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世界で一番君が嫌い  作者: びゅー
4章 芸術
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4章-12 後日談

パギー「結局、今回は何もできなかったね」

アヌビス「あの暴力団ぶっつぶしてほしいよ、ほんとなら」

ナオヤ「あいつらにも正義はあるんだろうさ。

おれは、あの劇守れただけで充分だよ」

トリフ「思ったより、甘っちょろいのね。最低って呼ばれてる割に」

パギー「あ」

あの、トリフとかいう弁護士だ。

アヌビス「何の用だ」

トリフ「最低くんを見送りに来たのよ。ライチが言っていたわ。

女たらし、くたばれってね」        ・・・

ナオヤ「そう言うあんたは男癖が悪そうだね、ライチさん」

パギー「へ?」

アヌビス「?

え、え?

…ええ!?」

サヤ「同一人物!?髪の色まで違うのに!」

トリフは、いやライチは唇を噛みしめている。

ライチ「…へー…。よくわかったわね。

あなたが初めてよ」

ナオヤ「目はごまかせないよ」

サヤ「いやいや…。違ってたらどうするつもりだったの!?」

ナオヤ「そんときはおれが恥かくだけだし、どうでもいいよ」

ライチ「…初めてよ。こんなに殺したいと思える相手に出会ったのは」

ナオヤ「悪いけど、おれら、もう行くから。

それじゃ」


ライチ「…最低、ね。

まさしく、その名にふさわしい男だったわね」


もし、彼がこの町にとどまっていたら?

あるいは?

IFなんて想像するのはライチにとってらしくないことこの上ないが、

それでも、彼女は考えてしまっていた。

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