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魔王子  作者: デブ猫
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     第四話 ベウル

「それじゃ、俺達は帰るぜ。

 悪いけど安全のためトンネルは後で一旦埋めて、警報と罠も付けとくから、迂闊に近づくな。

 絶対捕まるなよ、捕まっても何もしゃべるんじゃねーぞ!」


 掘り抜いた穴の近くでトゥーンが手を振る。

 その後ろには彼に同行した多くの魔族を従えている。

 同時に、ノエミとノーノ神父をはじめ数十人の人間も、トゥーンと共に手を振っていた。


 穴の周囲にいる数千人の兵士達は、手を振り返し口々に礼と別れの言葉を返す。

 彼らは魔王達が差し入れた食料をリュックに詰め、数人ごとの小さなグループに分かれている。

 各自の目的地ごとに分かれ、順次闇に紛れてこっそりと移動。バラバラに尾根を渡り谷を越え山を降り、目立たぬ様に故郷を目指すのだ。

 春とはいえ寒さ厳しい山の中、道無き道を乗り越えて行く旅路。

 トリニティ軍の装備を身につけても、いくら皇国軍精鋭の彼らでも、楽な道のりではない。

 それでも、荷物がギッシリ詰まって重いはずのリュックを担ぎ上げる彼らの足取りは軽く、表情は明るい。

 兵達を代表するかの様に、トゥーンの前へテルニと、未だに名を名乗らない女性士官が歩み出た。

 テルニは、すいっと右手を差し出す。

 トゥーンも右手を伸ばし、二人は固く握手した。


「本当に、今まで助けてくれてありがとうな。

 俺達は各自の故郷へ帰るけど、そこでそれぞれに地下活動を始めるつもりだ。

 時間はかかるだろうが、必ず皇国を変えてみせる。

 期待しててくれ」

「ふんっ! そう上手く行くものですか!」


 テルニの感謝の言葉を遮ったのは、女性士官の否定的発言だった。

 そっぽを向きながら悲観的未来像を吐き捨てる様に並べてくる。


「言っておくけど、皇国の統治に失敗があったわけじゃないのよ。

 ただ今回の戦争で負けた、というだけ。

 情けないけど、魔王出陣で負けるはいつものことなの。

 それに、被害は大きくとも、今の皇国にとっては大したものじゃないわ」

「おい、お前……」


 感謝どころか挑発するような言葉を並べる女に、テルニが怒ろうとする。

 だがそれを制したのは、挑発されているトゥーン本人だった。

 怒るどころか続きを聞こうとする姿を、女はチラリと横目で見る。


「問題は魔力炉と、魔王一族の出自、魔界魔族の真相。

 確かにこれは大きな問題だけどね、それに目をつぶるだけで日々の幸福が約束されるの。

 魔界の真実なんか知らなくても、毎日を楽しく暮らせるのよ。

 逆に真実に気付いたら、地位も富も全て奪われて殺される。

 今の皇国臣民には、地下活動へ協力しようなんて気のあるヤツはいないわ」

「……わーってるよ」


 同意したのは、地下活動をすると約束したテルニ本人だった。

 肩をすくめ、溜め息混じりに悲観的な分析の後を続けた。


「魔王の出自も、昔のことだ。責任を負うべき者は、とっくに死んでるだろうよ。

 いまさら蒸し返したいヤツもいないだろうし、そもそも証拠も残ってない。

 誰も信じないだろうな」

「その通りよ。

 そして魔力炉の材料にされているのは、身よりも何もない子供達。

 そのまま放っておけば死んでしまうだけの、上の連中にとってはゴミみたいな存在。

 多くの臣民にとっても、道ばたに転がる生きてるのか死んでるのか分からない浮浪児や物乞いと同じ。

 ほとんどの者は、知らんぷりするだけ。

 全てを捨ててまで助けようなんて思わないわ」

「でも、トリニティ軍の連中は信じたし、子供達を助けたぜ」


 にっこりと、でも皮肉っぽく笑うトゥーン。

 テルニは思わず赤面して目を逸らす。


「ま、まぁ……な。

 さすがに目の前で子供達が苦しんでちゃ、しょうがないだろ。

 俺達は皇国臣民を守る皇国軍人、なら助けるしかなかったぜ」

「まったく……!

 これだから筋肉馬鹿の兵隊共は、目の前のことしか考えないんだから!

 今回の捕虜解放だってそう、これを魔王の善意だと思う?

 とんでもないわ!

