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空白  作者: 夏蝶
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あいさつ?

「どうして見えるのですか?」

 一応聞いてみる。コイツじゃないことを願いたい。いや、そうであってくれ。

「どうしてって、小さい着物着た子供がいるじゃないか!!懸命に話しかけているのに何故返事をしてやらないんだ?」

 うーん、一応血は繋がっているし、見えるのも無理はないのかもしれない…

 しかし、厄介になりそうな予感が...

 とりあえず、紹介してみるか…

「えーっと、家に勝手に入ってきている居候だ。ちなみに、普通の人には見えないらしいし、口調からして見た目の年相応ではないみたいだ。何歳なのかすら僕は知らないし、いつからいるのかもわからないんだ。とりあえず、仲良くしてくれないだろうか。お前から何かあるか?」

 こうして紹介していると改めてこいつのことがさっぱりわかっていない。帰るといる安心でそんな事はどうでもよかったのかもしれない。

『ひどい言われようだな!!れっきとした300歳だぞ!!お前より長く生きているんだ、敬えー!!まあ、よろしくな?』

「俺で良いならよろしく。俺はあいつの兄弟だ、こちらこそ仲良くしてくれ。」

 なんだかいきなりあいさつし始めたよ…

 なんか態度でかいし、300歳とか幽霊か妖怪しかありえねえだろ…

 なんで、見えてるのか僕にもわからないのになんでこんなにもすんなり受け入れられるのかが分からない。

 はあ…

 なんのためにうちに連れてきたかわかんなくなってきた…


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