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片時を合わせて

作者: 檸檬
掲載日:2025/11/25

【短歌8首】



帰り道西の空に夕陽の花が揺れながら歩く速度で海に空に溶けていった



どれだけ光だったか瞳から落ちる水玉に映る大切



夜空へ解き放たれて想うひとは目を閉じても消えない星母子



三日月の舳先へさきに掬われて滑り込み目尻を拭う夢の中



吾思う故に君がいるこの不思議な世界で日々を紡いで



心に生ける花は野菊にしよう冷たき風に光あつめて



片時を持ち寄って歌を愛してひとつとなれる静かな片瀬で


自分を大切にしていいんだからうたを大切にしていいんだ

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― 新着の感想 ―
全部好きなのですが、 夜空へ解き放たれて想うひとは目を閉じても消えない星母子 は、あっと唸るような驚きがありました。 でも一番すきなのは、 心に生ける花は野菊にしよう冷たき風に光あつめて 冷た…
帰り道の空の夕陽の花が、歩くようにゆっくり海と空にとけていく情景が心に映えました。やがて夜空には、目を閉じても消えない光を感じて。『吾思う故に君がいる』、この言葉が胸に響きました。 『詩を大切につく…
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