第115話 先生の話その4
先生による縦断爆撃により、俺は精神的に攻撃を受けて、かなりヤバイ状態です。
そこで、委員長から質問が飛び出しまた。
立花「先生、あのうそのヒトミって子と女神様?以外はなんで椿の奴隷なんですか?それから、女神様が太郎の婚約者って…………」
そうだよね。普通に考えたら不思議だよね。はぁ。
先生「まず、4人の奴隷の件ですが、この4人は、奴隷商が乗る馬車の中にいました。異動中にドリーン王国の騎士崩れが30人位の人数で、盗賊行為を行っていました。私達がたまたま近くにいた為助けに入りましたが、奴隷商とその護衛はすべて盗賊に殺され、彼女達だけが残りました。盗賊は言ってました。近く高貴な女の子を乗せた奴隷商が通ると。そこに計画的に大量の盗賊に狙われました。そこで椿君が1人で盗賊を一掃し、彼女達を助けたんです。なので、所有者として椿君になりました。これはこの世界中の法律です。」
立花「要は、椿1人で彼女達を盗賊から救った訳ですね。でも、それと椿の奴隷って言うのがわからないんですが。」
先生「さっきも言いましたが、もし盗賊に襲われている人がいた場合、その時に椿の君みたいに助けたり、賞金首を目的で盗賊を、討伐あるいは拿捕した場合、盗賊が持っている持ち物は全て討伐した人間の物になります。それから、今回のは奴隷商の主人とその護衛まで殺されていましたから、その奴隷商達が持っていた物も討伐した人の物になります。ここでなぜ人間が物扱いなのか?彼女ら奴隷は、この世界では物扱いなります。よって椿君の奴隷になりました。」
立花「本当ですか?じゃあ、助けたんだったら、彼女達を解放したり自由にしたりを何故しないで、いつまでも奴隷のままなんですか?」
先生「まず、第1に彼女達自信が望んでいないこと。第2にいきなり奴隷を解放して、その後はどうやって生活していくのでしょう?大丈夫3に彼女達全員が椿君の事が大好きなんだそうです。」
ざわざわ。
それってなんかおかしいくね?
私も、それならわざわざ奴隷の必要はないよね?
やっぱ、椿のハーレムが木材か?
奴隷のままでいる意味がわからない。
はい。みなさん言いたい放題です。何も知らないくせに。しかも、今生活がちゃんと説明してただろう?
もう、コイツらは何かあった時は助けるのは無しね。
先生「あなた達、ちゃんと話を………マリー。」
マリーが先生の話を止めて、みんなの前に出た。
マリー「皆さんはなにか勘違いをしています。」
立花「マリーさん、どう違うのか教えてくれるか?」
マリー「皆さんは、太郎様の事を知らなすぎます。私達は、その最初の盗賊に襲われて、助けてくれたのは一回目なんです。
今日、みなさんに出合うまでに、太郎様は1人でみんなの事を守ってくれていたんです。」
シーバ「そう、私達が夜安心して寝られるように、密かに迫っていた危険な事から何回も助けてくれました。」
リーン「みんなは、ただ単に太郎様に嫉妬してるだけのバカども。」
ニーナ「皆さんは知らないでしょうが、太郎様は私を含めて誰にも手をお出しになっていないのです。」
嘘です。ユーナと先生にはキスされました。
ヒトミ「それにさぁ~太郎様がみんなを守っている相手は多分あなた達全員でやってもムリだから?」
マリー、シーバ、リーン、ニーナ、そしてヒトミまで、本当にありがたいよ。 ん?ユーナは?
立花「ふ~ん、そんな皆を騙して信じこませる、そんな魔法をかけられて、信じてしまっているんだ。大丈夫、俺がその卑怯でウソつきヤローから解放してあげる。ふっふふふふ。」
ヒトミ「何コイツ?キモいんだけど?」
太郎「先生。コイツら前と同じ症状になってる。それはいいけど、いつ誰がこんな陰険な魔法をかけやがった。」
太郎「マリー、シーバ、リーン、ヒトミはニーナとユーナとせを馬車まで頼む。馬車に入ったら、結界を張る。」
先生「椿く~ん。」
あ~ぁ、折角先生やみんなが説明してくれたのに。
まぁ、いいや。コイツらはさっき、助けない宣言をしたからな。
しかし、なんか凄くイヤだけど、しかも二人とも超怖いけど、やっばりマミとマナだけは助けないと、後で香織にメチャクチャ怒られそう。
しかし、マミは鬼の形相で、マナは目を閉じ静かに両手剣を握っている。
どうしよう?コイツら。まったく持って不愉快だ。
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