3章-03 反政府勢力
そうしながらしばらく歩いた所で、なにやら街頭演説らしきものが行われていた。
「政府は…国民の声を聞くべきである!
国を信じたがために、
生死の境目に陥ってしまった哀れな被害者の言い訳を聞くべきである!」
アヌビス「なんだ、ありゃ」
サヤ「あーいうのって効果あるのかなあ」
ナオヤ「関わり合いにならない方が身のためだな。ほっとこう」
サヤ「ローウオーの町のどこにあるんだろうね、鳳凰のドラムって」
ナオヤ「ちょっと聞き込みでもしてみるか」
ナオヤ「すみませーん」
おばさん「はい、なんでしょうか」
ナオヤ「実は僕たち、この町に保存されてるって言う、『鳳凰のドラム』を見に来たんですけど…」
おばさん「…鳳凰のドラムかい…。
それなら、中央会館に行ってみるといいよ。
…ただ、注意しなよ」
ナオヤ「…注意?まぁ、ありがとうございます」
中央会館に到着した。
サヤ「…何ここ…」
アヌビス「何やら妙な雰囲気だな…」
その会館の前にある予定表には、大量にチラシが貼られていて、
講演会の予定がびっちりと書き込まれていた。
…だけならいいのだが…
サヤ「これって…」
ナオヤ「…さっきのかよ…」
そのチラシは一つ一つ内容は微妙に違ったりはしていたが、
趣旨としては全部、『政府は謝罪せよ』と言った内容のものだった。
そして、下に『救済立案会』と名前がついていた。




