5章-19 結
そして、何日かして。
セイント「では、行ってしまうのね、サヤ」
サヤ「おかあさん、ごめんね。
でも、きっとまた、会いに来るから」
セイント「待ってますよ」
「女王様、あれでよいのですか?」
「何のこと?」
「サヤ様の身の安全を考えるなら、女王様の側においてやったほうがよろしいのではないかと…」
「いいのよ、別に。
…だって、あの子の決めたことだからね。
口出しするつもりはないわ」
「さようですか…」
「確かに、心配ではあるけど、…でも、いつかは私もあの子を見守ることなんか出来なくなってしまうのは、わかっているから、
いつ別れたって、同じよ」
「ならば私は、もう何も言いませぬ」
そして、潜水艦乗り場まで、戻ってきた。
船員「どうでしたか?この町は」
ナオヤ「最悪だ」
アヌビス「宿に物投げ込まれるわ、いわれのない罪で逮捕されるわ…」
サヤ「でも、わたしは、ちょっと満足してる」
パギー「そりゃ、サヤはねえ…いいと思うけどさあ」
ナオヤ「俺たちは、いいことなんざ一つもなかったんだよお!」
船員「そうでしたか…悲惨でしたね」
最後に、この町に向けて、悔し紛れに思いっきり叫んでやった。
ナオヤ「二度とくるかこんな町!そのまま外部の者を拒み続けてつぶれてしまえ!!」
サヤ「あのー…一応私の故郷にあたるんだけど」
ナオヤ「んなもん関係あるか!!」
サヤ「はぁ…」




