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2 創造

説明回になります。

夏休みがバイトと自動車学校でつぶれていってしまう(´・ω・`)

 王との面会が終わり部屋に案内された。


「こちらの部屋をお使いください、それでは何か用がありましたらお呼びくださいませ」

 そういうとメイドさんは部屋をでていった。


「広いなこの部屋」

 ホテルの一室みたいな部屋だ。

「さて、とりあえず現状把握とこの世界についてだな」

 黒葉はベットに腰掛けながら言った。

 これからのこととか決めないとな。

「このスキルの欄の創造ってのがもらったチートかな?」

 他のはだいたい心当たりあるけどこれだけは知らないからな

 ステータスを表示し、スキルの創造に集中してみると説明がでてきた。



 創造(クリエイト)


 自分が思い浮かぶものを創造することができる。

 一日に三回まで創造することができる。

 素材は必要としない。


 あと三回使用可能



 ふむ、なかなかなチート能力だな。


「一回試しに使ってみるか、なにがいいかなあまり無駄なものを創るともったいないしなー

 この世界のことまだよく知らないから分かるものがいいな、知識といえば本か。よし、一回やってみるか」


 そうだな、表紙の色は黒で金の刺繍とか入ってるとかっこいいよな。コミュニケーションが取れたほうが楽だから喋れるほうがいいな。

 あとはこの世界のことをよく知っているほうがいいな叡智の書ってとこか。それと魔法が使えるように魔力で起動にしよう、こんなところか。


「よし、|創造〈クリエイト〉」


 スキルを使ってみると目の前が光りだしたと思ったら何もないとこから想像どうりの本が出てきた。

 すると起動方法が頭の中に流れてきた。

「成功だな、あとはこいつに血をたらしてっと。これで起動できたかな?」


 軽く叩いてみたら表紙の中央の目見たいのが開いた。


「あなたが私のマスターか?」

 どこのアー○ー王だよ。

「ああ、そうだ俺がスキルの創造でおまえを創った」

「はい、存じております。マスターの血から情報を読み取らせていただきました」


「そうか、それなら話が早いな。まずこの世界について教えてくれ」

「はい、わかりました。この世界はアヴァロンといいます。現在のこの世界は魔族と人族と獣人族の一部が争っているという状況です。勇者は戦争で使われると思います。

 この世界の種族は人族、魔族、獣人族、ドワーフ、エルフ、竜人族、などがいます」

 獣人族は兎族や狼族などをまとめて表したものらしい。


「国に関してはどんな感じだ?」

「そうですね、国に関しては魔族側の国は エアリスの一国のみです。人族側の中心国は ファルナ王国、オライブ帝国、シナフ王国です。この三国は勇者召還を行い

 異世界から勇者を召還しています。後は、獣人族はザシュ王国といいます。あとは中立国のスピル国があります。ギルドは中立の立場をとっています」

 後は小さな村があるらしい。

 ギルドが中立なのは、元勇者パーティの1人が作ったからだそうだ。

「ギルドか、入るしかないな」

 お金を稼ぐならギルドが手っ取り早いもんな。

 あとダンジョンもあるそうだ。


「この世界についてはこのくらいですね、ほかに知りたいことはございますか?」

「そうか、じゃあ魔法というものは何なんだ?」

「魔法ですか、魔法とは魔力を媒体とし発動する技という認識でいいと思います」

 なるほど俺の世界のアニメやゲームのものとあまり変わらないのかな?


「魔力ってのはなんだ?」

「魔力は自分の中に流れる力みたいなものです、魔力を使い果たすと疲労で倒れます。体内の魔力は心臓から血液にのって流れています。魔力は空気中にも漂っておりそれを魔素といいます。

 魔素があるのとないのでは魔法の威力が変ります。魔素が濃いと威力が上がり、魔素が薄いと威力が下がります。」

「へぇそうなのか 俺にも魔力は扱えるのかな?」

 魔法や魔力なんてない世界で生まれたからな。

「マスターは扱うことができますよ。マスターの世界で言う気力が魔力のことですので」

「気力のことだったのかなら大丈夫だな」

 気力が魔力だったのか、親父に気力を使えるようになれって教え込まれたからな。


「スキルの創造って同じものを複数作ることってできるのか?」

「すみませんがこの創造というスキルに関しての情報がありませんので何ともいえません、このスキルについて調べる必要があるので

 実験してみるのもいいかもしれません」

「実験かそうだなこのスキルについては詳しく知る必要があるな、なにを創ろうかな?」

「魔力を貯めておく石などどうでしょう?」

「魔力をためる石?いるのかこんなに魔力あるのに?」

「はい、もしものためということで、ためた魔力を戻せるという機能をつければいいと思います。あと魔道具などの動力に魔力を使うので、あったほうがよろしいかと」

「そうだな、備えあれば憂い無しっていうからな。やってみるか」

 形はひし形ので色は灰色で魔力がたまると白になりためた魔力を戻せる機能つきで個数は50個でいいかな、あと容量は俺の魔力量の半分でいいか。


「創造」

 スキルを発動すると灰色のひし形の石が出てきた、成功だな。

「よし、成功だな」

 そういい試しに石のひとつに魔力を流してみるすると石が白くなった。


「これどこにしまおうかな?さすがにこのままはダメだからな」

「創造があと一回残ってますしマスターの世界で言うアイテムボックスを創ってみてはどうでしょう?」

「おお、それいいなスキルを創れるかの実験にもなるしな」

 スキル名はアイテムボックスでいいな、容量は魔力に依存で中のものは劣化はしないってところだな。


「創造」

 スキルを発動し、ステータスを確認するとスキルの欄にアイテムボックスが増えていた。

「よし成功だな、じゃあさっそくっと」

 アイテムボックスを使用し山積みだった石をしまった。

 ステータスのアイテムボックスの中身を確認してみると


 空の魔法石×49

 魔力がこもった魔法石×1


 となっている一応出す練習もしておくために魔法石を一個取り出すイメージすると魔法石が一個出てきた。

「成功したようですね」

「ああ、けっこう使い勝手がいいな」

「マスターの創造というスキルは便利ですね」

「さすがチートだな部長たちもこんなチートもらったのかな?」

「マスターみたいな能力があの4人の勇者にもあるとは恐ろしいですね。あの方たちは戦闘と魔法の訓練をするみたいですがマスターは参加なさるのですか?」

「ああ、戦闘はもう十分訓練したし、魔法は叡智の書に教えてもらえばいいからな」

「私はかまいませんが・・・よろしいのですか?」

「よろしいってなにがだ?」

「あの勇者方はマスターの知り合いなのでしょう一緒に旅をしなくてよろしいのですか?」

「そのことか知り合いって言っても知ってるの部長だけだし、ほかのやつは顔は見たことあるけど話たことないからなそれに俺は、勇者じゃないからいいんだよ」

「そうですかわかりました、今日はゆっくり休んで明日から魔法の訓練をはじめましょう」

「そうだな、今日はいろいろありすぎて疲れたからな明日から頼むな」

「はい、マスター」


 黒葉は出してい魔法石をしまい、ベットで眠りについた。

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