 皇国内の情報を得て、内部から揺さぶりをかけるための工作員にされてるってのに!」


 思い切り斜に構えた見方だが、トゥーンは別に否定しない。

 それどころか、頷いてる。


「もちろん、そういうのも期待してるさ。

 でも強制はしねーよ。普通の生活に戻ってもいいぜ。

 軍や家には戻れなくても、世間から隠れて暮らすくらいはできるだろ」

「何をぬけぬけと……」


 頬を膨らまして怒る女性士官。

 だが言葉とは裏腹に、本気で怒ってる様子は無かった。

 必死に虚勢を張って、彼の後ろにいるノエミへ睨み付ける。


「とにかく、助け出した子供達のことは、ノエミ大尉達にお願いするわよ!

 しっかり魔族共から守りなさい!」

「分かってるわ。

 魔王城で立派な大人に育ててみせるから、安心して」


 穏やかな微笑みを返すノエミと、その後ろの兵達に、女はやっぱり赤い頬を膨らませてそっぽを向く。

 既に穴に戻って帰り支度を始めていた魔族の面々が、永い別れの挨拶をする彼らに声をかける。


「トゥーン様ー、人間達も急いで下さーい。

 そろそろ帰りますよ~」

「おう、今行くぜ。

 んじゃお前等、先に戻りな」


 頷いたノエミが、彼女と同じく魔界に残ることにした人間達と共に穴へ入っていく。

 一人また一人と暗闇へ潜っていく戦友達へ、周囲から別れの言葉が飛ぶ。

 だがそんな中、ノーノ神父だけはなかなか動こうとしない。

 彼は腕を組み頭をひねって迷った末、ようやく彼の考えを大きな声で語り始めた。


「皇国に戻る皆さんは、もう教会の教えなど信じないでしょう。

 私自身、子供達のためにも皇国に戻る気はありません。

 でも、やはり神と呼ぶべき存在はいると思うのです」


 ノーノ神父は、信仰と神について口にする。

 それを聞かされる周囲の兵達は、あからさまに舌打ちをして顔を逸らす。

 皇国の宗教がでっち上げと最初から知っていた女は、溜め息をついて肩をすくめる。

 だが、それでも神父は話を続けた。


「皇国は昔、人間の世界を平和で豊かにしようと、アンクと魔力炉を生み出しました。

 結果として生まれた魔王一族は、高い魔力だけでなく、穏やかで広く深い心を持つことが出来ました。

 その高い徳をもって魔界を支配し安定させることで、人間界にも平和と繁栄をもたらしたのです。

 神は人間だけでなく、魔族の皆さんにも祝福を授けるために、魔王を地上に生み出したのかもしれません」


 その言葉を聞き流す者もいたし、強く頷く者もいたし、唾を吐き捨てて軽蔑する者もいた。

 魔王誕生、それは偶然が重なった結果に過ぎないだろう。

 人間界と魔界が安定した小競り合いを続けることで繁栄したのは、たまたまそうなっただけかもしれない。

 だが、偶然を積み重ねて奇跡を生むのが神の所行だとするなら、これはまさに神の奇跡とも言える。

 ノーノ神父は、そう考えていた。


 神父が人間達の最後にトンネルへと潜っていく。

 そして最後にトゥーンが、穴の縁に立った。


「んじゃなー!

 運が良かったら、戦場以外でまた会おうぜー!」


 王子の言葉に、数千人の兵達が一斉に敬礼で応える。

 精兵達の最上級の敬意を受け、彼の体はフワリと宙に浮く。

 その瞬間に、女性士官はトゥーンを真っ直ぐにみつめ、大声を張り上げた。


「あたしはカラ=ダストルガ!

