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魔王子  作者: デブ猫
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第二十一部 第一話 戦力差

長い間書き進めてきた『魔王子』ですが、ようやくラストシーンまでの構想がまとまりました。


もう執筆のために長い時間をとる必要がありませんので、今後は二日に一回のペースで投稿していく予定です。


どうか最終話まで、今少しのお付き合いをお願い致します

 ジュネブラ。

 暗雲立ちこめる山林の上空、装甲板と砲台で武装した数隻の武装飛空挺が浮遊している。

 その周囲には徴集した輸送用飛空挺も滞空している。


 トゥーン達が皇国へ潜入するために使用した試作型高々度飛翔機『ソッピース』は、魔力供給者の魔力を推進力に変換する魔力推進器を装備していた。

 だが魔力推進器は試作段階で、いまだ魔王軍では実戦配備されていない。

 そのためこれらの機体は、『念動』や竜騎兵のワイバーンに牽引されて飛行する。

 だから牽引役の竜騎兵の編隊もホバリングを続けたり、飛空挺の上で翼を休めたりしていた。

 魔王軍の空戦力は、前進してはいない。


 地上には急遽募兵された兵士達と、魔王城の警備隊と近衛兵団。

 大半が素人の寄せ集めだけあって、雑然とした集団がほとんどだ。

 彼らも進撃してはいない。

 最前線に立つのは、統率力と勇猛さで鳴らすワーウルフ族の黒狼近衛兵団。だが彼らは既に壊滅寸前にあった

 生き残った僅かな団員が、それでも最前線に留まり続けている。


 その遙か彼方、インターラーケン城やトンネル出口がある方角に、トリニティ軍が布陣している。

 極めて整然とした隊列が、森と林と草原の中に幾つも存在している。

 それらはゆっくりと、だが確実に前進を続けている。

 左右に張り出してジュネブラを包囲する皇国軍は、雨の中でも着実に進軍する。


 皇国軍の中央には、幾つもの部隊に警護された移動砲台の車列があった。

 砲台が乗る荷台は、馬車や魔道車のような車輪が左右に幾つも付けられている。

 かつ左右の各車輪をまとめてグルリと囲むように、ベルトのようなものが装着されていた。

 砲台の重量を支えるために作られた車輪とベルトが、雷雨でぬかるんだ地面でも砲台が泥の中にめり込み沈むのを防いでいた。

 また、砲撃の際に反動で砲台が吹き飛んだり倒れるのを防いでいる。

 おかげで、ゆっくりではあるが移動砲台群も前進を続けている。

 どうしても進めないほど水浸しの場所は、魔法で凍結させて前進する。


 両軍の間、ジュネブラ寄りの草原や湿地帯には、多数の大穴が開いていた。

 地面がえぐれ、泉が消し飛び、吹き飛んだ土砂の中に多数の死体があった。

 それらは最前線に立ちトリニティ軍へ切り込まんとしていた、黒狼近衛兵団のワーウルフ達。その後ろに続いた他の魔族達。

 加えて撃墜された飛空挺も、墜落し地面に激突して粉々に砕け、雨の中ですら未だに火を上げていた。

 反撃の好機を逃すまいと進撃した魔王軍は、トリニティ軍の砲撃を前に、あえなく後退を強いられていた。


 暗雲は両軍の中間からトリニティ軍にかけて、極めて不自然に集まっていた。

 しかも雷雨はトリニティ軍を狙うかのように降り注いでいる。

 太陽を遮る雨雲の下には、巨大なコウモリのような黒い影が雷光に浮かぶ。

 それは、魔王。

 魔王の極大魔法、それは天候をすら操るものだった。

 水が豊富なインターラーケンでの森林火災、これにより生じた水分を多く含んだ上昇気流を利用し、雨雲を形成して局地的な雷雨を発生させたのだ。


 今も魔王の生み出した魔力はトリニティ軍を水浸しにしている。

 これにより視界を遮られ、地面を泥沼に変えられた皇国軍の進軍速度は、著しく低下していた。

 トゥーン達の情報にあった、銃の光線による攻撃も、土砂降りの雨によって封じられている。

 のみならず、分厚い雨雲から降り注ぐ雷がトリニティ軍中央の移動砲台軍へ正確に撃ち込まれている。


 にもかかわらず、人間達の前進を止めることが出来ていなかった。

 足場が悪くても移動砲台は少しずつ前進する。

