表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/14

異界術式

◎異界術式

異界術式とは、異世界に存在する法則又は技術を再現するための手法である。

異界術式は独自の技術で摩訶不思議な事象を起こす「魔術」、自身の信仰する神から力を借り受ける「聖言」、自身の世界に住む生命を呼び出して使役する「召喚」、独自の技術で永久に残る物を作り上げる「錬成」の四体系に分かれており、「魔術」を操るモノを「異常師」、「聖言」を操るモノを「異神使」、「召喚」を操るモノを「異命使」、「錬成」を操るモノを「錬異士」と呼ぶ。

異界術式は使用可能タイミングに宣言することで使用できる。また、「タイミング:自身の行動時」である異界術式は使用後に使用者は行動済みとなる。異界術式を使用したキャラクターは代償として1CLを消費しなければならない。

●用語説明

「術式型」…異界術式のタイプを表す。攻撃・回復・補助・便利の4つに分けられる。

「タイミング」…その異界術式が使用できるタイミングである。

「効果」…その異界術式の効果である。使用した場合文面通りに処理すること

●注意点

異界術式は代償を支払った後に効果が得られる。よって、効果にCLを参照するものは、代償を支払った後の数値を用いて計算すること。

異界術式の効果中にあるSLは該当の異界術式を使用するために必要な専門技能のSLである。


◎異界術式・魔術

魔術の異界術式は異世界の事象を再現する手法である。

●「術式限界:1」

○異常識の矢

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とし、対象に「威力:CL×3+SL」の攻撃を行う。

解説:エネルギー体を生成し、投げつける。


○異常識の盾

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:シーンの終了時まで、自身が装備している「種別:武器」のアイテムの防御値を+「CL×2」する。

解説:自身の武器にエネルギーをまとわせ、硬くする。


○異常識の屈折

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とし、シーンの終了時まで、対象が装備している「種別:武器」のアイテムの照明レベルを±1する。

解説:エネルギー体によって光源を作ったり塞いだりする。


○異常識の泡

術式型:便利

効果:シーンに登場している任意の単体を対象とする。対象はこのシーンの間、5m上空まで移動可能になり、さらに「墜落」しなくなる。

解説:術式の対象を泡で包み、浮き上がらせる。


●『術式限界:2』

○異界式の風

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内に存在する単体の対象に「威力:[CL×3]」の攻撃を行う。この攻撃に対する回避の判定の達成値に-SLする。

解説:エネルギー体を薄く広く生成し、回避しにくい攻撃を行う。


○異界式の身体強化

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:10m」の範囲内の単体を対象とし、対象のDC値を+2する。

解説:エネルギー体を付加することで体の各部位を強化する。


○異界式の雲

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:シーン中の日光をすべて遮り、温度を低下させる。どれくらいまで低下させるかはGMが判断すること。

解説:エネルギー体で雲など遮光性物質を生成し、日光をさえぎる。


○異界式の空気断層

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:任意の地点に目に見えない壁を一つ作る。この壁は音声のみ遮断することができる。この効果はシーンの間継続する。

解説:音を通さない空気の壁を生成する。


○異界式の穴

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:自身が触れている壁、もしくは地面に穴をあける。穴の長さは[CL×5m]である。この穴はシーンの終了時に消滅し、元の状態に戻る。

解説:無理やり空間を割る。準備に時間がかかるため攻撃には転用できない。


●「術式限界:3」

○異界法の雷

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内に存在する単体の対象と自身と対象の間に存在する全てのキャラクターに「威力:[CL×2+5+SL]」の攻撃を行う。この攻撃は遮蔽されない。

解説:一直線に貫くエネルギー体を生成する。


○異界法の再生

術式型:回復

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:10m」の範囲内の単体を対象とし、対象の生命点を[CL×2+SL]点回復する。