 ダストルガ少尉よ、覚えておきなさい!」


 ニヤリと笑い、小さく手を振る王子。

 そして、重力に引かれて瞬時に穴の中へ消えていった。









 今は春。

 長い冬の末に訪れた、インターラーケンの短い春。

 相変わらず万年雪に覆われた大山脈の中、広い盆地にも命が芽吹く。

 前の秋には死と炎に包まれたとは思えないほど、一面の緑が覆う。

 破壊された兵器も、戦死者の屍も、全ては朽ちて土に帰ろうとしている。

 移動砲台を破壊し尽くした爆発があった場所は、雪解け水が流れ込んで、まん丸の大きな池へと姿を変えた。


「あ~あ、また最初っからやり直しかよ……」


 愚痴ったのはトンネルから出てきたトゥーン。

 彼方に見えるのは、再建できないまま放置された城跡。

 今後の領地開発を考えると、頭が痛くなる領主だった。


 そんな溜め息混じりに領地を見下ろす彼と、その後ろについてきた者達を、大勢の者が出迎えていた。

 多くは魔王軍の兵士達。それもインターラーケン防衛にあたった近衛兵に匹敵する、いや、皇国の武器をも加えた立派な装備を備えている。

 ずっと向こうの草原の中には、巨大な武装飛空挺が何隻も着陸している。それだけでなく、通常の輸送用飛空挺も、竜騎兵も、数え切れないほど存在していた。

 警護の兵士達の先頭には、体の白い毛並みが見事で、かつ頭を青黒い魔力の毛に覆われた、魔王第七子ベウルがいた。

 狼頭の兄へ、トゥーンは軽く手を振る。


「捕虜の輸送と秘密裏の返還、終わったぜ」

「うむ、作戦完了を確認する。

 ご苦労であった。

 以後のセドルントンネル管理と地下要塞構築はトゥーンへ一任する」

「おう、任せな。

 んじゃ、そこの兵達と職人達はもらってくぜ」

「了解した、存分に使うが良い。

 ヴォーバン要塞を長きにわたり守り続けた精兵達だ。

 必ずや今後の対皇国任務でも期待以上の働きをするであろう」

「助かるぜ」


 トゥーンは改めて、ビシッと兄へ敬礼する。

 兄も、そして後ろに並ぶ兵達も、同じく敬礼で応える。

 敬礼を解いた末弟は新たな部下達へ大声で命じた。


「よーっし、早速資材の運び込みだ!

