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夢にまで 見た光景を 作り出す



 「……いやいや、すまなかったねぇみなさん。ご迷惑をおかけしました」

ペコリとお辞儀をする。俺の人生で最も衝撃的だったと言える事実をどう受け入れるか苦心した結果、どうにか『これからもたくさんチャンスはあるじゃないか』ってことで自分を納得させることに成功した。こうなった以上そんなチャンスが本当にあるかどうかはわからないけど。

 「……ねぇ、翔ちゃん」

 「うん?」

 「晃くん……ううん、もう普通に呼んでいいんだよね。晃ちゃんのことはもう大丈夫なの?」

どこか不安な様子で声をかけてきた日向の言葉は微妙な言い回しでわかりにくい。

 「大丈夫ってどういうこと?」

 「え?いやだから晃ちゃんが本当は女の子だったってことを、もう受け入れられたのかなって思ったの」

 なんだ、そんなことか。

 「まあね。もともと女だったら良かったのにって思ってたってのもあるし、何より俺は最初晃をオカマってことで受け入れたんだぞ?だったらちゃんと女の子だったって事のほうがまだ受け入れられるし、何よりそっちの方が嬉しい」

 あ、ヤバイ。思わず本音が二個くらい出てしまった。どうやら俺も案外まだ冷静じゃないみたいだ。だがしかしそれほど興奮状態と言うわけでもない。つまり『冷静と情熱のあいだ』というわけか。

日向は俺を一睨みすると、『じゃあもう一つ』と今度はまた別の感情の不安さで続けた。

 「……わたし達には何にもないの?」

 「はぁ?何で俺がお前らにプレゼントしなきゃいけないんだよ」

 「そうゆうことじゃないよ!」

 あぁんもう何が言いたいのかさっぱりわからん!……なんだよ秋月、お前も似たような顔をして。

 「……その、私達が晃さんが女の子だと言うことを前から知っていたということは、もう翔さんも気付いていますよね」

 「ああ。けどそれがどうしたの?」

 「いえ…その…隠し事をしていた私達に何か…罰でもあるのではないか、と…」


 あぁあぁ!そうゆうことか!てか『罰』っておい。一体俺をなんだと思っているのだろうか。

シュンとしている日向、秋月と、その横で申し訳なさそうにしている晃。なんかみんな保護欲をかきたてられていい感じだ。荒んだ心が潤される。



 ……ふむ、ここで『なんにもないよ』って答えるのはまあ本心だし、そうしたほうがいいかもしれん。

 しかぁし!!今なら何でもお願いを聞いてくれそうな気がする!!

 こんなチャンスをみすみす見逃す手は無い!!さっきそう誓ったんだ!!まさかこんなにすぐ訪れるとはなウハハハハ!!

 「そうだな。俺は深ぁぁぁーーーーく傷ついた」

ビクッとする小動物達。別に晃に言ったつもりは無いんだけど……まあいいや。この際巻き込んでしまおう。

 「そこでこの傷を癒すために一つ、お願いを聞いてもらいたい」

 「お願い…ですか?」

そうだ、と大きく頷く。

 「なぁに、そう難しいことではないさ。いつもやってる罰ゲームみたいなもんだからな」

それを聞いて今度は身体をビク“リ”と震わせる小動物達。俺の声色と『罰ゲーム』という言葉で俺が本気で怒っているわけではないのは理解しただろうが、それでもこれから怒ることを想像するとやはり身体が勝手に震えてしまうらしい。


――――――『罰ゲーム』。そう、それは俺達が何かにつけて使う言葉だ。例えばそれはトランプやUNOの勝敗であったり、テストの順位だったり、5文字以上10秒以内しりとりだったりするが、たいていはビリだったやつが1位のヤツの言うことを何でも聞くと言うものだ。