解説:エネルギー体を用い、体の欠損を補う。


○異界法の旋風

術式型:補助

タイミング:ダイスチェックタイミング

効果:自身がこのラウンド間に行う「回避」の判定の達成値を+[CL×2+SL]する。

解説:自身の回避を補助する強風を巻き起こす。


○異界法の誘眠

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:10m」までの単体を対象とし、対象と【異界常識】で対決を行い、対決に勝利した場合、対象に『睡眠』を付加する。

解説:対象の活動を停止させる物質を生成し、注入する。


○異界法の竜巻

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:シーンに登場している任意の単体を対象とする。対象を、50m上空まで移動させる。対象は任意のタイミングで地上に移動してもよい。この「異界術式」の効果で移動した対象は「墜落」しない。

解説:強風を巻き起こし、対象を打ち上げる。


●「術式限界:4」

○異界事象の爆撃

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:50m」の範囲内に存在する「半径:[CL×2]m」以内に存在するすべてのキャラクターを対象とし、対象に「威力:CL×5」の攻撃を行う。ただしこの攻撃の命中判定の達成値に-[10-SL]する。

解説:エネルギー体を大量に生成し、一気にぶちまける。


○異界事象の要塞

術式型:補助

タイミング:ダイスチェックタイミング

効果:このシーンの間、自身が装備している[CL+1]個の「種別:防具」のアイテムの装甲値を+2する。

解説:エネルギーを全身にまとい、自身を硬くする。


○異界事象の逆しま時計

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:10m」の範囲内の単体を対象とし、そのキャラクターの「生命点」と「状態異常」を1ラウンド前のダイスチェックタイミングの状態に変更することができる。対象がこの効果の適用を望まない場合、対象と【異界知識】で対決を行い、勝利した場合のみこの効果を適用できる。

解説:対象の情報を一時保存し、後でその状態まで戻すことが出来る。


○異界事象の牢獄

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:シーンに登場している単体を対象とする。対象と【異界常識】で対決を行い、対決に勝利した場合、対象はこのシーンの間「移動」が出来なくなる。対象はチューニングタイミングに「チューニング」の代わりに再度対決することができ、対決に勝利した場合、「移動」ができるようになる。

解説:対象の移動を制限するように地形を変動させる。


●「術式限界:5」

○異界災害の鉄槌

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内に存在する単体を対象とし、対象に「威力:[CL×3]」の攻撃を行う。この攻撃に対して対象は「防御」を宣言することができない。

解説:大量のエネルギー体を対象の頭上に叩きつける。


○異界災害の暴風

術式型:補助

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:「射程:50m」の範囲内に存在する[CL+1]体を対象とし、対象と【異界知識】で対決を行い、対決に勝利した対象のDC値を-2する

解説:広範囲に暴風を起こし、バランスを崩させる。


○異界災害の断裂

術式型:補助

タイミング:自身の行動時 追加代償:2CL

効果:現在のシーンに登場している任意のキャラクターを対象とする。対象をシーンから退場させ、次のシーンに必ず登場させる。次のシーンはこのシーンと同様のものであるとして扱い、シーン開始時のダイスチェックタイミングを行わない。また、現在のシーンに登場しているキャラクターは次のシーンに登場できない。対象は【異界知識】で対決を行い、勝利した場合のみこのシーンにとどまることが出来る。逆に、現在のシーンに登場していてこの効果の対象にならなかったキャラクターも、【異界知識】で対決を行い、勝利した場合はこのシーンから退場し、次のシーンに登場できるようになる。

解説:地形を変動させ、登場人物を分断する。


○異界災害の終末

術式型:補助

タイミング:ダイスチェックタイミング 追加代償:後述

効果:自身が「異世界展開」を行っており、なおかつCLが6以上のときにしか使用できない。自身は即座にCLを1、DC値を0にし、行動済みとなる。次のクリンナップタイミングに任意のキャラクターをこのシナリオの舞台となる世界から脱出させ、この世界を滅亡させる。クリンナップタイミングまでに、自身の「生命点」が〈最大生命点〉の一割以上減少すると、この効果は無効化される。

