01.世界観
◆Unlimited World
オラクル・プレイフル・カンパニーが開発・運営している完全没入型VRMMORPG。
同社が開発した第4世代型VRシステムエンジンを搭載した初めてのゲームでもある。
これまでの第3世代型エンジンに比べてよりリアルに近い体験が可能となっている。
初期ロット本数は5万本。
ただし、この本数はサーバーへの負荷がどれだけかかるかを検証するため、理論限界接続数よりも遥かに少数の販売となった。
実際、正式サービス開始1ヶ月後のGW前には販売本数の制限は解除されている。
夏休み開始前の段階で登録アカウント数は20万件を超えている。
同時接続数としては15万件弱が最高値。
◆オラクル・プレイフル・カンパニー
Unlimited Worldの開発元である企業。
元々は医療系VRソフトウェアの開発を行っていた企業。
その一部がVRゲーム分野に参入し、分社化して今に至る。
医療分野で長年培ってきた技術を用いているため、疑似体験としては他社の上を行くソフトを開発している。
なお、Unlimited Worldは同社が開発・運営しているVRMMOとしては3作目。
◆完全没入型VRにおける接続時間制限について
完全没入型VRの利用においては1日最大12時間までと国によって法律で定められている。
これはゲームを含む、全ての完全没入型VR製品に共通して課せられている制限である。
誰が何時間ログインしてるかは、国によって統括管理されているため、正規の手段ではこの制限を超えることはできない。
なお、VR製品ごとでも連続ログイン時間の制限が課されていることが一般的であるが、こちらについては法律による制限ではなく、各企業が独自に定めているものである。