第10話 勇者と香織の関係
2018年5月8日、物語に加筆や修正をおこないました。
誤字脱字も修正、訂正をしました。
割と大きな地震?がやっと収まり、騎士団達やメイド達により、片付けが始まった。
俺達はイスに座り、そのままで少し待ってて欲しいとの事だ。
しばらくすると、先生2、3人が部屋に入ってきた窓。
先生が説明をし始めた。
「みなさん、静かにして下さい。これからお世話になる方を紹します。」
「では、お願いします。」
「私は騎士団の団長のマグ・レブだ。
今後の予定をみんなに伝える。」
「この後、食事をここでとってもらった後、明日から行う本格的な訓練内容と、君達が持ってる力……サイノウの使い方、勇者や英雄、魔物や魔族達との戦い方、この世界の一般常識などを講義する。」
「なんで、私達がそんな事しないといけないですか?」
「真面目に私達を元の世界に返して下さい。」
「なんで当たり前のように勇者達と戦う話しになってるの?」
みんなただでさえ、突然知らない世界に連れてこられ、先生はこの世界の人間のようだし、安全だ!と言われたてもやはり香織が心配だし、生徒達から抗議が殺到する。当たり前だ!
だが俺は怒りでブルブルと体を震わせて下を向いた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
勇者が英雄のいる、ある場所に着き
「やっぱりね」
勇者は抱えていた香織を優しくゆっくりと下におろす。
「へぇ~言ってた通り、凄い美人さんだね。」
英雄はなぜか香織の事を少し知っていた。
しかし香織はすぐさまいい放つ。しかし、
「早く私をみんなの所に返して下さい。グスッ」
「香織、小さい頃は凄く可愛かったけど、今は綺麗になったな。」
勇者は、完全に香織の事を知ってるようだ。
「香織、あれほどこちらの世界には来てはダメだと何回も教えたのに。」
「あんな、確証もない話し、誰が信じろと?しかも突然強制的に連れてこられたから私には何もできません。」
勇者は優しく、そして懐かしむような眼で香織を見ている。
「やっぱりか。……どんな感じで香織達を召喚したんだ!」
これは勇者話していい事なのか、香織は考えるに。
「そんな事聞いてどうするの?それより早く私を返して!」
「今、香織をあんな危険な場所に返す訳にはいかない。」
勇者の言ってる事が香織には意味不明だった。
「どうせ、俺やアンの事を世界を破滅させる悪者みたいな事を言ってるんじゃないか?」
勇者がさっき先生に聞いた話しと真逆なの事を話すので、少し戸惑う。
「香織、これを見てくれ。」
勇者は在るものを香織に渡した。
香織は恐る恐る勇者が取り出したある物を受けとる。
香織はそれを見てビックリする。
「こ、これは?」
勇者がニッコリと微笑んだ。
いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
1話からだいぶ分かりやすく、読みやすくなったと思います。
もし、読まれた方がいましたら、感想やご意見などお待ちしています。