解説:異世界の構成要素を解き、崩壊させる。


◎異界術式・聖言

聖言の異界術式は異世界の神の奇跡を再現する手法である。

●「術式限界:1」

○信仰の御手

術式型:回復

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:至近」の単体を対象とし、対象の生命点を[判定の達成値÷2]点回復する。

解説:自身の世界の神の力により、触れた者を救う。


○信仰の魔除け

術式型:回復

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:至近」の単体を対象とし、対象が受けている『戦闘不能』を除く「状態異常」のうち1つを解除する。

解説:自身の世界の神の力により、触れた者の魔を除く。


○信仰の加護

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:至近」の単体を対象とし、シーンの終了時まで対象の【最大生命点】を+[SL×10]する。その後、生命点を[SL×10]点回復する。

解説:自身の世界の神の力により、触れた者に加護を与える。


○信仰の灯

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:このシーンの間、自身が装備している任意のアイテムの照明レベルを+2する。

解説:自身の世界の神の力を明かりとして武器に灯す。


○信仰の御告げ

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:自身の信仰している神から言葉を聞くことができる。GMはこの効果でPCに情報を出さなくてもよい。

解説:神様のお言葉を聞くことができる。


●「術式限界:2」

○神託の光

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とし、対象に「威力:[SL×3]」の攻撃を行う。

解説:神の光を用いて外敵を討ち払う。


○神託の愛

術式型:回復

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内に存在する単体を対象とし、対象の生命点を[判定の達成値+CL×3]点回復する。さらに、任意数のDC値を減少させる(最大SL個まで)ことで「減少させたDC値」D6点生命点を回復することができる。

解説:神の愛を用いて仲間を癒す。


○神託の刃

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:至近」に存在する単体を対象とし、対象が行う攻撃の威力を+[CL×2]する。この効果はシーン間持続する。

解説:触れた刃に神の力を宿す。


○神託の盾

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:至近」に存在する単体を対象とし、対象が装備している「種別:武器」のアイテム1つの「防御値」を+[5+CL]する。

解説:触れた盾に神の加護を宿す。


○神託の御告げ

術式型:便利

タイミング:後述

効果:任意の情報を受け取ったときに使用を宣言できる。その情報の真偽がわかる。

解説:神様に情報の真偽を確かめてもらう。


●「術式限界:3」

○聖者の涙

術式型:回復

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:至近」に存在する『戦闘不能』のキャラクター単体を対象とし、対象の生命点を「判定の達成値」点まで回復し、さらに『気絶』を解除する。

解説:聖者が施す慈愛はその者に力を取り戻させる。


○聖者の行進

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:自身と敵対していないエキストラを対象とする。対象は自身の言葉を疑わず、無条件で従うようになる。この効果はそのキャラクターが明確に敵対する理由が発生しない限り永続する。

解説:聖者は人々に教えを説き、大きな行進となって進んで行く。


○聖者の転移

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:自身を最大[SL×10]mまで移動させる。この移動に対して一切の行動を行うことがでいない。また、追加で2CLを代償として支払うことで即座にシナリオの舞台となっている世界から脱出することができる。脱出先は自由に決めることができる。

解説:一人でも多くの者に教えを説くために、聖者は様々な場所へ飛ぶ。


○聖者の御告げ

術式型:便利

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:自身の信仰している神様に対して一つだけ質問ができる。この時GMは代償を払い戻してこの効果を無効にしてもよい。

解説:神様に自身の疑問点を投げかけることができる。神の気まぐれ次第では答えてくれるかもしれない。


●「術式限界:4」

○奇跡の神罰

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:シーンに存在する単体を対象とし、対象に「威力:[CL×5]」の攻撃を行う。

解説:自身の神に敵対する愚者に神罰を降らせる。


○奇跡の雨

術式型:回復

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:シーンに存在する任意数のキャラクターを対象とし、対象の生命点を[判定の達成値÷2+CL×3+SL]点回復する。

