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15 一般人(笑)家を買う。

またもや遅れてしまってすみません。

課題を片付けるのに時間がかかっていまして。

申し訳ないですが次回も遅れてしまうかもしれません。

「おはよう、今何時くらいだ?」

「おはようございます。今は8時くらいですね」

「ならちょうどいい時間かまずは着替えて朝飯食べてくるか」

 昨日着ていた服を想像魔法で綺麗にしそれに着替え部屋を出た。

 下に降りてみると昨日みたいな賑わいはなく、客はいるが静かだった。

 昨日と同じカウンター席に座り旦那さんに朝飯を頼むとスープとパンが出てきた。

 やっぱりおいしいな、さすがオススメだな。

 朝飯を食べて女将さんに鍵を預けてギルドに向かう事にする。



 ギルドに着くとマルシアが元に戻ったからなのか、ギルドの雰囲気が普通になっていた。まだ昨日来たばっかりだけど。

 マルシアに話を聞くためにマルシアの列に並んだ。

 周りからの視線感じるけど無視だなと考えていると順番が回ってきた。

「あ、黒葉さんこんにちは。ギルドカードの変更と報酬金の受けりですか?」

「ああ、頼む」

「では、ギルドカードをお預かりしてもよろしいですか?」

「えっと、はいこれ」

 アイテムボックスからギルドカードを出してマルシアに渡した。

「え!?今どこから出しました!?」

 やばっ普通に出しちゃったよ。この世界、ファンタジー世界で魔法もあるのにアイテムボックスとかないからな。

「まあまあ気にしない」

「そ、そうですか。では、名前をどう変更しますか?」

「名前はクロで頼むよ。これからはクロって呼んでくれ、他のやつに聞かれたら厄介な事になりそうだし」

 せっかく死んだ事にしたのに生きてるのばれたら意味なくなるし。

「わかりました。では名前をクロさんに変更しますね」

 そう言いマルシアが取り出した水晶にギルドカードが吸いこめれていき水晶が光ったと思ったら、ギルドカードが出てきた。

「その水晶って登録した時のと同じなのか?」

「そうですよ、この水晶でギルドカード全般のことを行いますね。こちらが出来上がったギルドカードです。ご確認ください」

 渡されたギルドカードを見てみると確かに変更されていた。

「名前の変更されてるけどさ……なんでAランクになってるわけ?」

「昨日のクロさんが討伐した数が原因ですね。登録した日にあんな数を討伐してくる方が普通なわけないじゃないですか」

 顔は笑ってるけどこれ絶対怒ってるよ。

「そ、それは悪いと思ってるけど。もしかして怒ってる?」

「怒っていないですよ。昨日の買取作業の所為で帰れなかったからって怒ってないですよ」

「ご、ごめん。今度なにか埋め合わせするよ」

「本当ですか!!」

 マルシアはすごい勢いで身を乗り出してきた。

「本当だって。いったん落ち着こうか」

「はっ!? す、すみませんでした。」

「それで買取の金額いくらくらいになった?」

「えっとですね、白金貨62枚と金貨6枚ですね」

「そんなに高いのか?」

「量が量ですし、ゴブリンキングとクイーンがAランクの魔物だけあって高くなってます。こちらがお金になっていますのでご確認ください」

 そう言って白金貨が大量に詰まった袋を取り出した。

 それをアイテムボックスにしまって確認しようと思ったが止めて解析で枚数の確認をした。

「ちょうどあるね、ありがとう。それでこの辺で家を買えるところってあるかな?」

「今どうやって確認したんですか? いや、クロさんのことでいちいち驚いてたら身が持たないですよね、諦めます。家ですか? それでしたらギルドの2個隣の商会で購入できますよ。」

 なんかマルシアの中で俺の扱いがひどいことになってきたな。たしかに、やってることがおかしい事は理解してるけども。

「そっか、ありがと。今日はそっちに行って来るよ」

「そうですか、またお越しください」



 ギルドを出て商会に向かう事にする。

 2個隣ってことだけあってすぐに着いた。中に入ってみると中にいた店員が近づいてきた。

「いらっしゃいませ。今日は何がご入用でしょうか」

「家の購入をしたいんですが、予算は金貨6枚で、大きめの家でお願いします。」

「物件の購入ですね。少々お待ちください」

「金貨6枚で大き目の家ですと4件ご紹介することができますが」

「その中で一番安いのっていくらですか?」

 土地さえ大きければ後からどうとにでもなるからな。創造で家を創ればいいし。

「この中で一番お安いのですと金貨2枚の物件ですが、こちらは建てられてから相当たつので耐久性の不安があるのですがよろしいですか?」

「じゃあそこで頼みます」

「よろしいのですか?」

「はい、大丈夫ですよ」

「では、金貨2枚をお願いします」

 さっき貰った袋から金貨を取り出して渡した。

「ちょうどですね、では今から物件にご案内しましょうか?」

「お願いします」


 商会の店員さんに着いて行き、案内されたのは住宅街の奥の家というよりかは屋敷だった。すごいボロボロだけど。

「こちらが物件になります。それでこちらが家の鍵の束ですね、なくさないようお願いします。」

「この家大きいですね」

「こちらの物件は元は貴族のかたが住んでいた屋敷なのですよ、ですがこのボロさのせいで売れなかったんですよ」

「そうなんですか」

 どうせ建て直すから見た目はどうでもいいからな。

「それではまた何かありましたらぜひご利用くださいませ」

 そう言い店員は帰っていった。

「さて、リフォームしますか」

誤字など意見がございましたらぜひお願いします。

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