メビウスの輪 1
目の前に∞の形をした光の輪が無数に広がっている
???「ねぇ、まだ懲りないの?何度運命の結果をかえようとたどる結果は同じなのよ」
???「はぁ...それでも行くの?............」
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学校でとある日事件は起こった
「ねぇ、直樹?」
ぼくの事だ。
この子は確か友希教室での隣の席に座っている銀の髪をなびかせたかわいい子だ、なぜ僕に話しかけてきたのだろう?
「いや...なんでもない...」
こういわれると余計知りたくなるが本人がそういうのならほっとこう。
そんな大抵の出来事は一緒の毎日を過ごしていた。
だけど、それがどれほど幸せなのかまだこのころは分かっていなかったんだ。
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次の日、その子の親友紗衣に呼ばれた。
「あの...直樹くん?」
正直、何の件で呼ばれたか分からないのでとりあえず、はい?と返した。
「実はゆきちゃんが..ゆきちゃんが..しんじゃったの...」
さえは泣きながらそういった。
状況がいまいち把握できない。
「昨日、あなたに話しかけたでしょ?最近ゆきちゃんの様子が変で...それで..あなたにゆきちゃんを
助けて欲しいの」
助けるって何をどうやって助けるんだ?
「助けるって?何をすればいいの?」
僕はそう返した...これが悪夢の始まりだった。
「それは...メビウスさんに頼むのよ...」
こうして僕は悪夢へといく羽目になってしまった