解説:神の愛を雨のようにふりまき、周囲の者を癒す。


○奇跡の保護膜

術式型:補助

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:自身が受ける攻撃の威力判定の結果を0に変更することができる。この効果はシーンが終了するか、一度威力判定の結果を変更するまで持続する。

解説:神の力を使って自身を一度だけ完全に守る膜を展開する。


○奇跡の御告げ

術式型:便利

タイミング:自身の行動時 追加代償:2CL

効果:自身の信仰している神様から一つの単語について詳しい話が聞ける。GMは極力その単語に関する情報を与えなければならない。この時GMは代償を払い戻すことでこの効果を無効化にすることができる。また、追加代償のみを払い戻すことで一部の情報を与えないという処置をとってもよい。

解説:神様に詳しいお告げを聞くことができる。


●「術式限界:5」

○異神顕現の復活

術式型:回復

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:「射程:至近」の単体を対象とし、対象の生命点を[判定の達成値×2]点回復し、さらに『戦闘不能』を含むあらゆる「状態異常」を解除する。

解説:触れた者を完璧な状態まで癒す。


○異神顕現の神依

術式型:補助

タイミング:自身の行動時 追加代償:2CL

効果:自身のDC値を+8する。この「異界術式」は1シーンに1回まで使用できる。

解説:自身に神を降ろし、莫大な力を得る。


○異神顕現の再誕

術式型:補助

タイミング:チューニングタイミング 追加代償:3CL

効果:自身が『戦闘不能』を受けている時に使用できる。即座に自身の生命点を[CL×5]点まで回復し、さらにあらゆる「状態異常」を解除する。

解説:致命的な一撃を食らっても、神の加護によりすぐに戦場に舞い戻る。


○異神顕現の御告げ

術式型:便利

タイミング:自身の行動時 追加代償:3CL

効果:自身の信仰している神様に一度だけ質問ができる。GMはこの質問に対し必ず答えなければならない。

解説:自身の神様に愛されている。何でも答えてくれるだろう。


◎異界術式・召喚

召喚の異界術式は異世界の生命を召喚し、使役するための手法である。

また、異界術式・召喚のみ以下の共通効果を持つ。

●共通効果

タイミング:異界術式の使用時

効果:追加で1CLを代償として支払った場合、SL回まで、ダイスチェックタイミングにこの「異界術式」を使用できる。この時、代償は支払わなくてよいが共通効果を使用できず、SL回使用するまで自身は「異界術式・召喚」の「異界術式」を使用できない

●「術式限界:1」

○火を吹くモノの召喚

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とし、対象に「威力:[CL×3+{そのシーンの間に使用した《火を吹くモノの召喚》の使用回数}]」の攻撃を行う。

解説:火を吹く生命体を呼び出し、攻撃させる。


○空を泳ぐモノの召喚

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とし、対象に「命中値:SL」「威力:CL+3」の攻撃を行う。この攻撃が命中した場合、対象のDC値を-1する。

解説:空を泳ぐ生命体を呼び出し、体勢を崩させる。


○心を癒すモノの召喚

術式型:回復

タイミング:自身の行動時

効果:シーンに登場している単体を対象とし、対象の生命点を「CL+10」点回復する。

解説:愛らしい生命体を呼び出し、仲間を応援させる。


○物を運ぶのに適するモノ共の召喚

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:シーンに登場しているキャラクター及びアイテムをシーンの終了時に自由に移動させることができる。この異界術式は「異界術式・召喚」の共通効果を持たない。

解説:荷馬やそれに類する生命体を呼び出し、物を運ばせる。


●「術式限界:2」

○岩を投げるモノの召喚

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とし、対象に「命中値:[-2+{このシーンに自身が使用した《岩を投げるモノの召喚》の効果の使用回数}]」、「威力:[CL×3]」の攻撃を行う。

