表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Reaper's memory  作者: ブルー
一章 真暗闇編
8/31

更なる恐怖

渡辺の「なにその変な武器は!」という問いに

「落ちてたから拾った」と山下が答えた

「いやさぁ、もっとこうかっこよく地面を割る感じでさぁ」


「だってからだ汚したくないもんしょうがないじゃん」


「乙女かお前は!」

変なやり取りをしていると

「危なっ!」

木が倒壊してきた

倒壊した木上に五百旗頭いて

「奇襲てのはこんなのか?俺みたいな殺人鬼にはわかんねぇなぁ」


「そうか、じゃぁ手本ってもんを見せてやるよ」

木のきしむ音と共に木が割れていく

空を斬るように渡辺の一撃が放たれる

五百旗頭の反応が遅れたからか右肩をかすめる

「いいのかい?これは我の身体ではない借り物の器だぞ 我が死んだときの持ち主の痛みは検討もつかないが?」

また、罪悪感と共にあの光景がフラッシュバックする

藤田が追撃にはいる

「あいつには悪いが、俺はあいつの分までお前を殴る これが今俺ができる事だ」

「なるほど‥‥‥‥まぁ、まず我に一撃いれてからいえ!小僧!」

五百旗頭が藤田の拳をはじくと腹に一発いれて左腕をつかみ投げ飛ばす

僕らは藤田が飛ばされた方向をみて絶句した

「あらら、強く投げすぎたか まぁいい、お前らの策略に乗るのも飽きたしな」

五百旗頭が街の方に歩き出すと藤田の火の玉が飛んできた

「だから、お前の光じゃ俺に傷ひとつつけられねぇっての」

火の玉をかきけそうとした右腕に先端のとがった木の棒が刺さっていた

「なに!?」

俺も山下もなにがあったのかわからないが、五百旗頭にダメージが入ったのは事実

いまなら‥‥‥‥

五百旗頭の息が荒くなる、よっぽど悔しかったのだろうか、声を荒げて

「こざかしいわぁぁ!!!!」

突然の風圧でその場にとどまることができなかった

山下と渡辺も街の近くまで吹き飛ばされる

「あの野郎!なにする気だ」

「許さぬ許さぬぞ人間、お前らごときがこの我を怒らせたことを死んで後悔するがいい!!」

たくさんの鳥達は身の危険を感じたのかその場を離れる

辺りは曇り、まるで夜のように真っ暗だ

「あぁ、やっと本気が出せるぜ」

一瞬で渡辺たちのところにまで来る

瞬きの余裕もなく空中に投げ出され、街の方に叩きつけられる

頭が割れてしまいそうだ

ぼやけているが人が数十人位いるのが見える

逃げてと言おうにも声がでない、五百旗頭がこちらに近づいてくる

「どうだい?沢山の人に見られる気分てのわよ、ううん?」

『この‥‥‥‥やろう‥‥‥‥‥』

「まぁ、こんなにメディアややじうまがいるんだし彼らにも参加してもらおうか」

突如周りに黒い暗雲がたちこめる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