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⑵『風車(ふうしゃ)と混沌』
⑵『風車と混沌』
㈠
この小説を書き出してから、随分と時が経った。短編で終わらせるつもりがなかったから、投稿しなかったのだが、保存した侭になっていて、ようやく、⑵を書いて居るところである。風車は確かに、何かの役に立つだろう。
㈡
勿論、外観が見ていて綺麗だ、ということもある。風の力を力学として、また、エネルギーを生み出すなど、重要な未来的エネルギー発電であるが、しかし、その未来は、混沌に包まれている。原子力発電が、最も効率が良いからだ、危険と隣り合わせだが。
㈢
しかし、俺としては、風車の先に混沌を見たくないが、現時代において、風車の先には混沌しかないことが、何とも辛い現状だ。あんなにも、風車は力強く回転しているのに、どうしたことか、エネルギー産業の主役になれず、ただ回っているのだ、そんな感じで、当たって居るかどうかも、分からないが。