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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
103/538

第103話 血の池

お願い。

頑張ってますか確認をしていますか、誤字脱字がもしあったらスルーしてお読み下さい。

太郎はかなりふくれていた。

ユーナは超ご機嫌タイム。


2人の命運が別れた時だった。

ユーナ「太郎、そろそろ準備してもらってもいいか?」

太郎「太郎あ~、いいけど、どんな準備をすればいい?」

ユーナ「ん、裸になってそこの血の池にはいるのじゃ。」


太郎「はい?その池、やっぱり血の池なんだ。ってなんで、裸で入る必要があるんだ。」

確かに、よくわからない。ましてや誰の血かもわからないのに。


太郎は血の池を見ながら、こんなに熱そうなのに裸で入るとかおかしいだろう?太郎は憤慨していた。しかも、この大量の血はなんなんだ?

太郎「なぁ~、ユーナ。この血はなんだ?」


ユーナ「えーーっ?その池の?」

太郎「そうだよっ!ハッキリ言って、この熱そうな、そして気持ち悪い血の事だよっ!」

太郎はかなりイラついていた。


ユーナ「また、そんな酷い言い方をしてる。罰当たりもいい加減にせい。その血は高位の人間や、高位のエルフに半神だった人達の大切な血なのじゃ。」


マジか、本物の血か!

太郎「な、なぁ、ユーナ。これ入ったら確実に火傷するよな?」


ユーナ「あっ!それは大丈夫なのじゃ。その池は熱くないからな。ブクブク言ってるのも、熱く見せかけるただの仕掛けだからな。ぐっふふふふ。」


何笑ってんだよ!

太郎「ユーナ!これすぐ入らないとダメなのか?」

ユーナ「んーーー。そうだな、今私の準備が終わるからすぐに入ってほしいのじゃ。」


スッゲーーーーイヤだけど先生を生き返らす為には我慢しなくちゃ。


太郎は上着を脱ぎ、シャツのボタンを外しシャツを脱ぐ。下にTシャツ着ているのでそれも脱いだ。

太郎は体全体的には細いが、上半身は裸になってわかる。かなり引き締まっていて、腹筋は8つに割れている。


作業中のユーナは、太郎が裸になっていくのが気になり、チラチラ見ていた。

しかし、太郎が上半身裸になった所で作業の手が止まってしまった。ユーナは見とれてしまったのだ。


こ、これが太郎の………………


太郎はズボンのベルトを外し、ボタンを外し、チャックを下げてズボンを脱いだ。

靴と靴下を脱ぎ、最後はパンツだけ。


ユーナは、作業どころではなくなってしまい、完全にガン見していた。


それに気づいた太郎は、

太郎「もう、準備出来たのか?」

ユーナは太郎に睨まれながら声をかけられ、あたふたした。


ユーナ「うむ、大体すんだのじゃ。」


太郎はなんか納得出来ないまま、血の池に入ろうとした。その瞬間ユーナからいきなり怒られた。


ユーナ「コラーーーーーっ!なんでパンツを履いたまま池にはいるのじゃ!」


太郎「えっ?パンツも脱がなくちゃダメなの?」

ユーナ「当たり前だのクラッカー。裸だと言ったであろう。」

太郎「くっ、やっぱりダメか。」

しぶしぶパンツを脱ぎ出す太郎を、ユーナの目は凄い事になっていた。目の玉が飛び出していた。


太郎は、手で池の熱さを確認して、ゆっくりと入っていった。びっくりした事に、この池の中はかなり冷たい。

太郎「おいユーナ、俺に寒中水泳でもさせる気か?これ、かなり冷たいぞ!それに体のどこまで浸かればいいんだ?」

太郎は、今は腰の辺りまで浸かっていた。


太郎に質問されても、ユーナはさっきの光景を何度もリプレイしていた。


太郎が少しキレた。

太郎「おいっ!ユーナ!聞いてるかっ?」


ユーナは太郎に怒鳴られやっと我に帰った。

ユーナ「な、なんじゃ?」


太郎はムッとしてまた同じ事を聞いた。

太郎「体のどこまでこの池に浸かればいいかを聞いているんだ。しかもこの池は寒過ぎるから早くしてくれ。」


ユーナ「ちょ、ちょっと待つのじゃ。今はそのまででいいから、少し我慢するのじゃ。」

ユーナはあわてて太郎に、まだその池の中にいるように話す。


すると、ユーナが道具を持って先生の横まできて、道具を先生の横に置いた。そして太郎は信じられない光景を目にする。



いつも最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


本文より長くならないように気を付けます。

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