3章-22 閉幕
パギー(正義…)
それぞれの人にそれぞれの正義があるとして。
パギー(それをできるだけ多く実現させること、
それがわたしにとっての正義だ)
そして、目標だ。
それが、彼女が考えた末に出した、結論だった。
パギー(ねぇ、
最低にとってほんとうの正義ってなに?)
きっと、この人は何かを隠している。
それは、直感でわかった。
寝ている最低に向かって、パギーが心の中で語りかける。
もちろん答えは返ってこない。
…
そうして、この町を出ようとした矢先。
ディアス「やい最低!!!!!!!!!!!!!!」
うるさいやつに、呼び止められてしまった。
ナオヤ「何だよ。!が多くてうっとうしい」
ディアス「関係ない!!!!!!!!!!
貴様は俺が初めてライバルと認めた存在だ!!!!!!!!!!!
この町を出ていくことなど許さん!!!!!!!!」
ナオヤ「おれに命令するな。
おれは最低だ。
おまえの言うことなんざ、聞かん」
ディアス「貴様のために肩書も用意した!!!!!!!!!
貴様はこの町の副司令官になる価値があるし、義務がある!!!!
それでも断るか!!!!!!!!!」
ナオヤ「ああ、断るね。
おれは肩書は好きじゃない。
最低だから」
それに正直、こんなやつと二度と戦いたくない。
こんな町、二度とごめんだ。
サヤ「行こう、最低」
ディアス「絶対に戻ってこいよ!!!!!!!!」