解説:攻撃するごとに命中精度が上がる岩を投げる生命体を呼び出す。


○竜巻の中に住まうモノの召喚

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とし、対象に「命中値:+2」、「威力:[CL+{このシーンに自身が使用した《竜巻の中に住まうモノの召喚》の効果の使用回数}×2]」の攻撃を行う。

解説:呼び出されるごとに勢いを増す竜巻を起こす生命体を呼び出す。


○世界の陰と陽を司るモノの召喚

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とし、このラウンドの間、対象が装備している任意のアイテム一つの照明レベルを±[1+{そのシーンに自身が使用した《世界の陰と陽を司るモノの召喚》の効果の使用回数}]する。

解説:世界の光量を司る生命体を呼び出し、光の強さを調節させる。


○大きな背中に全てを乗せるモノの召喚

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:シーンに登場している任意のキャラクター、もしくは物を対象とする。対象を自由に移動させることができる。追加で4CLを代償として支払うことで、対象をシナリオの舞台となる世界から脱出させることができる。

解説:非常に大きく、なおかつ移動する生命体を呼び出し、物を運ばせる。町の一つや二つは軽々と運んでいくだろう。


●「術式限界:3」

○大樹を握りつぶすモノの召喚

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とし、対象に「威力:CL×3+SL」の攻撃を行う。この術式が命中した場合、このラウンドの間、対象が行うあらゆる判定の達成値を-「このシーンの間に対象に命中した《大樹を握りつぶすモノの召喚》の回数」する。この効果は累積する。

解説:大樹を握りつぶせるほど巨大な手を持った生命体を呼び出す。


○変化を否定するモノの召喚

術式型:回復

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とし、対象の生命点を[CL×3+SL+{そのシーンに使用した《変化を否定するモノの召喚》の効果の使用回数}×3]点回復する。また、そのシーンの間、自身が行うこの異界術式の回復量にする。

解説:物の変化を否定し、元の姿へと修復する生命体を呼び出す。


○献身的に他者を守るモノ共の召喚

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:シーンに登場している単体を対象とする。シーンの終了時まで、対象の所持している「種別:防具」のアイテムを一つ選び、その装甲値に+2する。この効果は累積し、この効果によって上昇した装甲値が+10を超えた場合、以降のこの効果が発動する度に対象のDC値を+1する。

解説:身を挺して他者を守る生命体を呼び出す。非常に数が多く、心強い。


○群れ成すモノどもの召喚

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:「射程:20m」の範囲内の単体を対象とする。シーンの終了時まで、対象が行うあらゆる判定の達成値を-1する。この効果は累積し、この効果によって減少した達成値が-5を超えた場合、以降のこの効果が発動する度に対象のDC値を-1する。

解説:大量に群れを成す生命体を呼び出し、敵の動作を阻害する。


●「術式限界:4」

○一帯を焼き尽くすモノの召喚

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:「射程:50m」の範囲内に存在する「半径:[CL×3+{このシーンの間に自身が使用した《一帯を焼き尽くすモノの召喚》の使用回数}×2]m」以内に存在する全てのキャラクターを対象とし、対象に「命中値:+2」「威力:[CL×3+SL]」の攻撃を行う。

解説:空から地上を焼き払う生命体を呼び出す。そのあまりの大規模攻撃に召喚者自身も巻き込まれかねない。


○大地を踏み均すモノの召喚

術式型:補助

タイミング:自身の行動時

効果:シーンに登場している「上空」へと移動しているキャラクターを除いた全てのキャラクターを対象とする。対象は「適正能力:この「異界術式」の使用者が指定」「難易度:[CL×5+SL]」「使用技能:【身体操作】」で判定を行う。この判定に失敗した場合、DC値を-2する。

解説:一歩ごとに地面を大きく揺らす生命体を呼び出す。地上に立つものは思わずバランスを崩すだろう。


○作物を食い荒らすモノ共の召喚

術式型:補助

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:シーンに登場しているすべてのキャラクターを対象とする。対象はこのラウンドの間あらゆる消耗品を使用することができない。