軽ければ『ジュースを買って来い』、『弁当のおかずをよこせ』程度、でも重ければもっと大変なことになるのである。

 「もっと気楽になんなよ。今回はそこまで重くないからさ」

その言葉で少し安心したのか、三人はほっと息をつく。

 「えっとそれで…いったい何を…?」

それでもやっぱり不安そうな秋月の質問に俺は満面の笑みで答えた。

 「衣服の交換だ!!!」

と。










 「………と、いうわけだ」

 「「「ええぇぇぇーーーーー!!」」」

俺が罰ゲームの詳細を伝え、更にどのように交換するかを言うとこれまた大きな声があがった。

 「いや、何もそこまで叫ばなくてもよくない?」

 「叫ぶよ!そんなの絶対恥ずかしいじゃん!!」

 「どこがだよ。別に素っ裸にするわけじゃないだろ?」

 「そういえばなんでボクまで罰ゲームをしなくちゃいけないの!?」

 「そんなもん成り行きに決まってんだろうが!それでもお前だけ少し軽くしてやったんだから甘んじて受けろ!!」

 「本当は別に傷ついてなんかいないでしょう!?嘘をつかないでください!!」

 「嘘じゃなぁぁぁーーい!!俺の壊れやすいガラスのハートはもうブロークンなんだよ!!」

 「翔ちゃんの心は超強化ガラスだから簡単には壊れないの!!それに絶対翔ちゃんエッチな目で見るでしょ!!」

 「―――ふっ。何を言っているのやら…」

 ……いつもの俺ならこんなこと言われれば、たとえ本当にそうだとしても『そんなことはない!』と否定する。

 しかぁし!!そんなことはもうやめた!!俺も自分を偽らないことにしたんだ!!別に嫌われてもいいもん………いや、やっぱりそれは嫌だけどさ、今なら大丈夫なはず!!世の中ノリとテンションだ!!


 「そんなもん…当たり前だろうが!!!!」

 「「「----っっ!!!??」」」


俺の気迫におされたのか、三人が静かになる。

 「男1女3のこの状況で、しかもその女は最高クラスなんだぞ!?そうゆう目になるのは男の性だ!!!」

そういいながら俺は空を見上げて力強く主張する。これはもう世の中の全ての男に共通する願望だ。いや、特殊な性癖のヤツはそうでもないのか。


 「「「……………」」」


 ………ん?反応がないな。またギャーギャー言ってくると思ったのに。

 「どうしたみんな。なんか面白いもんでもあったのか?」

 「い、いいいいやなんでもないよ!!そ、そそれじゃあ着替えてくる!!」

日向がそう口にするや否や三人ともピューと走っていく。うん、どうやら俺達は高くジャンプできるだけじゃなく予想通り速く走れるみたいだ。これでまた一つ俺達の特殊能力が証明された。

そう思いながらぼんやりと三人の後姿を見ていると晃が振り返り、

 「あっちむいてろぉぉーーーー」

と叫んできた。

まあ、いくらさっきエロをオープンにしたとしても流石に堂々と見る度胸は無いので渋々後ろを向く。

すると自然に目の前に俺が作ったと思われるクレーターが目に入り、考える。

 ふむ、つまり力も強くなったってことか。もうなんでもありだな。

そう思うとなんとなく考え事をするのがバカらしくなり、空を見つめてボーっとすることにした。じゃないとまた『振り返っちゃおうか』と考えてしまいそうだったからね。



 あ、鳥だ。



 お、あの雲なんか犬っぽい。



 ソフトクリームが食べたい。



 「あぁ~……ソフトクリームの雲がウンコにぃ……」

 「し、翔ちゃぁん。着替えたよぉ」

ボーっとしている間に三人とも着替え終わり、なおかつ俺の後ろにまで来ていたらしい。たったの三文にどれほどの時間をかけたんだろう俺は。

俺は目の前に現れる三人の姿を瞼に焼き付ける準備をしつつゆっくりと後ろを振り返る。

そしてその先には、


秋月の体操着を着た日向と、

日向の制服を着た秋月と、

秋月の制服を着た晃が

恥ずかしそうに立っていた。





詳細を説明しておこう。

俺は日向に自分の黄色の体操着ではなく、秋月の水色の服を着るように命じた。理由?そんなの簡単だ。

日向は自分の胸の大きさが規格外な事を当然自覚している。だから普通服を着る時はその凶器が目立つような服、つまりTシャツのような服ではなくゆったりとしたものを選ぶ傾向がある。私服なんかだとそれがよくわかるね。

そしてそういった服をどうしても着ることが出来ない時、つまり体育の時なんかは仕方なくTシャツを着ているが、それでもやはり少し大きめの物を着用しているみたいだ。


でも実はそれだけでもかなりの破壊力なんだよな。さっきその威力を再確認したから良くわかる。


しかし、そこで秋月の服を着せたらどうなるだろうか。

秋月だって十分なほどの凶器を保有している。でも日向ほど目立つものではなくあくまで平均より結構上ってだけであり、つまり秋月の服は日向の服よりも幾分サイズが小さめだ。

そしてそんな自分に合わない服を着ている日向は。

胸のせいで、いや、胸のおかげで服が持ち上がったことで時々シャツとズボンの間に肌が見え、

しかもその胸を隠すために両手を胸の前に持って来てはいるが、

ぶっちゃけそんなことをしているから胸が押さえつけられたことでより一層存在感が増していて、

俺は感動で涙が溢れそうになった。




俺は秋月に自分の制服を脱いで日向の制服を着るように命じた。理由?そんなの簡単だ。

なぜなら制服は、さっきの体操着の話とはまるっきり反対なだけだからだ。

確かに日向の制服の上、つまりブレザーなんだけど、それは先ほどの体操着の件と同じ理由で大きく作られているようだった。スラッとしている秋月がそれを着る分には何ら問題ないし、『ブカブカの服を着ている』という状況に持っていくには少し小さすぎる。諺的には『おびに短したすきに長し』だ。


