第105話 太郎の力とキス
はい。諦めました。読んでくれている方々にお願いがあります。もし誤字脱字やセリフが変でも、スルーしてお読み下さい。
後日、修正や訂正を行います。
でも、確認作業は、ちゃんとしていますがなぜか何処かに隠れているようです。本当にすみません。
あれから、甘い言葉で簡単には起きたチョロ女神は、今俺達の体に取り付けていた道具を外している。
はぁーっ。とため息を漏らす太郎は、なにか事あるごとに、ユーナの罠にハマっている気がする。もし、次があったら、約束のリングを絶対に外さよう。と。
そうこう考え事をしていたら、道具が外れた。
先生は、横にしたまま太郎とユーナは立ち上がり背伸びをしたり、屈伸運動や首や腕などを回して、体に異常が無いかを一応確かめてみた。
やっぱり何ともないが、血の池に入って身体中についた血の跡が残っていた。
ユーナが、先生のそばで、なにかの魔法の呪文を、俺でも聞き取れない早さで唱えていた。
でも、ユーナの様子がおかしくなってきたので、太郎はユーナの近くまできて、様子見ていた。すると、
ユーナ「太郎、もう私の魔力や力をギリギリまで使ったのじゃ。あとは太郎の魔力と力をギリギリまで私に渡すのじゃ。間違いなく、自分用にギリギリ残すのを忘れるな!」
太郎「あれか、腕を握って力や魔力なんかをユーナに流せばいいんだな?」
ユーナ「そうじゃ。早くお願いじゃ。」
太郎「わかった。」
太郎がそう言った瞬間、ユーナの左の腕をにぎり力や魔力を流し始めた。すると、ユーナがビックリする。
ユーナ「なんじゃ?この魔力や力の量は?しかも凄くキレイで私の体が気持ちいい。それに、遥かに私の10人分越えておる。」
太郎は力や魔力を流すのに集中していた為、ユーナの話は聞いていなかった。
ユーナ「もう、これだけあれば大丈夫じゃ。」と言われ、太郎はユーナから手を離し、『はぁーっ 。』と軽いため息をついた。しかし、そんな太郎は、普通にケロッとしている。これがおかしいのだ。納得のいかないユーナは、太郎に質問してみた。
ユーナ「太郎は何ともないのか?」
太郎「うーん、少しダルいけど、後は別になんとも無いぞ。」
ユーナはゾッとした。なぜなら、普通の生身の人間ではあり得ないからだ。
それでも、作業を続けるユーナは、最後の呪文の詠唱を唱えてい。
先生の体が次々とキレイになっていく。
大きなキズもどんどん治り、足の傷もキレイに治っていった。顔色も段々と良くなり、あとは目を覚ますまで待てばいい。はず。
太郎はユーナに聞いてみた。
太郎「ユーナ、これで終わりでいいのか?」
ユーナ「うむ、これで終わりじゃ。しかし太郎ははすごいのぅ。私なんか全然及ばない力と魔力を太郎は持っているのじゃ。その量は、生身の人間では、絶対にあり得ないのだが………」
太郎「まぁ、そんな事より、あとは先生だけだな。」
ユーナ「いや、それは違うのじゃ。忘れたとは言わせんからな。太郎は!早くキスをするのじゃ。」
チッ、やはりちゃんと覚えていたか。でも今なら二人っきりだから、逆に今のうちに済まさせた方が、いいと判断した。誰もいないしね。(先生はいるけど。)
ユーナ「太郎、早くするのじゃ。ほっぺやおでことかは、ダメじゃからな。口以外は受け付けません!からな。
先手を打たれたが、太郎は最初からその気だった。
太郎はユーナを抱き寄せ、ユーナ念願のキスがはじまった。
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