プロローグ1
初投稿です!
読みにくかったり、誤字があったりするでしょうが頑張っていきます!
「今日も部活頑張ろうと思ったのにひどいなあいつら、「今日は休んでいいよ」とか、師匠の道場でも行って体動かしてくるか」
せっかく新しい練習メニュー考えてきたのになー
「じゃあまずは、一回帰るか」
ちゃんとあいつら練習してるのかな?
坂を下ってすぐの交差点で見覚えのある黒髪ポニーテルの学生を見つけた。
部長も今日帰らされたのか、周りにいるのは友達かな?
部長の周りにいるのは確か同じクラスのやつらだが名前は知らんなリア充イケメン君とそのイケメン君にほれてるけど、まったく気がついてもらえない残念なやつとヤンキーみたいな金髪君か。
楽しそうに話してるから話しかけるのはやめておくか。
そう思い学生は部長たちの少し後ろを歩いていた。
すると車側信号はの赤信号のはずなのに横のほうからトラックのエンジン音が近づいてきた。
学生はおかしく思い横を向いたがトラックはすでに学生達の目の前までに迫っていた。
「え?」
学生はとっさによけようとしたが足が固まって動かなかった。
「なっ!?」
そうして暴走トラックは学生達を轢きそのまま壁にぶつかった。
この事故で調査していた警察はたしかに学生がひかれたという目撃があったのだがその学生達が見つからず捜査が打ち切られたのだった。
「ん、ここは?たしかトラックが突っ込んできたはずじゃ」
気がついたら一面真っ白の空間にいた俺のほかにいるのは俺の少し前を歩いていた部長達と黒髪の美少女が笑っていた。
あれ?こんな子いたか?
どうやら部長達もこの白い空間に困惑しているようだ。
「どこなんだここは?」
「おい、これどういうことなんだよ」
「ねえ、ここどこなのよ」
「私達はたしかトラックにひかれたはずなのに……」
うんとりあえずさっきから俺達を見てるこの美少女は誰なんだろう?
「なあそこの君はいったい誰なんだ」
俺が指を刺しながら聞いてみると。
美少女が「え?私?」みたいな顔をしてる。
「そうそう君だよ」
俺が聞いている間に部長達がその美少女に気づき驚いていた。
気づいてなかったのかよ。
「私?私はね神様だよ」
「「「「は?」」」」
神?紙じゃなくて神様なの?こんな美少女が?
「見事にはもったねー、でもほんとだよ私は神様なんだよ」
腕を腰にあて神様はえっへんとやっている。
あっ貧乳がステータスの人なのか。
「あ、あの俺たちってトラックにひかれたんじゃ……」
ナイス質問イケメン君。
「そうだよ、君たちは運悪く居眠り運転のトラックにひかれて息を引き取ったんだよ」
「「「「え?」」」」
は?たしかにトラックが突っ込んできたところまでは覚えているんだがまさか死んだとは。
「う、うそ?私たちしんじゃったの?」
「うん、トラックにひかれてぽっくりと」
軽く言うなーこの神様こっちはけっこうなショックなのに。
「で、どうして俺たちが神様に呼ばれたんだ?普通死んだら地獄や天国に行くものじゃないのか
この状況ならだいたいの予想はつくんだよなやっぱりあれだよなお決まりのあれだよな
「おおいい質問だね黒葉君、君たちは私が呼んだんだちょっとお願いがあってね」
お?くるかくるかお決まりのパターンなのか?
「お、お願いですか?」
「そう、お願い君たち異世界に転生してみない?」
「「「「はぁ?」」」」
「よっしゃぁぁぁぁ!!」
やべっ思わずガッツポーズしながら叫んじゃった恥ずかしい。
「おお、いい反応だね。一人おかしいけどまあいっか、何もただでってことじゃないよちゃんと特典もあるんだよ」
「その特典というのは?」
「特典というのはねなんと君たちには勇者になれるというのと勇者という称号に見合った能力を与えるというものだよ」
来たぁぁぁぁぁチートっすかチートなんすか。
いやでも勇者はやりたくないないろんなところ旅したいし。
「いきなり異世界で勇者やれっていわれても・・」
おいイケメン君異世界だぞ?チート勇者だぞ?
「そっかーでも君たちがこの話を断るなら地獄にいってもらうしかないねー」
「な、なんで地獄なのよ、天国じゃないの?」
「だって親より先死ぬって一番の罪じゃん」
「俺親いないんだけどその辺どうなんですか」
一応里親いるけど血のつながった親は俺を施設に捨てた直後に事故で死んだ……らしい。
院長に聞いたからよくわからないけど。
「逢坂君そうだったのか」
おい、リア充君なんで俺のことを知っているんだクラスは一緒だけれども俺はお前を知らんぞこのイケメンめ!
「ああ黒葉君は……まあいろいろあるんだよ、それで他の子たちどうするんだい、異世界で勇者やるか地獄に行くかどっちがいい?」
なんか俺だけひどくね!?
なんだよいろいろって。
「ちょっと相談させてもらってもいいですか」
「いいよ、大事な事だからねゆっくり考えてもらってもいいよ。ちょっと待ってねーほいっと」
神様が指をパチンと鳴らすと何もなかった空間に扉が現れた。
「こっちの部屋でゆっくり話し合っていいよ、後悔のない答えをだしてね」
イケメン君を先頭に部屋のなかに入っていった。
俺も行ったほうがいいよな、知り合いじゃないけどあっちは知ってるみたいだからいいかな?
「黒葉君ちょっといいかな」
一緒に入っていこうとしたら神様に呼び止められた。
「はい?なんですか?」
神様が無言で扉を指差していたので扉を閉めておいた。
「ちょっと君に話があってね」
なんだろう?




