郎が地面から抜けた。その時。
先生「きゃ!」
先生が小さな悲鳴を上げた。
なんと先生の上に、太郎が乗ってしまった。これだけならまだしも先生の顔の所に太郎の太郎君がある場所に乗ってしまったのだ。
マリー「あっーー!それはダメです!」
シーバ「しまった。早く退かさないなと。」
リーン「うーん、それはダメ!」
ニーナ「早く動かそう?先生が苦しそうだよ。」
ヒトミ「かれはかなり恥ずかしいから不味いね?」
ニーナだけは、純粋に先生と太郎を心配していた。
そこにユーナが空から降りてきた。
ユーナ「なっ!?こやつはまだ懲りていないのか?」
みんなで、太郎を動かしていた。
先生の顔がスゴい事になっていた。
先生「はぁ~、幸せ。」
何が幸せか分からないが、先生の顔はかなり崩れていた。
せっかくの美人が台無しだ。
ユーナ「こやつはどうしょうもないスケベじゃ。」
みんなは何があったのか、よくわかっていなかった。
ユーナ「まだ、気絶しているか?起きてきたらとう罰を与えよかうのぅ。」
ユーナは笑っているが、瞳の奥が氷のように冷めていた。
先生「はぁ~。」
マリー「先生、大丈夫ですか」
シーバ「ユーナ様、一体なにがあったのですか?」
リーン「説明求む。」
ニーナ「それより、太郎様のケガを早く治しましょう。
ヒトミ「ユーナ様、やりすぎです。恐らくこの大きな震動が伝わって、近くの村や町は大丈夫かな?」
ヒトミは過去に自分の住んでいた町を知らない軍隊に潰されたから、少し同情してしまった。
ユーナ「心配するな。少しだけ揺れるが、何も起こらんじゃろ。
それに、何かあったら責任を持って何とかするからのう。」
ニーナとマリーと先生が、太郎を必死に看病していた。
いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日は少し遅れました。
慌てアップしたねで、誤字脱字が多いかも。その時はスルーしとお読み下さい。後日修正や訂正をします。
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