第125話 優しいニーナ
昨日は久しぶりに1話だけでした。
期待して待っていた方、ごめんなさい。
朝から3人で、ギャーギャー言っているうちに、シーバ、リーン、ニーナまで起きてきた。
実は、もうお昼近かったり。
ニーナ「先生、マリー様お腹が空きました。」
リーン「私も。」
マリー「確かに。あら、朝ごはんを食べていないですわ。」
先生「あら、本当に。もうお昼ぐらいかしら。」
ユーナ「うむ、今は地球時間で…………」
太郎「ユーナ、もうその地球時間で……とか止めて普通に時間を言えないのか?」
先生「それもそうですね。地球とこちらはあまり時間差は無いはずですよね。ユーナ様?」
ユーナ「いや、なんかカッコいいからつい。」
太郎「えっ?何だって?」
ユーナ「だから、いいか方がカッコいいからつい……………。」
太郎「はぁ~、いやこれからは普通に教えてくれ。」
ユーナ「はあ?なんでじゃ!時間は私が教えているのだから、どんな言い方でもよかろう?」
先生「ユーナ様……」
太郎「じゃあ、これからは時間は言わなくていいや!」
ユーナ「そ、それはあまりにも酷いのじゃ。今までだって役に立ったはずじゃ!」
太郎「先生、今まで役に立ってましたか?」
先生「それは…………ほら、えーと、ご飯の時間とか、寝る時間とか……」
太郎「って事で、あまり役に立っていないから、ユーナは時間を言うの禁止ね。じゃなければ、普通に教えてくれ!」
ヒトミ「太郎様、そんな言い方したら、ユーナ様がかわいそうですよ?」
マリー「太郎様、私もそう思います。それに、地球時間でって言い方は、太郎様の星の時間ですよね?私はなんかロマンを感じますわ。」
シーバ「確かになんかカッコいいよね。」
ニーナ「ユーナ様カッコいい!」
リーン「太郎様は器が小さい。」
太郎「がっはっ!」
太郎は10000ポイントのダメージを受けた。
先生「椿君、おそらく私と椿君は地球育ちで、彼女達はテラ育ちだから、齟齬があるのですよ。」
ユーナ「ニッヒヒヒヒッ!太郎の方がダサいわ!」
太郎「グッホッ!」
太郎はさらに10000ポイントのダメージを受けた。
先生「椿君、諦めなさい。」
太郎は項垂れていた。かなりのダメージを受けたのか、ついに横になってしまい、いじけだした。
先生「それより、ご飯の準備をしましょう!」
「「「「「はーい!」」」」」
太郎を除いて全員で朝食?昼食?の準備をしだした。
倒れている太郎のそばにニーナがやってきた。
ニーナ「太郎様。元気出して下さい。ニーナはいつでも太郎様の見方です。」
太郎はハッとニーナの方を向いて、ニッコリ笑っているニーナに思わず抱き締めてしまった。
ニーナ「た、た、太郎様~っ」
これに目ざとく気がついた一人の女性から………
ユーナ「太郎っ!おのれ、この巨乳ロリ好きがーーーーーっ!」
ユーナから熱いドロップキックが飛んできて、太郎はニーナを庇うために、連日蹴りを食らうのだった!
いつも読んで頂、本当にありがとうございます。
何回も見直してはいますが、誤字脱字などかありましたら、スルーしてお読み下さい。
それから、皆様からの感想をお待ちしています。




