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世界で一番君が嫌い  作者: びゅー
3章 正義
87/116

3章-22 閉幕

パギー(正義…)

それぞれの人にそれぞれの正義があるとして。

パギー(それをできるだけ多く実現させること、

それがわたしにとっての正義だ)

そして、目標だ。

それが、彼女が考えた末に出した、結論だった。

パギー(ねぇ、

最低にとってほんとうの正義ってなに?)

きっと、この人は何かを隠している。

それは、直感でわかった。

寝ている最低に向かって、パギーが心の中で語りかける。

もちろん答えは返ってこない。



そうして、この町を出ようとした矢先。

ディアス「やい最低!!!!!!!!!!!!!!」

うるさいやつに、呼び止められてしまった。

ナオヤ「何だよ。!が多くてうっとうしい」

ディアス「関係ない!!!!!!!!!!

貴様は俺が初めてライバルと認めた存在だ!!!!!!!!!!!

この町を出ていくことなど許さん!!!!!!!!」

ナオヤ「おれに命令するな。

おれは最低だ。

おまえの言うことなんざ、聞かん」

ディアス「貴様のために肩書も用意した!!!!!!!!!

貴様はこの町の副司令官になる価値があるし、義務がある!!!!

それでも断るか!!!!!!!!!」

ナオヤ「ああ、断るね。

おれは肩書は好きじゃない。

最低だから」

それに正直、こんなやつと二度と戦いたくない。

こんな町、二度とごめんだ。

サヤ「行こう、最低」

ディアス「絶対に戻ってこいよ!!!!!!!!」

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