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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
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第132話 いちゃラブ?

大きくて重くて長いベッドを担いでみんなの所に戻ったのだが…………


ニーナ「太郎様。その大きい物はなんですか?」

ニーナが興味深く聞いてきた。


マリー「太郎様、まさかそれはベッドですか?」

太郎「うん、そうだよ。ただ寝相が凄く悪い娘がいるから、少し大きめに作ったんだよ。」


リーン「太郎様、それは誰?」

リーンの質問の後に、みんなが一斉にユーナを見る。

リーン「うん、わかった。」

分かっちゃったか。ユーナだけが分かっていなかったけどね。


シーバ「あのう、太郎様。このベッドで太郎様も一緒に寝るのですよね?」

太郎「うん、そのつもりだけど、イヤ?」

みんなは顔をブンブンと横に振る。


先生「椿君、もうそれで完成ですか?」

太郎「それなんだけど、あとはマットがね。そればかりが作り方が分からなくて、みんなと相談しようと思ったんだけどやっぱりムリかな?」

あ~ぁ、なぜかみんなが落ち込んでいく。露骨にがっかりな顔をして。

でもみんなそれはそれでなんかかわいいな。


俺は重いベッドを地面に下ろし、一息ついた。

ヒトミ「太郎様、お茶をどうぞ。」

太郎「え?ヒトミが普通にお茶を渡してくれた。」

ヒトミ「太郎様、失礼ですよ?」

太郎「あっ、戻った。」

ヒトミはその後もプンスカ言っていたがスルーしてお茶を飲んだ。

太郎「あれ?いつもより美味しいな?」

ヒトミ「気づきました?エールにいた時に買っておいた新しいお茶なんです。このお茶ってなんか美味しいですよね?」

太郎「へぇ~、そうなんだ。」

ヒトミ「もっと買えば良かったかも?」

太郎「知っていたらそうしたのにね。」

俺とヒトミでお茶談義をしていたら、ユーナが横から割り込んできた。


ユーナ「コラ!二人だけで何いちゃラブしてるのじゃ!」

太郎「いちゃラブって。なんだそれは?」

太郎にはヲタ気質が皆無なので、マンガやラノベに良く出る言葉をまったく知らない。

ユーナ「何を二人でイチャイチャしてるのか?と聞いているのじゃ。」

太郎「あっ、そう言う意味なんだ。ってか今のがどこがイチャイチャに見えるんだよ!」

ヒトミ「太郎様とはお茶の話しかしていないですよ?あっ、お茶ラブ?」

ユーナ「何がお茶ラブじゃ!いちゃラブじゃ!」

太郎「お茶ラブでもいちゃラブでも抹茶ラブでもなんでもいいよ。それで?何か話があるんだろ?」

ユーナ「抹茶ラブが増えてるのじゃ。まったく持って聞いた事が無い言葉じゃ!それよりマットはどうするのじゃ?」

太郎「何かムリそうなんだ。ユーナどうしよう?」

わざと甘えた感じでユーナに助けを求めてみた。

ユーナ「なんじゃ、太郎は作れないのか?」

太郎「あれは、機械とか無いとムリかなだよ。ユーナどうにかならない?」

さらに甘えた感じでユーナを持ち上げてみた。

ユーナ「もう、太郎はしょうがないのじゃ。太郎の頼みだから特別じゃぞ。」

かかった。うちの女神様はチョロい。

太郎はこれでベッドの完成が見えた。


ヒトミ「ユーナ様ってチョロうぐぐっ。」

慌ててヒトミの口を手で押さえた。危ない危ない。危うくユーナが機嫌がいい所に水を差すところだった。

ヒトミは、後でお仕置きだ。



いつも読んで頂き、本当にありがとうございます。


少しづつ、ペースを戻していきます。


一応確認はしましたが、それでも誤字脱字がありましたら優しくスルーしてお読み下さい。


あと、皆様からの感想やご意見などもお待ちしています。

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