影の時計 2
起床時の時刻は15:00 ムキムキの女性が男性を運んでいる...見ないようにしよう。
さーて、二度寝するか..............
いや、もちろんうそだよ?
今回はトラックも鉄柱もその後殺しにかかってくる罠は回避しない。
...メビウスさんの呪い、もとい...世界の規則から僕はまだ逃れられていないようだ。
公園へ重い足取りですすんだ。
なんせ失敗したら僕の人生は終わるのだから
公園で黒猫を追いかけていく君を僕は止めた。
トラックで君の手をひっぱり、代わりに僕がトラックにつっこんだ。
とても目を丸くして驚いている様子が見える...
僕の影も...何でそんなことするの?という顔で泣き顔で見ていた。
「悪い。メビウスの輪のループのときに死ぬ決心はついていたんだ」
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時計が無数にある場所にもどった...だがいつもと様子が違う。
無数に広がる全ての時計は...割れて崩れ去っていった。
「どうやら成功のようだ。」
紙一重の戦いだった。僕はこの運ゲーに勝利したのだ。
また...メビウスさんの輪があったところまで戻された。自分から四方八方に伸びている線の内....
一つが暗くなった...
「どれが元のおれの人生なんだ?」
とりあえず分からないので適当に進んでみる。踏んだ線が白く輝く...
次に進む人生が元の俺の人生だと信じて。