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1 一般人(笑)

名前考えるの難しいです…

「知らない床だ」

 気がついたらうつ伏せで床に寝ていた。

 せめて仰向けで送ってほしかったな。

 体を起こして周りを確認してみるとどこかの部屋のようで薄暗く明かりはかがり火があるだけのようだ。

 俺たちの周りを取り囲むように白いローブを着た人達がいた、床を見てみると神様がだした魔法陣と同じ模様の魔法陣が描かれていた。

 俺たちは召喚されたという形なのか。

 周りの白いローブの人達は「おお、成功だ」など喜びの声をあげている。


 部長たちも起きてきて周りの状況に困惑しているようだ。

 すると白いローブの人達の中から1人でてきた、あの人が代表者かな?


 出てきた人がフードをとると綺麗な金髪の女性だった。

「ようこそいらっしゃいました勇者様方、私はこの国の王女のリア・フォーイリスと申します」

 いきなりの王女様で部長たちも驚いている。

 うん、俺もびっくりだよ。まさか王女様だからな。


「お、王女様ですか?」

 イケメン君が驚きながらも質問した。

「はい、そうでございますよ」

 王女様はニッコリ笑いながらイケメン君にそういった。

 おお、王女様の笑顔にイケメン君が照れてる。それを見て残念な女がすごいイケメン君のこと睨んでるよ。

「勇者様方、突然のことで驚きでしょうが説明などをするために、国王様のところまで案内させていただきます」

 また1人白ローブの中からフードとりながら執事のような人が近づいてきた。

 どうやらこのまま国王のところに行くみたいだ、どうしようこの国の礼儀作法とかわからないよ。

 白ローブ集団を先頭に執事さんに続いて部長たちと王女に続いて部屋を出ると長い廊下が続いていた。

 どうやら城の中だったらしい。

 長い廊下を歩いていくとさっきの扉とは比べ物にならないほどの大きさの扉の前に着いた。

「これから国王様とお会いになられます。ご無礼がないようお願いします」

 そう執事さんが言うと大きな扉がゆっくりと開いていった。

 扉が開くと左右には鎧を着た騎士のような人と派手な服を着た貴族のような人達がいた。

 赤いカーペットの続く先には玉座がありそこには王冠をかぶった白いひげのおじさんがいた、この人が国王だろう。

 王女様を先頭に一列ではいっていった王様の前まで着くと横並びになった。

 王女様は白いローブを脱ぎドレスになっていて、イケメン君の横をキープしていた。


「ようこそいらっしゃった勇者殿、私がこのファルナ王国の国王レリデス・フォーイリスじゃ」

 いかにもな王様だな、この国はファルナ王国って言うんだな。


「初めまして私は、水守光輝(みなもりこうき)と申します。地球では学生をしていました」

 イケメン君そんな名前だったのか、同じクラスなのに知らなかったよ。

「私は、鶴岡 澪(つるおかみお)と言います。」

 うん、同じクラスだけどやっぱり知らないわ。残念な女というイメージしかなかったからな。

「俺はじゃなくて、私は久遠利久(くどうとしひさ)だぜ!じゃなくて言います」

 ヤンキー君はやっぱり見た目どおりだな。

「私は、浅井茜(あさいあかね)と申します」

 部長はしっかりしてるな。

「私は逢坂黒葉(おうさかくろは)と言います」


「うむ、よろしく頼むぞ。ではさっそくだが、勇者殿たちを呼んだ理由は……」

 話をまとめるとこうだ、今この世界では種族間での戦争がおきていて魔族と争っているらしい獣人族は一部が戦争をしているそうだ。

 それで魔族が強いから異世界から勇者を召喚しよう、となったらしく召喚されたようだ。

 他の人族の国でも召喚が行われたらしく、2つの国に1人ずつの2が召喚されたそうだ。

 親父もとい前勇者が建国した国は中立国で戦争には不干渉らしいということらしい。


「では、勇者殿たちにはまずステータスの確認をしてもらいたい。ステータスと唱えると自分のステータスが表示されるであろう?称号のところに勇者とあるはずじゃ」

 おお、さすがファンタジー世界!

 黒葉は期待をこめステータスと唱えた。


 逢坂 黒葉 男

 レベル:1

 種族:人族?

 職業:学生

 称号:一般人(笑) 最高神に愛されし者 才能あるもの 武術を極めし者 多才

 HP 1000000/1000000

 MP 10000000/10000000

 魔法属性:火水土風光闇

 スキル:創造(クリエイト) 武神 忍術 隠蔽 超再生 言語理解 解析 

 状態異常無効 etc



 うん、ちょっと待とうかなんだよこれ!!

 勇者じゃないのはまあいいとして、なんだよ人族?ってたしかに他の人とは違うってわかるけど人間だからね!

 それにスキルいろいろあるしどれがもらった能力なのかがわからん。


「ありました」

「あったわ」

「あったぜ」

「うん、あるね」


 どうやら部長たちは無事に勇者だったらしい周りがおお!とか言ってる。


「あの、俺称号のところに勇者がないんですけど……」

 俺が手をあげながらそう言うと空気がかたまった。

「そ、それは本当なのか?」

 王様が困惑しながら聞いてくる。

「はい、称号のところには一般人となっています」

(笑)ついてるけどな!!


 俺がそう答えると気まずい雰囲気になった。

 視線が痛い、すごい見られてるよ。

「そ、そうなのかではオウサカ殿以外の4人が勇者ということか」

 王様がそう言うと気まずい空気がいっぺんして貴族っぽい人達が勇者が4人もって喜びだした。


 王女様がイケメン君に向かって「お願いします、勇者様」といって。

 イケメン君が「任せてください、あなたのことは僕が守ります。」って言ったら王女様が顔を真っ赤にしていた。

 王女様がイケメン君に攻略されたな。


 王様が静粛にと言うと一瞬にして周りが静かになった。

「では勇者殿たちは、明日から戦い方や魔法などの訓練を行うので今日のところは部屋を用意したので、明日に備えてゆっくりと休んでほしい。それでは解散」


 こうして王様との面会は終わった。

ステータスに魔法属性追加しました。

スキルはまだいじると思います!

見切り発車だからしかたないね。

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