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02.ゲーム設定

◆Unlimited World ゲーム設定

ファンタジー世界『ディスブレイグ』が舞台のRPG。

『ディスブレイグ』において、人類は魔石によって異常進化した生物『モンスター』との戦いの日々を繰り広げていた。

このゲームにおいてプレイヤー達は、異界からの使者『異邦人』として舞い降りることとなる。

『異邦人』は『ディスブレイグ』の人類に比べて、遥かに高い成長能力を秘めている。



◆『ディスブレイグ』における人類

『人類』とは知性を持った人型種族の総称。

プレイヤーがキャラエディットで選べる種族は


『ヒューマン』

『獣人』

『エルフ』

『ドワーフ』

『ハーフリング』

『ドラゴニュート』


の6種族から選択することになる。


なお、これらの種族以外にも人類に分類される種族は存在している。



◆ヒューマン

一般的な人類種。

もっとも数が多く、その能力は特徴がなく欠点といえる部分が存在しない。

成長傾向が平均的なため、どのような職種にも対応できる。

逆に言うと、特別高いステータスもないため、特に適正が高い職種もない。



◆獣人

様々な獣の特徴を持った人類種。

同じ特徴を持つ獣人ごとに集まって暮らす傾向が強い。

能力的な特徴は獣人の種族によって異なる。


・犬獣人

STRに優れ、INTが低めな獣人種。

近接アタッカーに向くが魔法アタッカーには不向き。


・猫獣人

AGIが多少成長しやすい他は平均的な獣人種。

特徴的な成長をする獣人種の中では唯一得手不得手がない。

どちらかというとヒューマンに近い性質を持つ。


・熊獣人

VITに優れ、DEXが低めな獣人種。

その体力を活かしたタンク職がもっとも適正が高い。

逆にDEXが低めなため斥候系・生産系は不向き。


・兎獣人

DEXに優れ、STRが低めな獣人種。

器用さを活かせる斥候系・生産系職業の適正が高い。

STRが低いため、一般的な前衛アタッカーには向かない。


・狐獣人

INT・MNDに優れ、STR・VITが低めな獣人種。

魔法系職業に高い適正を持つ。

HPが極めて低いため前衛職全般が不向き。



◆エルフ

尖った耳を持つ人類種。

『ディスブレイグ』では深い森の中に国をつくって暮らしている。

種族傾向としてDEX・INTが少々高め、STR・VITが少々低めとなる。

魔法職に適正を持ち、前衛職は不向き。



◆ドワーフ

背が低めで濃い髭を持つ人類種。

『ディスブレイグ』では鉱山地帯に国を構えている。

種族傾向としてSTR・DEXが少々高め、AGIが低めとなる。

前衛アタッカーまたはタンク職の適正が高い。

素早さに劣るため、斥候系は不向き。



◆ハーフリング

成人していても140cm程度の身長しかない種族。

『ディスブレイグ』では遊牧民のような暮らしをしているものが多い。

種族傾向としてSTR・VITが低め、DEX・AGIが高めになっている。

斥候系職業の適正が高く、近接職は不向き。



◆ドラゴニュート

体の一部に角やウロコなど、竜種の特徴を持つ種族。

『ディスブレイグ』では色々な地方に分散して暮らしてる。

種族傾向として、特殊スキル【ブレス】が使えることが上げられる。

【ブレス】は種族レベル依存の特殊攻撃で、その威力は通常のスキルを上回る。

ただし、使用する際、大量のMPとSPを消費する、リキャストタイムが長い、使用後1分間全てのステータスが減少する、と言ったデメリットがあるため多用は出来ない。

ステータスの成長傾向はヒューマンに近い。

ただし、素のステータスは他の種族よりも成長率がわずかに低く設定されている。



※プレイヤーの使用人口分布

プレイヤーの使用人口として、βプレイヤーは圧倒的にヒューマンを使っていることが多い。

これは、βテスト時に種族がヒューマンしか使えなかった事が理由として考えられている。

