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正義の女神(?)アストレア

先日後書きに書かせて頂いた通り、次の更新は金曜日の20時予定です。

昨日から頭痛と吐き気が酷くて眠れなくて書いていたものなので、ご容赦ください。

 「せめて女神の存在が確定出来れば色々と分かるんだろうけどな…」

 ”女神の存在”

 その言葉に応じ湯けむりで先が見えない場所に降り立つ。自分を呼び出したものを探し出す。漸く影が見え、バスタブを覗いた。そこに居たのは魔物と見紛うばかりの醜い女。溜息を付きたいのを我慢してその女へ声を掛ける。

 「…、女神ですが、呼ばれましたか?」

・・・・・。

しばらくの押し問答の末、漸く神界へと帰って来られた。しかし、女神はそこで気がついた。あの女は創造神と愛の神の子。あの時数人の神と共に結託し葬ったはずの子供だった。姿形は違えど、あの秘めた魔力間違うはずもない。

 拙い拙い拙い拙い、絶対にまずい!!!!

 何とかしなければ、遅かれ早かれ創造神様に消されるっ!! 正義の力を賜っておきながらなんの落ち度もない神を殺したのだ。ただでは済むまい。

 しかし何故あの子供は生きていたのだ? 確かに殺したはず・・・・・。まあ良い。バレる前にまた葬れば良いのだ。そうとなれば、この事を他の神達にも知らせねは。

 女神はそう思うと、急いで前創造神殺しをした仲間の元へと向かった。

 前創造神殺しに加わったのは総勢7名。その中で代替わりしていない者の元へと向かった。

 女神アストレアはあの時の事をずっと悔やんでいた。何故あんな馬鹿げた話に乗ってしまったのか、正義の力を与えて貰ったのに・・・・・何故その時こそその力を使わなかったのか・・・・・。悔やんでも悔やんでも答えは出てこなかった。ただ愚かだったと。ならば自分も消えるべきと思ったが、そうは行かなくなってしまったのだ。愛の神が創造神となり、この世界に愛が等しく降り注がなくなったことで、地上で争いが度々起こるようになってしまった。そんな中で自分までこの力を放棄してしまえば、地上はどうなってしまうのか? 神同士の力のバランスも崩れ、更にカオスをもたらす。そうなればこの世界は終わるだろう。それが良いのかもしれないなどと考えたことも有ったが、神々の争いに地上に生きるものたちは一切関係ない。それまでは平和に懸命に命を全うしていただけに過ぎない。それを見守るはずの神が争いを起こし、地上に混乱を生んだのだ。己がなすべき事をなさずして何が正義と言えようと、後悔を抱えたまま今を迎えていた。

 そんな時に、前創造神と創造神の子が現れたのだ。女神も混乱した。己の罪を抱えたまま創造神に誠心誠意支えようと思っていたのに、過去の罪が暴かれようとしている。自分はどうするべきなのか悩んだが、出た答えはまたしても愚かなものだった。

 ”再び葬り去れば良い。今度は上手く創造神にバレないように殺そう”

 愚の骨頂としか言いようのない所業。神といえども間違うのだ。それも1度だけではなく、2度3度と。神といえども力を持つ以外は人間と大差ないのである。ただの力を持った愚か者だろう。この女神の場合。

 そうして以前の仲間の元へ向かったが、ま〜想像に固くない対応を受けたのだった。

 「何しに来た!? 今後無用な接触はせぬと誓っただろう! 曲がりなりにも神のくせに誓いも守れぬのか?」

 仲間だと思っていた全員に塩対応をくらったアストレアだった。

 「こうなれば私1人でも・・・・」

 普通ならここで止めておくものだろう。それを強行しようとするところがこの女神の馬鹿な所なのだ。正義の神なのに、誠に残念である。


 (テントーレ王国を守護し、我らの女神よお答え下さい。我が国を護りし聖女の在処を)

 ???ー。これは、、、、、キタ〜〜〜〜〜!!!

 私にも運が巡ってきた〜。

 女神はそう思ったが、誰でも気付く通りそうではない。ここで正しい行いが出来れば良かったのだが、己の役割を理解しない残念な神様である。当然不信感だけだった創造神が確信を得る材料を与えてしまったのだ。それにより、珠子は創造神から加護され、後の精霊王に守られることと成る。本当に残念な女神様である。この後、正義の神アストレアは創造神に何が言いたいのか分からない弁明を只管に続けるのであった。

 「いえ、あの、これは・・・・・そのですね・・・・・なんと言いましょうか.....」

 「あなたは前創造神から正義の力を授かったはず。われもその力を奪いはしなかった。あなたに正義の神としての役割を期待していました。それがなんですか? なんの弁解も無いのなら、われもその様に判断するまでです」

 「いえ、お待ち下さい。創造神様。これは・・・・私は騙されただけなのです──」

 この後、正義の神アストレアは創造神に洗いざらい話し、前創造神殺しに関わった全ての神に罰を与えた。その罰とは・・・・。

 「イッタ〜.....。地味に痛い。これが力尽きるま死ぬまでずっと続くの〜?」

 脚の小指を角にぶつける刑である。

 (あ、因みにこの罰は全員受けているからアストレアが他の6名から恨まれたのは言うまでもないよ!)

誤字脱字報告宜しくお願いします。


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