プロローグ3
今回でプロローグは最後です。
次回からのサブタイトルどうしよう(´∇`;)アハハッ
中に入ると部長たちがこたつに入ってお茶を飲んでいた。
くつろぎすぎだろ。
「それじゃ、君たちはどうするんだい?」
「はい、異世界に行かせてもらいます」
「地獄になんて、行きたくねえしな」
「行くしかないものね」
「この状況だとしょうがないよね」
どうやら部長たちも行くらしい、まあこの状況だったら当然だよな。生きて異世界で勇者か地獄に行くって言われたら、迷わず異世界で勇者だな。
「そっかそれはよかった、じゃあそろそろ行ってもらおうかな」
えっ俺もお茶飲みたいのに、みかんまでしっかりあるし。
「じゃあ、外に出ようか。」
そういい神様が出て、部長たちも行ってしまったのでお茶とみかんは名残惜しいけど続いて部屋を出た。
部屋を出たところでイケメン君が
「今から行く異世界に魔法はあるんですか?」
「魔法もスキルとかいろいろあるよ、君たちでいうファンタジー世界だね」
テンプレだな、やっぱり魔物とか種族がいろいろあるのかな?楽しみだな!!
「じゃ、そろそろ行こうか」
神様がそう言って、パンッと手を叩くと。
魔法陣が出現した。
「よし、じゃあこの魔法陣の中に入って」
「わかりました。」
イケメン君が一番に入り後に残りの部長たちがはいっていったので、続いて入ろうとしたら神様に俺にだけに聞こえる大きさの声で「またね」って言われたのに驚いて神様を見たがニコニコ笑って手を振っていた。
異世界行くのにまた会うのか?
「じゃあ、新しい世界でよき人生を」
神様がそう言うと魔法陣が光だし意識が暗転した。
「どうやら無事に送れたみたいだね」
白い空間には神様ともう誰も乗っていない魔法陣と扉だけが残っていた。
そこに突然、頭の上にリングがあり背中から白い羽が生えた天使が現れた。
「お疲れ様でした。彼は気がついていたようですね」
「そうだね、暴走トラックを避けようとするなんてどんな育て方をしたんだろうね。足を動かなくしておいて正解だったね」
と神様は満足げに言っている。
「でもよかったのですか?あの種を渡してしまって」
「いいんだよ。彼には悪いことをしたと思ってるからね。彼は、本来なら暴走トラックを避けて生きていたところを私が変えちゃったんだからね」
「よろしいのですか?あなた様は最高神ですのに」
「問題ないよ、彼には地球では平和すぎるからね。それに、彼はそこらの神に匹敵するほどの力をもっているんだ」
「たしかに彼の力はすさまじいですが、さすがに神には届かないと思いますよ」
「そうだね、でも今の彼ではだよ。彼が力をつけてさらにあの種を使えば、きっと私のところまで届くはずだよ。もしそうなったら、私のだんなさんになってもらわなくちゃ」
そういいながら頬を赤く染め頬に両手を当てている神様を見て、天使はこれから起こるだろう厄介事にを想像しつつため息をついた。
次からしばらく説明などが続くと思いますが、よろしくです。
部長たちの名前どうしようorz