他方、製品版からの参加者については、割とばらけている。

製品版からの参加者は、自分の希望するプレイスタイルに沿った種族を選択することが多いようだ。

なお、全体として見た場合、ドラゴニュートのプレイヤーがもっとも割合が低い。

【ブレス】をメインとした立ち回りが他の種族とはかけ離れてしまうため、使用者が少ないと思われる。



◆眷属システム

他のゲームで言うところの『ペットシステム』に近いシステム。

特定の条件を満たすことで仲間に出来る【眷属】と一緒に戦ったり、サポートしてもらったりが出来る。

眷属は、種族ごとに成長傾向に特徴を持つが、プレイヤーの育て方次第で本来の傾向とは別の育ち方もする。

現時点(小説内7章終了時点)で実装されている眷属は以下の通り。


・猫妖精・ケットシー

入手難易度的にはもっとも簡単な眷属。

その特性は『生産補助・支援型』である。

基本的に、生産スキルの成長とともにレベルが上がり、成長していく種族。

戦闘もできない事は無いが、ステータス的にかなり低めなため不向きである。

DEXは高いため、弓や銃を持たせて援護射撃に徹させれば、それなりの戦闘力を発揮出来る。


・一角獣・ユニコーン

種族特性『支援回復型』の眷属。

入手難易度的にはケットシー以上ではあるが、そこまで難しいものではない。

これ以降の眷属が主に戦闘向けとなる。

種族特性の示すとおり、回復スキルやバフスキルに特化した種族。

攻撃力はそこまで高くはないが、物理攻撃力はそこそこある。

ただし防御力やHPが低いため、前線に出した場合呆気なく倒されることもある。

亜成体になった後は、騎乗して移動することも可能。



・守護石像・ガーゴイル

種族特性『物理戦闘型』の眷属。

入手するためには特殊なクエストをクリアする必要がある。

ガーゴイルは戦闘によるレベルアップではほぼ成長せず、装備品の強弱によってステータスが増減する。

より強力な装備をつけさせることでステータスが増大するため、運用するには少しでも良い装備を買いそろえられる資金力と伝手が必要。

様々な見た目のガーゴイルが存在するが、見た目によるステータス差は例外を除いて存在しない。

例外というのは、飛行能力を持っているかどうかである。

飛行能力を持っているガーゴイルは、総合的なステータスで1~2割ほど低くなる。

なお、どのような装備で身を固めてもAGIはほとんど伸びないため、タンクや近接アタッカーとしての運用が基本。



・自由意志・妖精(精霊)

種族特性『魔法戦闘型』の眷属。

魔法を使った戦闘力が非常に高く、主人の魔法を増幅して放つなどの技能も持っている。

反面、物理戦闘力は皆無でありどのように頑張ってもSTRは0から成長しないため、魔法が効かない敵には弱い。

また、妖精の特徴として『自由行動』と言うものがある。

これは、眷属召喚中以外にも戦闘に乱入して攻撃などをしてくれるアクションである。

『自由行動』の発動率はかなり低いが、妖精を仲良くなれば発動率が上がる。

なお、精霊まで進化した後では思考能力がかなり上昇し、ヘルプでわかる程度の内容であれば答えてくれるようになる。



・神狼・フェンリル

種族特性『戦闘万能型』の眷属。

基本的には物理攻撃が得意な種族ではあるが、こと戦闘方面に関してのみ言えば、どのように成長させても強くなる万能型の眷属。

入手難易度が格段に上昇しているが、その分の見返りも大きい。

弱点らしい弱点は特に存在しないことも特徴。



・神馬・グレイプニル

種族特性『機動戦闘型』の眷属。

フェンリルと同格の眷属であるため、入手難易度も非常に高いが、戦闘力もそれに見合うだけの強さを持つ。

フェンリルがどのような成長も出来ることに比べて、グレイプニルは機動戦闘をメインとした成長傾向が高い。

そのため、足を止めて戦うことがメインとなるタンクには向かない。

それ以外であれば、どのような成長をさせても十分過ぎるほどに力を発揮してくれる。

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