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プロローグ
一人の少年が工場地帯を走っている。少年の服は白い部分が所々あり残りは黒くなっており、少年の右手には小型ナイフを左手にはハンドガンを手にしている。少年の後ろにはUBW≪直立二足歩行兵器≫のウェバーが追いかけてくる。少年は目の前にあるドアに向かっている。ウェバーは右手に持つマシンガンの引き金を引こうとした、そのときだった…少年の前にあるドアが開き中から白衣を着た20前後の青年が出てきて肩に担いだバズーカから火が吹きウェバーの四角い頭部にある1つ目が弾けとぶ。
それを合図かのようにウェバーの四方からバズーカの弾頭が向かってきて、ウェバーの頭部は破壊されウェバーが倒れる。少年はウェバーの胸部にあるコクピットを開ける。
中年近い男に向けてハンドガンを向ける。男が「命だけは助けてくれ」というが、それを聞いて少年が冷淡に言った、「先に殺そうとしたのは貴様の方だ。助ける気はない………シネ」というと引き金を引いた。少年の口許が少し緩んだ。
それを見た青年は言った。「鍵を持つ者、次元者………」