1章-16 兵器
ノルンは木の影でパソコンをカチカチ言わせている。
それ以外にも、キャットフードがこの町に手を出せない理由があるみたい」
「この町のはずれにミサイルが隠してあって、命令さえあればいつでも
キャットフードめがけて飛んでいくの。
それでキャットフードが変なことをしないように脅しをかけてる、ってわけよ」
「だから、互いが互いにミサイルを持つことで、互いに何もできない状況になってるのが現状みたいね」
「そいつはやっかいだな…そのミサイルがある限りキャットフードは手出しできねえってことじゃん」
…
どうしよ?」
がくん。
「ダメよ!あれ半径50メートルしか効き目無いの!一発しか撃てないんじゃどうしようもないわよ!」
アヌビス「…困ったなあ…」
ナオヤ「なあ、ノルン、おれにもちょっとその盗聴器貸してくれない?」
ノルン「いいけど、どうするの?」
ナオヤ「まあ、ちょっとね」
ナオヤは一人で、ずっと真剣な顔をしてアンテナを切り替えまくっていろんな会話を聞いている。
アヌビス「…変なところ盗聴してるんじゃねえだろうな」
サヤ「…ううん、顔見て。あの顔は真剣な時の最低だよ」
アヌビス「…ほんとだな」
ノルン「とりあえず今日はこれ以上どうすることもできないわね。この木の裏側なら気付かれないわ。今夜はここで寝ましょ」
サヤ「でも、かなり厄介だよねこれ。
本当になんとかなるのかなあ?」
ノルン「だいじょうぶよ、きっと!」
サヤ「わあ、おそろしくポジティブ思考だあ…」
{現青龍派と
副市長派は対立しており、市庁内がその2派閥で完全に分断されている…
そして青龍派にはキレ者と思えるような人材は…いない}