けどそんなことはどうでもいい。俺にとって大切なのは制服の下、つまりスカートだ。


なんども繰り返し言うが日向は小さい(一部を除いて)。胸が大きいのも太っているからではなく、単に神様からの贈り物なんだろう。

ってことは要するに日向のスカートは上と違って大きくする必要がないわけだ。

じゃあその普通よりも小さい人が着用しているスカートを、普通の人が着用したらどうなるのだろうか。


当然―――――短い。


そしてそんな服を着ている常人よりも足が長い秋月は、その表情は予想通り羞恥心で心底赤くなっている。

上半身はほぼ変わらない。精々ブレザーが少し大きいだけだ。

そして下半身。

本来であれば膝が見える程度の長さであるはずの秋月のスカートは、

自分のものではない短いスカートを履いているため、

いつもはさほど見られない秋月の白く綺麗な足が露になっており、

それを隠そうとしているため前かがみになっていて、

前面のスカートを無理矢理伸ばそうとしているということは、

俺がこちら側にいることが本当に本当に残念だけど、

もし後ろから秋月の姿を見ることが出来たらと思うと、

俺は感動で涙が溢れそうになった。っていうか溢れてるかもしれない。




俺は晃に秋月の制服を着るように命じた。

晃にも言ったとおり、もともとこの罰ゲームは日向と秋月のためのものだったので、晃にはそれほど恥ずかしい格好はさせなかった。

でもそれでも晃自身はそうは思っていないのか、他二人ほどではなくとも顔が赤くなっている。

以前にも晃には女装をさせたことがあるためさほど新鮮味があるわけではないが、やはり目の前の【北条晃】という人間が正式に女だったということ知る前と後では感慨深さが違った。

こうしてみると晃は本当に女の子だったんだなと痛感する。

横にいる二人の美少女にも劣らない容姿だし、雰囲気も女の子のソレだ。

胸は……正直そこまであるようには見えないけど、それはそれでいいと思う。何も俺は巨乳フェチというわけではないのだから。

秋月の少し長めのスカートを履いているため足はそれほど見ることが出来ないが、それでもその簡単に折れてしまいそうなほどの細さや傷なんてありそうに無い肌も、男のものとは全く違う。今まであいつはどんな時も長ズボンを履いていたから見るのは初めてだった。それに靴下も男物だったからさ。


――――あぁ、身近に、本当に身近に、こんな可愛い子がいたのか。


俺は感動で涙が溢れそうになった。もういいや、溢れろ!!




 「お前ら超グッジョブ……いやむしろゴッドジョブ……神の所業……」

俺は感動で声を震わせ、ナイスガイポーズをしながらそう言った。この時ばかりは視界を塞いでしまうという愚を犯して左手で両目を覆い、もし流れてしまってもバレないように下を向いてしまったのだが、そんな俺を責める事は何人たりとも出来やしない。

 「うぅ~すっごく恥ずかしいよぉ~」

 「……私もです」

 「……まさか翔がここまでぶっちゃけるとは思わなかったよ」

 「晃ちゃんはまだいいじゃん!普通の服なんだからさ!」

 「ボクだって十分恥ずかしいんだよ!今まで翔の前ではずっと男の子の格好してたんだから!」

 「それでも私達に比べれば大した事ないでしょう!?それに、元はと言えば私達がこんな格好をする羽目になったのも晃さんのせいじゃないですか!」

 「なっ!それを今言うかな!?ボクだって好きで黙ってたわけじゃないの知ってるでしょ!?」

 「それとこれとは関係ないよーだ!!わたし達の分まで晃ちゃんが罰ゲームをやればよかったんだよ!!」

 「ふんっ、なーにを言ってるんだか。楓はともかくあすかが恥ずかしいのは自業自得だよ。あぁあ!!胸が小さくて良かった!!!」

俺の目の前でギャーギャーと騒いでいる美少女三人。日向と秋月は既に色んな場所を隠すことを忘れて言い争っている。

多分このまま3時間は見続けていられるだろうが、そろそろ空も暗くなってきているし、さっさと町に行かないと野宿する羽目になってしまう。

俺としては美少女三人と野宿とか最高にハッピー。でもあいつらのことを考えると流石にそれを現実にするわけには行かないので取り合えず声をかけることにする。

 「おーいお前r―――」

 「何っっ!!」「何さっっ!!」「何ですかっっ!!」


 うおぉぉ…………超怖い。けど僕は負けないよ!


