番外編 珊瑚と翡翠の遊び
ネタ回です。Twitterで出てくるネタぶっ込みます。違反だったらすみません!
「翡翠!」
カフェ近くの公園に来た珊瑚は叫ぶ。
「珊瑚、来たわね。」
翡翠はいつも通りと言った顔をしている。
「これ、わかる?」
「うんうん、このペットボトルは…」
二人で頷きあう。
「○素水!!」
「開けて見ますか?開けて見たいですよねぇ〜w」
そういうのは翡翠。すると珊瑚もノリに乗る。
「はい、見たいです!」
そして翡翠がついにご存知のアレを始めた。
「開けて見ますよ!」
そしてペットボトルからプシュッと音が漏れる。
「ああ!!○素の音〜!!」
珊瑚は半分笑いながら言う。
通行人は笑っていたり、変な顔をしている。
「次は何試す?」
「うちは、これかなっ。」
と言いながら翡翠は両手の拳をぶつけた。
知ってる人は意外と多い「拳で抵抗」だ。
「じゃあ私たちは拳で抵抗をする!って言おう。」
「おーけー。」
「私たちは」
「拳で」
「「抵抗をする!」」
「痛い!」「だよねー」
やはり両手の拳をぶつけると痛い。
少しジンジンする手をさすりながら、
何しようかと珊瑚は聞く。翡翠は、
「魔法使い達の遊びは?」「いいね。」
「お前だったのか」「私だ。」
「魔法使い達の」「遊び」
二人ともまっすぐカフェと反対の方に振り向く。
流石にカフェの客に見られるのは恥ずかしい為。
アニメでも言うとカメラ目線という奴だ。
「お、翡翠達じゃん何してんの?」
「み、見てたの?」
珊瑚は恐る恐る聞く。
「見ちゃったなー…なんて。」
柘榴は少し申し訳なさそうに言う。
「おー、見たみた。なかなか良いコンビだったぜ!」
青玉はあっはっはと笑って言う。
「いやー見られてたの恥ずかしい〜」
と珊瑚は顔を覆って言う。
「ほらほら、珊瑚面白かったって褒められてるんだよ喜びなよ。」
翡翠はシレッとして言う。
「だって知り合いは誰も見てないと思ってしてたんだも〜ん。」
「えー珊瑚それはないよー。」
「僕は普段の珊瑚が見れて満足だよ。」
「俺は何してんのか全くわからなかったな。」
「嘘だ、青玉は秘密がわかるんだから分かるでしょ。」
「そうだな。」
「あーうーうおーーーわーっ!」
訳の分からない言葉を叫びながら珊瑚は青玉をポカポカ叩く。
「青玉〜っ痛くないんならそこを交代してくれ〜。」
柘榴は青玉を見つめながら言う。
「いや〜俺は譲ってやんねえ。柘榴はそんなに交代したいんなら自分でどうにかしろっ!」
「青玉ケチだな〜あはは。」
柘榴は諦めてそう言った。いつも通り、
笑顔のままだ。
「珊瑚、面白〜い!」
翡翠はお腹を抱えて笑っている。
「う〜わ〜…はっ!」
珊瑚は我に帰った。青玉は珊瑚から解放されるとふうっと言った。
「あーやっと解放された…」
と言いながら青玉は柘榴の方をチラと見る。
「…」
そうして数分話した後、気まずくなり、
皆帰っていったという…