解説:あらゆる作物を食い荒らす生命体の群れを呼び出し、消耗品の使用を躊躇わせる。


○未契約者の強制召喚

術式型:便利

タイミング:自身の行動時 追加代償:2CL

効果:シーンに登場していない任意のキャラクター、およびアイテムを対象とする。対象を登場させることができる。対象となったキャラクターはこの効果を拒否できる。また、GMは代償を払い戻すことによってこの効果を無効化してもよい。この異界術式は「異界術式・召喚」の共通効果を持たない。

解説:自身が契約していない存在でも強引に呼び出すことができる。成否は相手次第だが。


●「術式限界:5」

○概念すらも切り裂くモノの召喚

術式型:攻撃

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:「射程:10m」の範囲内の単体を対象とし、対象に「威力:[CL×7+SL+{このシーンの間に自身が使用した《概念すらも切り裂くモノの召喚》の使用回数}×3]」の攻撃を行う。

解説:圧倒的な破壊力を誇り、どんなに硬い物質での切り裂いてしまう生命体を呼び出す。


○財宝を守護するモノ共の召喚

術式型:補助

タイミング:自身の行動時 追加代償:2CL

効果:このラウンドの間、自身が装備している「種別:武器」のアイテムの「命中値」と「威力」に+5し、「種別:防具」の全てのアイテムの「装甲値」に+2する。さらに自身の【最大生命点】を+「CL×20」した後に生命点を「CL×20」点回復する。この効果はクリンナップタイミングに消滅する。

解説:財宝を守護する生命体に自身を守護させる。


○目を背けさせるモノ共の召喚

術式型:補助

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:シーンに登場しているすべてのキャラクターを対象とする。対象は「適正能力:この『異界術式』の使用者が指定」「難易度:[CL×5+SL]」「使用技能:【異界知識】」で判定を行う。この判定に失敗した場合、対象のCLは即座に1になる。

解説:目にしただけでも怖気が走る生命体を呼び出し、場を凍りつかせる。


○星すらも飲み込むモノの召喚

術式型:補助

タイミング:ダイスチェックタイミング 追加代償:後述

効果:自身が「異世界展開」を行っており、なおかつCLが6以上のときにしか使用できない。自身は即座にDC値を0にし、行動済みとなる。次のクリンナップタイミングに任意のキャラクターをこのシナリオの舞台となる世界から脱出させ、この世界を滅亡させる。クリンナップタイミングまでに自身のCLが1でも減少した場合、この効果は無効になる。この異界術式は1シナリオに1回までしか使用できず、また、「異界術式・召喚」の共通効果を持たない。

解説:星をも飲み込む超々巨大生物に世界ごと飲み込んでもらう。


◎異界術式・錬金

錬金の異界術式は異世界の物理法則によって物質の生成を行う手法である。この異界術式によって獲得したアイテムはセッションの終了時にすべて破棄される。

異界術式・錬金には術式限界というものが存在しない。《錬金術の知識》の習得時に「SL×3」個の異界術式を選択しておき、それを使用できるようになる。

また、異界術式・錬金の中にはその異界術式を使用するために前提条件として選択しておかなければならない異界術式もある。

○武器の錬成

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:錬鉄武器」「種別:武器/(剣、槍、斧、鎌、棍、鞭のうちから1つ)」「威力:[CL×2+SL]」「命中値:[-2+SL]」「防御値:[CL+SL]」「射程:至近」のアイテムを1つ生成し、即座に装備することができる。

解説:手になじむ武器を錬成する。


○盾の錬成

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:錬鉄盾」「種別:武器/盾」「威力:SL」「命中値:[-4+SL]」「防御値:[CL×3+SL]」「射程:至近」のアイテムを1つ生成し、即座に装備することができる。

