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空白  作者: 夏蝶
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忘れてた…

「ただいまー」

『今日は早かったな!!』

バタン!!!

そういえば、こいつがいることをすっかり忘れてた!!

いや?待てよ?僕にしか見えないし、無視していればなんの問題もないはず!!よし、あいつには悪いが僕は白い目で見られたくないから後で説明しよう!それでいい!!

「どうしました?勢いよく扉閉めたりして...」

「なんでもないですよ?ちょっと虫が飛んできたものですから..」

うん、誤魔化せてるはず!!大丈夫だと思いたい!!

『いきなりなんだよ!!扉閉めやがって!!なにかしたかよ!!』

何故かいつも以上にうるさい。だが、無視だ!!この人には見えていないはず...

「どうして返事しない?」

ん??もしかして、見えてる??そんな事はあるわけないよな??

「こんなにも小さい子供がいるんだ?」

見えてるな…そして、こいつの声も聞こえてる…

さて、どうしようかな…説明しようにもできないから...

『お前も見えるのか?!やったな!!話し相手が増えた!!』

こいつは、こいつで飛び跳ねて喜んでるし、この笑顔見たら怒るのも気が引けるというか...

「見える??お前が見えるのは普通じゃないのか?」

当たり前のごとく話し始めたよ…普通は見えないんだって....



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