 明日ッから忙しくなるからな」


 トゥーン達一行と入れ替わりで、警備の兵達とドワーフ・エルフの技術者達がトロッコに大荷物を載せて入れ替わりに入っていった。

 多くの巨人族も地響きを上げて後に続く。体の小さなゴブリン達も、巨人の足下をゾロゾロ入っていく。一番数が多いのは、オークの出稼ぎ労働者だ。


 再度の皇国軍侵入を防ぎ、今後の皇国潜入任務を計るため、トンネル内に様々な罠と警報装置、バリケードや偽装工作などを新たに設置する。

 さらにはトリニティ軍第一陣の機材を使い、網の目のごとく山脈内にトンネルを張り巡らせ、皇国潜入路を増やす。

 穴を広げて地下要塞化し、小柄な妖精やゴブリンしか通れないような狭い通路を張り巡らせて、セドルントンネルの破壊や再奪取を目論む皇国軍を迎撃するのだ。


 トゥーン一行は兵達の後ろに控える兵以外の者達に迎えられた。

 それは多くの妖精。戦争中、安全のためインターラーケンから脱出した領民達。

 妖精達の一番前にいるのはリアとベルン。

 そして妖精だけでなく、パオラ、ヴィヴィアナ、サーラ、イラーリア、そして傷の癒えたクレメンタインもいる。

 トゥーンの姿を見ると、女達全員が飛び出してきた。

 彼は一気に取り囲まれ、もみくちゃにされてしまう。


「トゥーン様ぁ、お帰りなさいですぅ」

「お疲れ様だべな。

 どーやらみんな、無事に国へけーれたようで、よかったべよ」

「皇国へ戻った者達は、人々の目を覚まさせるきっかけとなるでしょう。

 魔界に残った私達と同じく、必ず二つの世界の架け橋となりますわ」

「ぜ、全部、トゥーン様の、お力ですわ、ね」

「全く、あんたはスゲー男だよ! 見惚れるねえ」

「いやいや、大変なのはこれからですぞ。

 インターラーケンの再建は始まったばかりですからな」


 最後のセリフはクレメンタインの言葉。

 その頭痛を起こす話に、トゥーンはやっぱり溜め息をついてしまう。


「まったく、何からはじめりゃいいんだよ。

 城は無いから掘っ立て小屋で寝泊まりしなきゃなんねーし。

 トンネルの工事も皇国への諜報活動もあるしで、アッタマ痛くなるぜ」


 ぽん、とトゥーンの肩が叩かれる。

 そこには、いつの間にやら後ろに来ていたベウルの毛むくじゃらな手があった。

 兄は牙を光らせながらも明るい言葉をかける。


「そう悲観したものでもなかろう。

 城は無くしたが、対皇国戦では城など砲撃の的にしかならないのだから、もはや無用の長物。

 それは円卓会議でも結論が出たことだ」

「ま、そうだけどよ……」

「それに、道は既にジュネブラからここまで通じている。経済の発展は確かと言える。

 また、開発資金はオグルが、トンネル工事と防衛の費用は魔王城から出される。

 今後の展望は明るいであろうが」

「んー、あー……そうだな。

 ま、どうせド田舎で気長にやる気だったんだし、むしろ面白くなってきたってとこだろうよ!」


 その言葉に、周囲の娘達妖精達も盛り上がる。


「そーそー! しょぼくれる必要なんてありませんよ!」

「あたし達妖精がチビだなんて言わせないくらい、すっごい街を作っちゃいましょ!」

「警備の兵も工事の労働者もたくさんいるんだから、お金も落としていってもらわないとねー」

「よーっし、やっちゃうぞー!」

「おーっ!」


 元気にガッツポーズをする末弟と娘達妖精達に、ベウルの向ける瞳は優しい。

 狼の顔は恐いが。

 そんなベウルに、ノエミ達人間の一行が声をかけた。


「では、ベウル様。

 明日、我らを魔王城へ送って下さいますか?」

「うむ。

 諸君等の協力には感謝する。

 今後はル・グラン・トリアノンやセント・パンクラスにて、各自の責務をこなして頂きたい。

 特に、魔力炉の子供達をよろしくお願いする」

「承知しております」


 深々と礼をするノエミとノーノ神父、後ろに続く人間達。

 彼らは皇国より魔界に残ることを選んだ。

 理由は様々だ。人間界に戻っても家族がいない孤児院出身の独身者、活力に満ちて騒がしい魔界への好奇心、そしてノエミのように魔界に残る子供達が心配な者。


 助け出された子供達は、確かに肉体的には回復した。

 だが、精神に大きな傷を負ってしまった。

 誰が何を話しかけても全く反応しない無表情な少女、普段は普通だが突然叫び声を上げて泣きわめく幼児、全てに怯えて暗い部屋から出てこない男の子……。

 なおかつ、子供達には身寄りがない。

 しかも魔力炉に入れられていたためか、魔力量だけは桁外れ。

 爆弾に等しい存在。


 このため皇国に戻ることは出来ず、並の魔族でも扱いきれず。

 で、魔王城で魔王が引き取ることにした。

 そして乳母や保父として、ノエミやノーノ神父をはじめとした数十人が魔界に残ることとなった。

 ちなみにバルトロメイはどうしたかというと……。


「さーさー、トゥーン様も皆さんも!

 こんなところで立ち話も何ですわよ。

 宴の準備が整っていますし、ミュウ様もお待ちですから、こちらへいらして下さいな!」


 武装飛空挺の方で皆を呼ぶのは、そのバルトロメイ。

 ただ、秋には無様な肥満体だった彼は、よほど苦労したのか、かなり痩せていた。

 しかも傲慢だった態度がうってかわって、非情に物腰柔らか低姿勢。

 気配りで昇進したと言うだけあって、確かに細やかな配慮の出来る男だった。

 そして彼もノエミ達と同じく魔王城に残ることを選んだ。

 だが女っぽい言動は変わらない。微妙に甲高い声に、宴の方へ行くトゥーンは思わず顔をしかめてしまう。


「……おめーも国に帰ればよかったんじゃねーか?」


 つれない言葉に、バルトロメイは慌てて首を横に振る。


「じょ、冗談じゃないわよ!

 あたしは一般兵じゃないの、少将なのよ!? オマケに皇国でも指折りの名家出身なの。

 つまり、顔が知られ過ぎよ! 帰国して家族に会いに行ったりしたら、あっと言う間に捕まって殺されちゃうわ!

 それどころか、家族にまであらぬ疑いをかけられかねないじゃない!」

「まぁ、なぁ……」

「なので、しばらく魔界に居させてもらうわね。

 ル・グラン・トリアノンは素敵なお城だし、魔界の食べ物って種類が豊富で料理のし甲斐があるし、結構楽しいわ♪

 あんた達だって、あたしの情報や皇国での地位や料理の腕は欲しいでしょ?」

「う、うぐ……うむ……」


 バルトロメイは、その女性的言動に相応しく、料理が趣味だった。

 捕虜として取り調べられているとき、料理の腕には自信があると力説する。

 ものは試しに『作った料理は全て自分で毒味役をする』という条件で厨房に入らせてみたら、大反響だった。

 向学心向上心も高く、速やかに各魔族の好みや食べれない食材を把握していく。

 おかげで魔王城ではコックとしての地位と名声を得た。

 趣味が合うらしく、魔王城侍従長のミュウとも仲が良い。


 あまりに見事な変節ぶりに、他の魔族も二の句が継げない有様。

 おかげで魔王城の魔族も一目置く存在になってしまった。

 なので、トゥーンも彼にはあまり強く出れない。

 結局、うながされるままに宴の方へ行くしかなかった。

 その先には、エプロンを着けた小柄なミュウが、リンゴを握りしめながら手を振っている。


次回、第二十四部第五話

そして最終話


『宴』


2010年12月15日01:00投稿予定

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