解説:手になじむ盾を錬成する。


○武器の強化錬成

術式型:便利 選択前提:武器の錬成、盾の錬成のどちらか1つ

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:至近に存在する単体を対象とする。対象の装備している「種別:武器」のアイテムの「威力」「命中値」「防御値」のいずれかに+CLする。この効果は重複しない。

解説:手で触れた武器を強化する。


○武器の特殊錬成

術式型:便利 選択前提:武器の強化錬成、飛び道具の強化錬成のどちらか1つ

タイミング:自身の行動時

効果:至近に存在する単体が対象。セッションの終了時まで、対象が装備している「種別:武器」のアイテムに「価格:+CL」までの武器特殊能力を1つ付与する。

解説:手で触れた武器に特殊な効果を付加する。


○弓の錬成

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:錬鉄弓」「種別:武器/(弓、弩のどちらか1つ)」「威力:[CL+SL×2]」「命中値:[-3+CL]」「防御値:±0」「射程:[CL×10]m」のアイテムを1つ生成し、即座に装備することができる。

解説:手になじむ弓を錬成する。


○銃の錬成

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:錬鉄銃」「種別:武器/銃」「威力:+SL」「命中値:±0」「防御値:±0」「射程:[CL×10]m」「装弾数:[CL×2+SL]」のアイテムを1つ生成し、即座に装備することができる。

解説:手になじむ銃を錬成する。


○飛び道具の強化錬成

術式型:便利 選択前提:弓の錬成、銃の錬成のどちらか1つ

タイミング:自身の行動時

効果:至近に存在する単体を対象とする。対象の装備している「種別:武器」のアイテムの「威力」「命中値」のいずれかに+「CL」するか、「射程」に+[CL×5]mする。この効果は重複しない。

解説:手で触れた武器を強化する。


○弾数の強化錬成

術式型:便利 選択前提:銃の錬成

タイミング:自身の行動時

効果:至近に存在する単体が対象。セッションの終了時まで、対象が装備している「種別:武器/銃」のアイテムの「装弾数」を+CLする。

解説:手に持っている銃に追加弾倉を設ける。


○汎用弾丸の錬成

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:「威力:+1」「命中値:+1」の弾丸を[SL×3]個得る。自身が装備している「種別:銃」のアイテムに弾丸を「装填」していない場合、即座に装填できる。

解説:手にもつ銃に装填できる汎用の弾丸を錬成する。


○貫通弾の錬成

術式型:便利 選択前提:汎用弾丸の錬成

タイミング:自身の行動時

効果:「威力:+4」「命中値:-1」の弾丸を[SL×2]個得る。自身が装備している「種別:銃」のアイテムに弾丸を「装填」していない場合、即座に装填できる。

解説:手にもつ銃に装填できる貫通特化の弾丸を錬成する。


○防具の錬成

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:錬鉄防具」「種別:防具/(服、鎧、手甲、足のいずれか1つ)」「装甲値:+[CL×2]」「移動値:-」「回避値:+SL」のアイテムを1つ生成し、即座に装備することができる。

解説:体になじむ防具を錬成する。


○防具の強化錬成

術式型:便利 選択前提:防具の錬成

タイミング:自身の行動時 追加代償:1CL

効果:至近に存在する単体を対象とする。対象の装備している「種別:防具」のアイテムの「装甲値」「回避値」のいずれかに+CLする。この効果は重複しない。

解説:手に触れた防具を強化する。


○防具の特殊錬成

術式型:便利 選択前提:防具の強化錬成

タイミング:自身の行動時

効果:至近に存在する単体が対象。セッションの終了時まで、対象が装備している「種別:防具」のアイテムに「価格:+CL」までの防具特殊能力を1つ付与する。

解説:手に触れた防具に特殊な効果を付加する。


○爆発物の錬成

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:錬鉄爆弾」「効果:自身の行動時に使用することができる。「射程:20m」に存在する単体を中心とした半径10m内に存在する対象に「威力:[5+SL]」の攻撃を行う。」という消耗品アイテムを1個得る。

