表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メビウスの呪いから逃れるには  作者: スライムの極み
9/14

アースクエイク 1

僕が目覚めたのは...街中だった。異世界のような町並み...メビウスの線(仮)は時をも越えるのか?


「もしかして...僕スキルや魔法使えるかも」


そう期待を膨らまし、街中を歩いてみた。

便利本屋....武器屋...道具屋....魔法本屋...食べ物屋など....様々な屋台がある。


「武器屋なんてあるの!?すごいっ」


だが現実は甘くないことをこの後知ることになる

今思うに...武器屋よりも興味を引くものがあった


「魔法本屋?????すごいっっ!」


うきうき気分で看板を見ていた。早速中に入ってみよう!


{火球の使い方 初級}

{豪火球の使い方 中級}

{竜豪火の使い方 上級}

{木分身での盾戦略ガイド本 中級}

     ....


すごくたくさんの種類があった。とりあえず僕は{火球の使い方 初級}を手に取り


「これください」

と言った。


ガタイの強そうな頭に傷のついた男がでてきた。


「あいよ、7000ソウルだぜ」


金がいるのか?いまもってるのは長剣と小さな袋だけで金は1円...いや1ソウルも持っていない。


「金がないのなら出直しな」


とりあえず店を出た。定石ならモンスターを倒して金をGETするはずだ...よしモンスターを探そう。


看板を見て草原へ行ってみた


「あれは...スライムだ!」


水色のゼリーが動いている、そこに大きく踏み込んで剣を振りかざした。


「よし!倒したぞ」


倒したのだが....金が出てこない、モンスターを倒すと金を落とすというのは嘘だったのか...


「とりあえずスライムゼリーの欠片でも入れよう」


こうして、腰についている小さな袋に欠片を入れた。


その後、道具屋さんへ行った


紫の服を着た女性が

「いらっしゃい」

と言った。


僕はスライムの欠片を差し出し売るように言った。


「あなたねぇ、こんなものが売れると思う?」


えぇ、僕が想像していた世界とは違うようだ。こうしてしぶしぶと店を立ち去った。


すっかり夕方になっていた、少し薄暗いみちを歩いていた時だ。


僕は何者かに後ろから蹴られた。


「がは....だ、だれだ?」


後ろを向くと盗賊(?)のような格好の男が3人ほど立っていた。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