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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

紺色の想い箱

作者:春木屋 翔
静寂の谷と呼ばれる美しい山脈に囲まれた
丘に絶滅した集落で蒼白髪の少女レイアは
祖父ガウディと2人で誰に知られることも
なく静かで穏やかな日常を過ごしていた。

5才の誕生日に祖父ガウディは
レイアの母親から預かっていた
「紺色の光沢の美しい箱」を
少女にプレゼントする。

蓋も何もない開けられないただの箱。

祖父ガウディはその箱を
「カラクリ箱」別名「想い箱」と呼んだ。

この箱の中にはお母さんからの
「想い」が入っていると祖父は言う。

少女には「想い」という言葉の意味が
まだ分からなかった。

時は流れ 初冬の晩 15才の少女の目の前で
祖父ガウディはその身を狙う何者かの集団に
よって口論の最中に殺害されてしまう。
少女はこのときを境に声を失ってしまう。

人の居ない集落で一人で暮らす少女の前に
ある日一人の青年ライトが現れる。

ライトは少女と心を通わせようとするが
少女は閉ざした心を開こうとはしない。

青年は2年間という時間を共に過ごすことで
少女の閉ざされた心を次第に開かせていく。

ライトは声を失った少女に「手話」を教えた。

そして、ある日レイアの祖父ガウディが
殺害されたことを手話で伝えられたライトは
レイアの祖父が世界に数名しか生き残って
いない箱職人の中でも最古で伝説の職人と
言われていた「特錬最樹手」という
箱職人であったということを知ることに。

青年は想い箱解読の手がかりを求めて
ライトの父親で元箱職人のガルドが住む
故郷である「主要都市トレド」へと
「紺色の光沢の美しい箱」を持つ少女と
共に帰還するのであった。
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