メビウスの輪 4
~次の日~
ゆきは生きていたんだ。だけど、だけど、さえは死んでいた。自殺だったらしい。
学校の休み時間にゆきがはなしかけてきた
「ねぇ、あなたがやったの?」
「え?」
「さえがいない世界なんて私は認められない。いや、認めない。」
その瞬間...ゆきは舌を噛み切って死んだ....
僕も目の前が真っ暗になった
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目の前には∞の形をした無数の光の輪が...広がっている。
「ここは?」
「だ~か~ら~何度やっても結果は同じ。運命は絶対に変更不可なのよ。」
「あなたは...メビウスさん?」
「あら?おぼえていたの?おかしいわね....まぁいいわ」
「で?またいくの?」
「うん...、というかいかないっていう選択肢できるんですか?」
「できないYO☆」
「..............................」
井戸の前に来た、飛び込むのは怖い
!?平衡感覚がなくなる。まさか....また?
上を見上げるとメビウスさんが笑っていた。
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目が覚めると...学校の帰り道だった。夢でも見ているのではないかと思う。
とりあえず、ゆきについていく。夜まで待った....この時間が正直いってつらい。
さぁ...夜だ!第2ラウンド!開始
家宅捜索をした、前と同じものがでた。僕の才能はどんな無理ゲーでもクリアすることだ。
この道具を使ってこの無理ゲーを...クリアしてやる!!
そういえば...催眠薬で...よし
僕はゆきのお父さんとゆきに催眠薬を飲ませた。これで...だれも死なないはずだ。
思いかかる節が1つ...いやもっとあるのだが、考えないようにした。
「さぁ..どうなる!?」
僕は家に帰った。だがやはり...思いかかる節...僕の当たって欲しくない勘
は当たってしまった。
僕の家は、真っ赤に燃えていたのだ....
「母さん、母さん!」
泣きながら叫んだ。
「そ...んな....」
「....こんな結果は認めない....」
そうつぶやいた瞬間目の前が真っ暗になった