 「水を差すようで悪いんだけどそろそろ歩き始めないと不味いぞ。日が落ちそうだ」

三人はハッと気付き、徐々に日が傾き始めている空を見上げ、それから渋々と静かになった。だがその目は自分以外の二人に注がれ、まさに『三すくみ』を体現している。

 「よし、じゃあまた後ろを向いてるからさっさと着替えてくれ。そしたら出発だからさ」

 「「「………え?」」」

 ん?何その反応。

 「…もう着替えていいんですか?」

 「なんだお前ら、着替えたくないの?」

 「そうじゃないんだけど…もしかしたら町に行ってもこのままなのかなって思ってたから」

秋月の言葉を引き継いで日向がそう言うと、秋月も晃もコクコクと首を振っていた。

 「町の中にその格好で行かせるわけ無いだろが。このまま行ったとしても直前で着替えさせるっての」

 「どうして?」

心底不思議そうな顔をしている三人を代表して晃が俺に尋ねる。ってかホントにこいつらは俺のことを一体なんだと思っているんだろう。

 「そんなの決まってるだろ?あっちに行ったら男がいるじゃないか。そんなもったいないことが出来るか!いや、出来るわけが無い!」

グッと拳を握りつつ反語表現を用いて強調する。そう、こんな恥ずかしい格好をしている三人を他の男に見せたくなんて無いんだ!

 ま、それはこの世界に男女の区別があれば、の話なのだけれど。


 「…ふ、ふ~ん」 「…そ、そうですか」 「…へ、へぇ~」


 ん?なんだか微妙な反応。

 まさか…独占欲が気持ち悪いと取られちゃった!?

 ………だって…仕方ないじゃないか!!確かにこいつらは俺の彼女でも何でもないけど………でも夢を見たっていいじゃないか!!

取り敢えず心の中だけで未成年の主張をおさえ、軽く咳払いをして事態の収拾を図ることにする。

 「ほら、何でもいいからさっさと着がえて…「あの!!」」

 うお!ビックリした!急に叫ぶなっての!

 「な、何だよ秋月。腹が頭痛?」

 「その…翔さんがどうしてもと言うのなら…」

 ……クッ!!俺の渾身のボケはスルーか!!

 「えと…町まで!…でしたら…別にこの格好でも…」



                ――――――え?



 「……マジで?」

 「ですから…翔さんがどうしてもと…「どうしてもだ!!!」」


―――ヤバイ、まさかの奇跡が起きた。


どうして秋月がその気になったのかはわからない。けどそんなことはもう今の俺にとっては蚊の屍骸ほどの価値もない。

 これはまさか………『天使の施し』か?『天使の施し』なのか!?

もしそうなら俺は手札を2枚―――この場合は二人?―――諦めなきゃいけないんだけど……秋月だけでもそう言ってくれるんならそれでいいよね!!

 「……秋月」

そう言いながら秋月を正面から見据え両手を肩に乗せる。

 「は、はい」

 「………お前は俺の………天使だ」

 「―――!?」

 「さぁ行こう!!一緒に楽園(町)へ!!」

もう俺自身テンションあがりすぎて何を言ってるのか自分でもさっぱりわからんけどもうこの際関係ないよなキャッホォォォーーイ!!!


俺が秋月と肩を組んで(そんなことしたら短いスカートを履かせた意味が無いのに)町に向かって歩き出そうとした、

 「「待って!!」」

と、背後から二人の声が聞こえた。

 「……なんですか?」

秋月の不機嫌そうな言葉に続いて俺が『何だいベイビー達?』と爽やかに決めようとする前に日向と晃がおっしゃった。

 「わ、わたしもこのままでいいよ!!」

 「ボ、ボクもだよ!!」



                  ――――――え?



 「……マジで?」

コクリと、首を動かす二人。


―――ヤバイ、まさかの奇跡2連発。


例によって例のごとくどうして日向と晃もその気になったのかはわからない。けど理由なんてもう今の俺にとっては他人の鼻水ほどの価値も無い。

 これはまさか………『死者蘇生』か?『死者蘇生』なのか!?

これはとっくの昔に禁止カードになっているはずなんだけど………もうなんでもいっか!!

 「……日向……晃」

そう言いながら二人を正面から見据え、右手を晃の左肩に、左手の日向の右肩に乗せる。

 「な、なにかな?」 「う、うん」

 「………一緒に………生きよう」

 「「―――!?」」

 「さぁ行こうみんな!!楽園(町)で平和に暮らそうじゃないか!!!!」

もうさっきから自分が何言ってんのか全くわからん。酒に酔ったみたいにハイになっている俺を冷静に見つめる俺が心の中に居る気がしないでもないかもしれない。

『ワッハッハッハ!!』と笑いながらポワーンとした3人の女の子を連れている俺は傍から見たら相当ヤバイんだろうけど今の俺には関係ないんだぜイヤッホォォォーーーーーーイ!!!


俺達はみんなで肩を組んで楽園を目指して歩き始めた。







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