 視界が悪くても砲列が魔王軍を狙う。

 魔王の生み出す雷撃が降り注ごうとも、移動砲台の部隊が上空に展開する障壁を破るにはいたらない。

 移動砲台を守る強固な障壁から出て、左右に包囲網を築きつつある歩兵と騎兵の部隊も止まらない。

 一般兵の部隊も、移動砲台群ほどではないが、小型の障壁を各所で発生させている。そのため、雷撃も有効な打撃を与えきれない。

 絶大な魔力が生み出す極大魔法すら、トリニティ軍を撃退することが出来なかった。

 足止め、時間稼ぎがせいぜいだ。


 魔王自身も激闘の最中にある。

 その巨大な魔力が形を為した、やはり巨大な黒い翼がひるがえる。

 コウモリの皮膜のような翼からは、数多の黒い触手のようなものが伸びている。

 うごめく触手の束が大気を貫き、雲を切り裂き、電光をまといながら敵を追う。


 だが、捉えられない。

 自らが生み出した豪雨の中、黒い雲のように躍動する魔王ですら、勇者四人を捉えることが出来ない。


 触手の群れよりも速く飛び、剣と槍が触手を刻み霧散させる。

 雷撃は、彼らより速く飛ぶナイフの群れに大半が誘導される。雷のうちのいくらかは勇者達にも当たったが、彼らの鎧が電流を跳ね返し、大気の中へ逃がしてしまう。

 ナイフ本体も雷撃への対策をしてあるらしく、動きが一瞬止まる程度でしかない。すぐに体勢を立て直し、魔王の翼を引き裂こうと飛び回る。

 魔王の翼と触手からは、雷だけでなく炎も、風も、強烈な冷気も生じる。だがそれら全ても見事に回避される。

 逆に、攻撃の隙を突いて青と赤の騎士が切り込んでくる。黒騎士の矢が魔王の魔力の中心を狙ってくる。


 魔力の中心、それは黒い翼の付け根部分にあった。

 巨大な二枚の翼とは不釣り合いな、ぼんやりとした青黒い塊。

 だがそこに向けた攻撃は、全て無効化されている。

 大気を貫き衝撃波をまき散らす矢は、魔力に触れると共に力を失い落ちていく。

 縦横無尽に飛び回るナイフは、青黒い塊に突き刺さった瞬間に凍結して砕け散った。


 青黒い塊や翼のようなものは、魔王の肉体から漏れだした魔力の雲。ゆえにそれ自体は実体を持たない。

 そのため、翼や触手を刺されても切り裂かれても、魔王自身にダメージはない。

 だが、確実に魔力は消費する。

 意識を削がれ、魔法への精神統一を妨害される。

 事実、青黒い巨大な翼の付け根付近では、ぼんやりとした魔力の塊の中で魔王が愚痴をこぼしている。

 絶対的な魔力の防壁で守られてはいるが、それでも焦りは生じていた。


「ええい、困ったぞ……。

 こんなにすばしっこいなんて、全然捕まえられないじゃないか。

 雷は効果無し、他の魔法じゃ当たりもしない。速すぎるよ。

 雷雲を維持しないと、下のみんながやられちゃうけど、これだけ沢山の魔法を組むのも結構キツイなぁ。

 て……うおぉっ!?」


 魔力の雲を、光が貫いた。

 巨大な翼の根元を、白騎士の大砲が撃ち抜いたのだ。

 さらには雨雲も一部吹き飛ばし、雷雲の中から青空すらのぞかせた。

 太陽の光に、絶大な魔力で形成した翼に開いた大穴が照らされる。

 そして、魔王の姿も外気にさらした。

 絶対的な防壁で包んでいたはずの自らの肉体、その防壁が一部削られたのだ。

 薄暗い雷雨の空、僅かに差し込んだ太陽の光に照らされたのは、驚愕に目を見開いた男。

 青黒い顎髭を切りそろえた、青黒い長髪と目の男は、こめかみに一筋の汗を流した。





「ああ、魔王様がー!」


 雨が降りしきる泥の中、這いつくばる三匹の豚頭が叫びを上げた。

 彼らの周囲には様々な種類の魔族がいる。

 オーク達と同じく雨に打たれながら、泥と草の中に身を伏せていた。

 それでも彼ら全員が頭を上げて、雷雲の下で戦う魔王と勇者達の戦いに目を見開く。

 今、白い鎧の勇者が放った砲撃に、魔王の翼が撃ち抜かれていた。


「て、てーへんだべ! 魔王様が、やられちまっただか!?」

「い、いや、落ち着くんだな。魔王様、大丈夫なんだな」

「さっすが魔王様だべよ、あれくらいへっちゃらなんだー」


 スコップを手にしたオークが指さす先では、魔王の千切れた翼が触手を伸ばし、つながり、修復していく。

