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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

アナザーワールド

作者: 桜ハズキ



昔のとある偉人はこう言った。すべての人間の一生は神の手で描かれた物語である。





第一章 失われた現代世界





夏の暑さもだいぶ収まってきて、ここ2年7組の教室に心地よい風が窓際にかけられたカーテンを押しのけて入ってくる。


今日は修学旅行前日の荷物検査の日、連日の着替えなどの荷物は事前に宿泊するホテルへ送るために、重いキャリーバックを駅から苦労して転がしてきたのだ。


生徒指導部の先生の一連の諸注意を体育館で聞き荷物を運送トラックに押し込む、そして今年担任に就いたばかりの新任の先生をHRの時間まで教室待っている状態。特にすることもなく、友人と何気もない会話に興じる。


修学旅行前日という点を除けば至っていつもと変わらない日常。


だが別に自分はこの日常に持っている訳でも無い、それなりの学校へ進学でき、それなりのクラス。


部活での成績もほどほどに良い程度。そう、何も不満は無い・・・何も。


強いて言うとすれば・・・うーん。強いて言う程の事は無いか。


まぁ、そんな事より、高校の修学旅行も京都とは、中学の時に一度行ってしまったからあまり、初めてだから楽しみ~、だとかの面白みは全くないが、中学の時とは違う友達と行く楽しみがありそうだ。


私たちの学校は2年生総勢で1クラス38人で8クラスもある。


私は第7クラスに所属している。クラスの雰囲気はとても良い、いくつかに派閥が分かれてしまってはいるが、体育祭などでは準優勝をたたき出すくらいの団結力がある。


まぁぶっちゃけこのクラスにはみんなを引っ張っていってくれるリーダー格の男子が成績、運動、人間性が共にハイレベルというのもあるがな。


なにはともあれ、個性は強いがイイクラスである事は間違いないな。















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