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⑼『風車(ふうしゃ)と混沌』
⑼『風車と混沌』
㈠
風車に、少なくとも、日本のエネルギーの未来を託したいのである。混沌とは、その別世界であって貰いたい訳であって。それがなるようになるとは思えない。やはり、大きな、発言であろう。政治には疎いが、誰か国会で発言でもして貰いたいものだ。
㈡
それにしても、意味不明な、厄介な小説に取り組みだしたものだよ。俺は点で訳が分からないんだ。そんなことを、書いて居るのか、と問われれば、確かにそうだ、というが、自分が何を言っているか、もう俺は把握出来ていないのだ。
㈢
こんな危険状態の小説も、小説足り得るだろうか。昔、院の時に、芥川龍之介の、『玄鶴山房』の論を書いていて、その先に、混沌で生きて行くであろう、と、人々を評したが、まさに、この小説も、混沌が偶然にも、先の未来になっている。混沌では、はっきり言って、駄目なのだ。