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LEGEND MONSTERS(レジェンド・モンスターズ)  作者: プリンアラモード
プロローグ
1/54

Episode0 始まりの物語

◆今回初めて登場する人物◆

リドナー(19)

最近、一人暮らしを始めた男剣士。顔は悪くないのだが、女たらしな所があるため、あまりモテない。

テーラ(18)

彼氏を作る夢を持ち、イケメン彼氏のいる友達に嫉妬している閉所恐怖症の女の子。ナイフの腕はピカイチだが、気が弱く、人にナイフを向けたりすることができない。

オーロラ(18)

テーラの友達で同級生。かなり可愛くて、かなりイケメンな彼氏もいる。とても短気で怒りっぽい性格だが、どんなに怒ったとしても決して暴力をふるうことがない賢い女の子。

 チッ、チッ、チッ...。

静かな真夜中の部屋に時計の針の音だけが鳴り響く。そして、もうこんな真夜中になっているのに、バッファル島に住む剣士・リドナーは眠れないでいる。

 もう1時。この時間に起きている人なんて僕以外にいないだろう(普通は皆、12時頃までには必ず寝る)。僕にとっては、まさに『眠れない夜』だ。でも、なぜ眠れないのだろう?と思いながら窓を見ていると...。何だアレ?僕はそう思う。いま誰かの影が見えたような...。僕は目をこらして、もう一度見る。やっぱり誰かの影がある。この時間に誰も外出なんてしてないはずなのに、大地の神の石像あたりに誰かがいる。僕はその影をじっと見つめる。そしてその影は、こっちを向く。僕はゾッとして(たとえ、どんなに強い剣士であってもこれにはゾッとするだろう)、思わず叫ぶ。

「ギャ~~~~~!!」

と。するとなぜだろう。僕をいきなり眠気が襲った。まるで、目の前で睡眠ガスが噴き出したかのように。これってさっき見えた影の呪い?僕は一生目覚めないのだろうか?そんな気がして(杞憂のような気もしたのだが)、ほぼ涙目になりながらも、僕は頑張って眠りに落ちないように意識した。が、眠りに落ちてしまった。

 そして影は、リドナーを眠りに落とした後、大地の神の石像に近づき、ほとんど音を立てずに石像を破壊した。その瞬間、影は、不気味な笑い声と共に霧の中へ消えていった。


 次の日、僕は、小鳥のさえずりと朝の陽ざしで目を覚ます。良かった。生きてた。目覚めることができた。はっきりと部屋の景色が目に映っている。どうやら、昨日思っていたことは杞憂だったようだ。

「目覚めることができて、良かった。杞憂で、良かった。」

僕は思わずそう囁く。誰かに呪われたはずのに、もう目覚めない呪いにかかったと思ったのに(少なくとも、自分ではそう思った)。えっ?でもどうしてそう思ったんだ?僕は必死に思い出そうとする。が、思い出せない。昨日の夜になにか恐ろしいものを見たことくらいしか思い出せない(まぁ、それも真実かどうかはわからないのだが )。まぁ、呪われたってこと自体も杞憂だけどな...。僕はそう思った。心の底から。というより、そう思いたかった。



 *  *  *  *  *



 「あぁ!寝坊した!」

昨日、寝るのが遅すぎたせいで寝坊をした。ちなみに、私は学校に通っていて、早く行かなければ遅刻してしまう。私は18歳でそろそろ学校を卒業できる。卒業したら彼氏作ってデート。それが、私の夢である。いや、その前に冒険をしたいなぁ。と、未来の自分を想像しながら私は学校に向かう。

「ていうかそんなことしてる場合じゃないっ!」

今気づいたけど、周りには同じ学校の生徒が全くいない。妄想(といっていいほどだ)してる時間ないし!そんなことしてる暇あったら、走れ!自分!私は自分にそう言い聞かせる。


 キン~コン~カン~コン~!キン~コン~カン~コン~!

結局、間に合わなかったかぁ...。私は、みんなが朝の挨拶をしているときに、

「遅れてすみませ~ん!」

私は申し訳ない程度に小さな声でそう言った。

「テーラ、今日はどうしたの?いつもは、みんなよりずっと早く...」

私は、話の続きを察している。だから、彼女の言葉を遮る。

「いやね、今日は寝坊しちゃったの。」

「『寝坊しちゃったの。』じゃないでしょっ!」

彼女は少しキレ気味でそう言う。はぁぁぁ。この子可愛いし、彼氏もいるのに(それも、かなりイケメンの彼氏である)、怒りっぽいのよね。それだけが欠点。まぁ、彼女は、彼氏のいない私にとってのあこがれなんだけどね。でもやっぱ、怒りっぽいところを直してほしいなぁ...。

 とまぁ、そんなことで彼女に嫉妬してる私は、いつも「よくそんな性格で彼氏できたね。」だとか「ある意味あこがれるわぁ。」だとかバカにするようことを言ってるのだが、彼女はドヤ顔で返してくる。おそらく、それを褒め言葉だと思ってるのだろう。今日こそ彼女の落ち込む顔が見たくて、また同じようなことを言う。

「いつも言ってるけどさぁ、そんな性格で...」

私が言い切る前に、彼女はドヤ顔になる。

ドヤァ!

彼女のドヤ顔が目に映る。失敗。いつも思ってるけど、何が「ドヤァ」よ。気持ち悪いわねぇ。でも、そのドヤ顔を見るといつも思わずふき出してしまう。

「なによ!?感じ悪いわねぇ~!」

来た。例の”キレ気味口調”!ますます笑える。笑い過ぎて死にそうだ。まぁ、もうそろそろ彼女が激おこするだろうし私は笑いをやめようとした。が、彼女も笑ってる。おそらく、彼女も同じ状況にある。それを見て、ずっと笑いながら、よし!私の笑いのツボに彼女も巻き込んでやったわ。ざまぁみなさいっ!このキレ症めっ!な~んて心の闇が出るくらいの気持ちになった。

 そしてその瞬間、いきなり彼女が殴りかかってくる。

「ちょっ、どうしたの!?」

いつもはこんなことなんてない。いくら怒ってたって殴りかかってくることなんてない。ていうか、さっきまで笑っていたから、怒っていないはずだ。なのに、いきなり殴りかかってきた。何度も何度も殴ってくる。やり返しなんてする勇気はない。どうしよう?と、しどろもどろしてるうちに、体中から赤い液体が流れ始める。血だ。と、次の瞬間には彼女に押される。私はこける。もう何も考えられない。何度も殴る蹴るされ、さらに血が出てくる。周りを見るとみんなも私みたいなことになってる。さらに彼女は、私の顔を思いっきり踏みつける。そして、私の意識が薄れ始める。体のそこら中が痛い。いや、痛いだけじゃすまないぐらい痛い。大けがだけじゃすまない気もする(少なくとも大けがは確定)。このまま死んじゃうの?そんなの嫌よ。そう思った瞬間、もう痛みを感じなくなる。感情も無くなってしまう。とうとう意識を失ったのだ。

プロローグから長文ですみません(m´・ω・`)m

『小説 LEGEND MONSTERS(レジェンド・モンスターズ)』を

これからよろしくお願い致します( ゜д゜)ノ

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