表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/133

第86話 護衛のハンター

 ケディアの町で足留めされた翌日の朝。


「何あれ?」

 ポールが、びっくりしている。

 久しぶりに、ハンター達を見たからだ。

「こんな小さな町に、ずいぶんいるなー。」


「本当ね。」

 ニーナがポールと2人で、ハンター達が集まっているのを見ていた。


「昨日、聞いただろ。南回りをしないとリネルト州に行けないって、だから馬車の護衛だよ。」

 アランは、たぶんこうなると思っていたので、驚くことなくハンター達を見た。

 翌日に、ハンターが来ていたのは、驚いたが、ハンターの話しで納得した。


「ミーティア州の姫様が、東へ向かう人達の為に、ギルドに償金を出したのさ。ただの護衛の為にね。女神様だよな。美人らしいし、お会いしてーよ。」

 ハンター達は、笑いながら話している。


 ……お会いしねーよ。

 アランは、姫様の笑顔を思い出しながら、馬車に向かって歩き出した。




 流石に東へ向かうルートが、この一択しか無いとあって、大所帯になった。


「おい、アラン。」

 アランが、振り向くと見知った顔ぶれがいた。


「珍しい、お前さんも護衛に参戦か?」

 金髪の長髪髭面のハンターが、にこやかに立っていた。


「俺は、お客様だよ。しっかり守ってくれよ。」

 アランは、手を挙げると金髪長髪髭面のハンターの手を握る。


 彼らは、いつも5人で活動しているベテランハンター達だが、今回は1人新人がいるようだ。



 ……だから、比較的《《楽な》》依頼を受けてここにいるのか。

 あの金髪長髪髭面ハンターは、頭も腕も良いし、なんと言ってもゴリ押しの無い面倒見屋さんだ。


「おい、高慢ちき坊主、元気にしてたか?」

 やいのやいのとその他4人のハンターに囲まれていた。


 アランは、昔から《《少々》》人との付き合いが苦手だが、クソ高慢ちき坊主から、ただの高慢ちき坊主になる位には、打ち解けていた。

 それは、運良く、腕はまぁまぁで、高慢ちきな坊主を上手く扱える大人と数人出会えていたからだ。


 そのうちの一人が、金髪長髪髭面ハンターだ。


 アランは、一言多くて、一言少ないが為に、チームを組んでギルドの依頼を受けれないでいた。

 だから、この金髪長髪髭面ハンターのチームとは、頻繁にチームを組んだことがあった。


「高慢ちき坊主だって。」

 ポールがボソりと呟いて笑ってる。


 ……お前と違って俺は魔獣図鑑隅々まで読んだんだよ!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