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紺色のセカイで君と共に溺れる  作者: いろは屋
1/1

プロローグ

初とーこーっす

それは瓦礫の黒と炎の赤に埋もれていた。


ゆらゆらと生き物のように捲き上る黒煙、チラチラと死者を嘲るかのように舞い踊る火の粉たち。

それはまさに地獄絵図であった。



その中に遠目に見てもおかしいところがある。

否、おかしいものがある、といったほうが良いか。


白い もふもふした何か だ。


黒と赤の世界にひときわ目立つ「それ」はゆらりと立ち上がり虚ろな目でこちらを見た。


「こんなとこで何やってんだお前」


俺は白いヤツに声をかける。

髪の毛はボウボウにはえていて目元が見えにくい。こどものため、男女の判断もつけがたい。


「お父さんやお母さんは?」

「......」

「言葉わかる…?」


こくりと少女は頷く。

ぼちぼち進めるね

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