解説:爆発物を錬成する。


○催涙弾の錬成

術式型:便利 選択前提:爆発物の錬成

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:錬鉄催涙爆弾」「効果:自身の行動時に使用することができる。「射程:20m」に存在する単体を中心とした半径10m内に存在する対象に「威力:SL」の攻撃を行う。攻撃が命中した場合、対象に『朦朧』を付加する。」という消耗品アイテムを1個得る。

解説:猛烈な涙を誘発する爆発物を錬成する。


○生体兵器の錬成

術式型:便利 選択前提:爆発物の錬成

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:錬鉄毒霧爆弾」「効果:自身の行動時に使用することができる。「射程:20m」に存在する単体を中心とした半径10m内に存在する対象に「威力:SL」の攻撃を行う。攻撃が命中した場合、対象に『猛毒』を付加する。」という消耗品アイテムを1個得る。

解説:生命を死に至らしめる毒を振りまく爆発物を錬成する。


○煙幕弾の錬成

術式型:便利 選択前提:爆発物の錬成

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:錬鉄煙幕弾」「効果:自身の行動時に使用することができる。「射程:20m」に存在する単体を中心とした半径10m内に存在する対象に「威力:SL」の攻撃を行う。攻撃が命中した場合、対象に『盲目』を付加する。」という消耗品アイテムを1個得る。

解説:視界をふさぐ爆発物を錬成する。


○回復薬の錬成

術式型:便利

タイミング:自身の行動時

効果:回復薬を1個得る。

解説:回復薬を作り出す。


○簡易薬の錬成

術式型:便利 選択前提:回復薬の錬成

タイミング:自身の行動時 

効果:「価格:2C」までの消耗品アイテムを1個得る。

解説:手軽に作れる薬を作り出す。


○万能薬の錬成

術式型:便利 選択前提:簡易薬の錬成

タイミング:自身の行動時 追加代償:1D+1CL

効果:万能薬を1個得る。

解説:あらゆる状態異常に効く薬を作り出す。


○便利品の錬成

術式型:便利 選択前提:万能薬の錬成

タイミング:自身の行動時 追加代償:1D+1CL

効果:「価格:5C」までの消耗品アイテムを1個得る。

解説:使い捨て型の便利品を作り出す。


○便利品の錬成・2

術式型:便利 選択前提:便利品の錬成

タイミング:自身の行動時 追加代償:2D+1CL

効果:「価格:10C」までの消耗品アイテムを1個得る。

解説:強力な消耗品を作り出す。


○毒薬の錬成

術式型:便利 選択前提:簡易薬の錬成

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:塗布型毒薬」「効果:自身の行動時に使用することができる。至近に存在する単体が装備している「種別:武器」のアイテム1つを対象とする。対象の威力に+SLし、対象に「この武器による攻撃が命中した時、対象に『猛毒』を与える。」という特殊能力を与える。この効果はシーンの終了時まで持続する。」という消耗品アイテムを1個得る。

解説:刃に塗りつけるタイプの毒薬を作り出す。


○麻痺薬の錬成

術式型:便利 選択前提:簡易薬の錬成

タイミング:自身の行動時

効果:「アイテム名:塗布型麻痺薬」「効果:自身の行動時に使用することができる。至近に存在する単体が装備している「種別:武器」のアイテム1つを対象とする。対象の威力に+SLし、対象に「この武器による攻撃が命中した時、対象に『麻痺』を与える。」という特殊能力を与える。この効果はシーンの終了時まで持続する。」という消耗品アイテムを1個得る。

解説:刃に塗りつけるタイプの麻痺薬を作り出す。


○金の錬成

術式型:便利

タイミング:自身の行動時 追加代償:2CL+3D

効果:3Cを得る。この「異界術式」は1セッションに1度までしか使用できない。

解説:高い労力を使用してお金を作り出す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