 魔力で形作られた姿は、実体を持たないが故に即座に元通りに戻っていく。

 だが、元に戻る間は攻撃に隙が出来た。地上へ降り注ぐ雷撃が止んでしまう。

 雷撃が止むと同時にトリニティ軍の頭上を覆う障壁が解除される。


 移動砲台群が火を噴く。

 全砲台からの一斉砲撃。

 砲撃のみならず、赤い光を放つ巨大な矢も天空へ向けて撃ち上げられた。

 大量のマジックアローが弾幕となって天空の魔王を狙う。

 左右に展開し包囲網を築く歩兵と騎兵の勢いも増す。


 体勢を立て直した魔王の雷撃が魔法の矢を射落とす。

 だが、あまりに数が多すぎた。全てを落とすことは出来なかった。

 撃ち漏らした矢が次々と魔王の翼を貫通する。

 貫通し通り過ぎた矢は即座に旋回、今度は急降下しながら再び魔王を襲う。

 今や魔王は勇者達のみならず、次々と放たれるマジックアローにまで狙われていた。

 しかも薄くなった雷撃の隙を突き、さらに砲撃と魔法の矢が放たれる。


 地上のオーク達にも魔王の危機は見えていた。

 だが、移動砲台群を破壊することが出来ない。

 トリニティ軍に近寄ることすら出来ない。

 彼らの前方に砲撃が着弾し、土砂を巻き上げているからだ。

 魔王軍側には大砲などの長射程兵器がない、重すぎて持って来れなかった。

 仮に大砲があったとしても、人間側の砲台の方が遙かに射程が長いので当てられないから意味がないだろうが。

 もちろん魔法も届かない。

 皆、さっきから土砂や砲撃に当たらないよう身を伏せているしかなかった。

 その間にも、着々とジュネブラへの包囲が完成しつつある。


「く、くそーだな。近づけないんだな!」

「さっきから、オラ達を狙ってるべよ!」

「で、でも、行くしかないぞー、魔王様がやられちまうぞ!」


 必死で勇気を奮い起こし、ツルハシやスコップを握りしめ立ち上がろうとする三匹。

 だがその中の一匹の足を掴んで引っ張る者がいた。


「な、なんだな!? 邪魔するかな!?」

「バッカ野郎! 伏せてろ!!」


 そういって足を思いっきり引っ張り、三匹を泥の中に引きずり倒したのは、二名のゴブリン。

 パチクリと目を開け閉めした三匹。

 それは、彼らオーク達に金を貸していた、いつぞやのゴブリン達。


「死ぬ気かよ、オメー等! あんな風になりてーのか!?」

「つか、死ぬなら金返してからにしろ」


 そういってゴブリンの節くれ立った指が刺すのは、毛むくじゃらな腕。

 最初に突撃したワーウルフ近衛兵団の死体だ。

 その腕は泥の中から恨めしそうに空へ伸びていた。

 素人の寄せ集めに過ぎない彼らを鼓舞しようと最前線に立ち、真っ先に突撃をした黒狼近衛兵は、砲撃を受け吹き飛ばされていた。


「信じられねえほどの『魔法探知』だぜ。戦場全体を、くまなく調べ上げてやがる」

「人間共めぇ……。

 悔しいけど、よ。あの『魔法探知』からは隠れられねえ。広すぎる。

 やつら、探知した魔法源へ、はるか遠くから正確に砲撃をかましてきやがる。

 これじゃ突っ込めねえよ」

「じゃ、じゃあどうするだよ!?」

「どうしようもねえよっ!」


 ヤケくそに叫ぶゴブリンが頭上を見上げる。

 ジュネブラ上空には何隻もの飛空挺が留まっている。

 その最後尾には特大の武装飛空挺があった。


「ルヴァン様が何かいい手を思いついてくれるのを期待するしか、ねえ」

「自分達だけさっさと逃げる、という以外の手だと良いけどよ」

「いっそそうしてくれりゃ、俺等も逃げれるんだけどな」


 最後尾に浮く旗艦の武装飛空挺。

 ゴブリン達の目には、逃げる準備をしているようにも見えていた。





 旗艦とされた武装飛空挺の船内。

 その船内で一番広い部屋が臨時の司令室になっていた。

 ルヴァンは大きな机の前に陣取り、横に『無限の窓』を置き、大量の報告を同時に聞き、高速で的確に処理し続けている。

 周囲のエルフ達も戦況の把握と部隊への指示に奔走していた。

 だが、その報告内容は悲観的なものばかりだった。


「ネフェルティ様率いるワーキャット部隊、未だ接近できず。

 レーダーの索敵をすり抜けられません」

「勇者達の魔力は尽きる様子が見られません。

 人間達の張る障壁も同じく、消える様子がありません。

 いったい、いつになったら魔力切れになるのか……」

「黒狼近衛兵団、三十二名の戦死を確認しました。

 あ、いえ、失礼。たった今、報告に来た者も死亡しましたので、計三十三名が戦死です。

 残る七名は最前線に留まっています」

「敵兵力、目視では約一万。損害無し。

 魔王軍地上兵力、先ほどの砲撃で多数が死傷。残存戦力は、およそ五千。

 敵の包囲は完成しつつあります」

「後退していた兵達は、魔王様の奮戦に勇気づけられたのか、なんとか砲撃の射程外で後退を止めました。

 ですが、トリニティ軍の前進に押され、さらなる後退を余儀なくされています」

「ルヴァン様、旗艦を後方へ下がらせましょう」


 旗艦を後方へ下がらせる、という進言に対して第二王子は振り返らず答えた。


「なりません。

 今この旗艦を下がらせれば、私が父を、魔王を見殺しにして逃げたことになります。

 士気は地に落ち、かろうじて持ちこたえていた魔王軍全軍が雪崩を打って逃亡、敗走しますよ。

 怯えるのはやむを得ませんが、その程度のことは考えてしゃべりなさい」


 進言したエルフの部下は恐縮して頭を下げる。

 そしてその部下は、確かに足が震えていた。


「それより、飛空挺の準備は整いましたか?」


 尋ねられたのは入り口近くにいた二足歩行の巨大トカゲ、皮鎧を着たリザードマン数名。

 チロチロと良く動く細長い舌を伸ばしながら、一団の間で囁きが交わされる。

 リザードマンの一人が一歩前に出た。


「全飛空挺の準備は整うた。

 合図があれば、全てに火を放ち、敵陣に落とせようて」

「分かりました。

 では、こちらの合図を待って下さい。

 順次、トリニティ軍直上へ撃ち込み、自爆させます」

「承知。

 我ら竜の眷属と汝ら魔王の血に、神竜のご加護があらんことを」


 リザードマンの一人が足早に司令室を後にする。

 ジュネブラで徴集された輸送用飛空挺は、爆発物や可燃物を満載されていた。

 火を放ってから敵陣に突っ込ませ、そして自爆させる。

 船自体を弾丸とする作戦ではあるが、いまだ実行されてはいない。

 それを阻害する大きな要因が幾つもあったからだ。


「回収したマジックアローの解析は終わりましたか?」


 チラリと目をやった先には、黒いローブを着たエルフと薄汚れた作業着を着たドワーフの二人組。

 その二人はそれぞれに宝玉と、術式が書き込まれた棒を持っていた。

 撃ち落とされたマジックアローの破片だ。

 先に口を開いたのはエルフの方。


「まだ途中ですが、やはり驚くべき性能です。

 恐らくは地上の『魔法探知』発生装置、レーダーとやらとの連動で作動するのでしょう。

 レーダーが捉えた標的を伝えられたマジックアローが、それを追って飛ぶのです」

「しかもだねぇ、すっげえ速さと正確さでの。

 おまけに長く飛べるぞ、多分五千ヤードは軽いな。

 しかも『魔法探知』だけじゃなく、『暗視』とか自前の目も使って、狙うように命じられた獲物だけを、ずーっと狙い続けるんだね、こりゃ」


 ドワーフ職人からの報告を聞いたルヴァンは、顎に手を当てて考え続ける。

 口からもれる早口言葉は、どうやら独り言のようだ。

 ただし速すぎる上に断片的過ぎて聞き取れない。


「命じれ標的的確追、なら別魔力源発生も誘導不。飛挺自爆攻はマジロー迎撃れ無効……。

 父雷撃連動すばら可能が障壁破不能。障壁解はトリニティ軍砲撃開始す間、が速度ない挺は瞬間を捉れず。

 地上隊飛空挺敵に有打不能……は我ら囮り気を引く隙、父が勇者倒さ」


 何を言ってるのかは周囲の者にはよくわからなかったが、ともかく思考がまとまったらしいルヴァンは顔を上げ、黒メガネをクイと直す。

 そして、大声ではあるが落ち着いた口調で全員に命令を下した。


「父上へ連絡です。

 地上への雷撃降雨は不要、と伝えなさい」


 その命令に、指令室内に緊張が走る。

 だが続けて下された命令には緊張だけでなく動揺も走った。


「全軍へ通達。

 突撃」


次回、第二十一部第二話


『眼と矢』


2010年11月5日01:00投稿予定 

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